カーテンのしわを伸ばす方法とは? 洗濯のコツやしわがつきにくいカーテンをご紹介!

カーテンにしわがついてしまった場合、どのようにしわを伸ばしていいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
また、カーテンを洗濯する機会が少なく、どのように洗ったり、干したりすればいいのかわからない方もいるかもしれません。
本記事ではカーテンのしわを伸ばす方法や洗濯・干し方のコツを解説します。
また、しわがつきにくいカーテンも紹介するので、参考にしてください。
目次
カーテンのしわを伸ばす5つの方法
カーテンにしわがついてしまった場合に伸ばす方法を紹介します。
カーテンのしわを伸ばす方法は、次のとおりです。
- カーテンレールに下げる
- カーテンを束ねる
- カーテンに霧吹きをかける
- カーテンを水につける
- スチームアイロンをかける
1.カーテンレールに下げる
カーテンレールに下げることで、カーテンのしわを伸ばせます。
カーテンを下げることで、カーテンは自然の形となることに加え、カーテンの自重によってしわが伸ばされるためです。
形状記憶タイプのカーテンであれば、しわは取れやすいですが、一般的なカーテンであっても、ある程度のしわを取ることできるでしょう。
カーテンのたたみじわや洗濯後のしわなどは、気にせずカーテンレールに吊り下げて様子を見てください。
2.カーテンを束ねる
カーテンを束ねることで、カーテンのしわを伸ばすことが可能です。
カーテンのドレープにしわがついた場合は、ドレープを追ってタッセルや紐などできつめにしばることで、ドレープのしわをしっかりつけられます。
しばらくそのまま放置してから、タッセルや紐を解けばきれいなドレープを再現できるでしょう。
ただし、きつく束ねてしまうと部分に別のしわがついてしまう可能性があるため、縛りすぎには注意が必要です。
3.カーテンに霧吹きをかける
カーテンに霧吹きをかけて少し湿らせることで、カーテンのしわを伸ばせます。
カーテンレールに吊り下げたカーテンにしわがついている場合は、しわの部分に霧吹きを吹き付けるだけで、しわを簡単に伸ばせます。
また、しっかりとしわがついている場合は、カーテンの色が変わるくらい、しわ部分をしっかりと濡らすのがポイントです。
その後は湿らせた部分を乾燥させれば、しわを取り除けます。
霧吹きに使う水は水道水でも構いませんし、アロマウォーターを使えばほのかに香り付けすることも可能です。
4.カーテンを水につける
カーテンを水につけてから乾燥させることで、カーテンのプリーツをきれいに復活させられます。
カーテンのしわが取れても、カーテンのプリーツがキレイに出ない場合があります。
そのような場合は、霧吹きを使ってカーテン全体をしっかり濡らすか、大きな入れ物に水を張ってカーテンごとつけてしまいましょう。
濡らした後は軽く絞って水気を取り、ヒダ山に合わせてカーテンをたたんで紐などでしばって吊ったまま乾かします。
1日程度吊るして干しておけば、きれいなプリーツを再現できるでしょう。
ただし、カーテンを濡らすと床に水が滴るため、タオルやシートなどを使うなどの対策を講じておいてください。
5.スチームアイロンをかける
スチームアイロンを使っても、カーテンのしわを伸ばすことができます。
アイロンのスチーム機能を使うか、ハンディスチーマーを使えば、やさしくカーテンのしわを伸ばせるでしょう。
ただし、カーテンにアイロンなどを近づけすぎると、カーテンを傷める場合もあるため、10cmくらい離してスチームをあててください。
また、カーテンの下部にしわがついている場合、アイロンを直接当ててしわを伸ばせます。
ただ、アイロン板を壁に立てかけるなど工夫が必要になるため、火傷をしないよう気を付けましょう。
スチームアイロンをかける際は取り扱い絵表示を必ず確認しよう!
カーテンにスチームアイロンを使ってしわを伸ばしたい場合は、取り扱い絵表示を確認してください。
カーテンの生地の種類によっては、スチームアイロンが使えない場合や、アイロンの温度が指定されている場合があるからです。
カーテンの裏地部分に、取り扱い絵表示のラベルがついているので、しわを伸ばす前に内容をチェックして指示に従ってください。
アイロンの使い方に関しては、アイロン仕上げ処理記号で表現されています。アイロンのマークに黒丸が3つついていれば底面温度は200度、2つなら150度、1つなら110度を限度にアイロンを使用できます。
また、アイロンにバツ印がついている場合は、アイロンが使用できませんので注意しましょう。
しわができにくい洗濯のコツ
カーテンを洗濯すると汚れは落とせますが、しわがつきやすくなります。
できるだけしわがつかないような洗濯のコツを押さえて、しわを伸ばす時間を省略しましょう。
具体的には、次のポイントを意識してください。
- ほつれや破れがないか確認する
- 洗濯ラベルを確認する
- カーテンの素材に合わせて洗い方を変える
ほつれや破れがないか確認する
洗濯時には、カーテンのほつれや破れがないか確認しましょう。
ほつれや破れに気が付かないまま洗濯してしまうと、カーテンがさらにダメージを受けてしまうからです。
また、カーテンは常に吊られている状態で開け閉めするため、ほつれや破れがあっても気付きづらいでしょう。
洗濯する前には、カーテン全体にダメージがないか確認することが重要です。
洗濯ラベルを確認する
カーテンを洗濯する場合は、洗濯ラベルを確認しましょう。
カーテンの種類によっては、洗濯方法が制限されているケースがあったり、自宅では洗濯できないケースがあったりするためです。
洗濯ラベルには、次の絵表示が記載されています。
- 洗濯機での洗濯が可能
- 手洗いでの洗濯が可能
- 家庭での洗濯禁止(クリーニングでの洗濯のみ可能)
特に、家庭での洗濯禁止を記されているカーテンを、自宅で無理やり洗濯するとカーテンが大きなダメージを負う恐れがあるため、注意が必要です。
カーテンの素材に合わせて洗い方を変える
カーテンを洗濯する場合は、素材に合わせて洗い方を変えることが重要です。
例えば、綿素材や麻素材などの天然素材はしわになりやすいという特徴がある他、水洗いができないものもあります。
このような場合は、洗濯するのではなく、消臭スプレーや除菌スプレーなどを利用するといいでしょう。
また、洗濯可能な天然素材のカーテンは、中性洗剤やおしゃれ着用洗剤を利用するとダメージが抑えられる他、縮むのを防ぐために脱水は15秒程度に抑えて、乾燥機能は使わないようにしましょう。
そして、刺繍が入ったカーテンなどデリケートなカーテンは、傷めないようやさしく押し洗いすることが大切です。
さらに、カーテンをこすり洗いすると、しわや毛羽立ちの原因になることもあります。
このように、素材ごとで洗い方を変えて、カーテンがダメージを受けるのを避けましょう。
丁寧にたたんでからネットに入れて洗う
カーテンを洗濯する場合は、丁寧にたたんでから洗濯ネットに入れて洗いましょう。
ネットに入れずに洗濯機で洗うと、しわがつきやすくなるからです。
また、洗濯ネットに入れる場合は、汚れた部分が表側に来るようにたたむときれいに洗えます。
屏風のように縦長に丁寧にたたみ、その状態から洗濯ネットに入るように3つ折り程度にやさしく折りたためば、うまく洗濯できるでしょう。
しわができにくい干し方のコツ
しわができにくいように洗濯ができたら、干し方も工夫したいところです。
カーテンにしわができにくい干し方のコツは次のとおりです。
- カーテンレールを使って干す
- 物干しざおを使って干す
それぞれ詳しく解説します。
カーテンレールを使って干す
しわができないようにカーテンを干したい場合は、カーテンレールを使うのがおすすめです。
カーテンレールを使って干すことで、洗濯ピンチの跡がつかなくなる他、カーテンを設置する位置で乾かせるため、洗濯後の手間を大幅に省ける点がメリットです。
カーテンの面積は大きく、移動させるにも苦労する場合があるため、カーテンレールを使って干すことで、カーテンを楽に乾かすことができるでしょう。
物干しざおを使って干す
カーテンの素材によっては、物干しざおを使って干した方が安心なケースもあります。
カーテンは水分を含むと重くなりやすく、特にドレープカーテンの重量は相当なものになります。
このようなカーテンをカーテンレールに干してしまうと、カーテンレールそのものを痛めてしまう場合があるため注意が必要です。
生地が厚いカーテンや、裏地が付いているカーテンなどを乾かしたい場合は、カーテンレールではなく、物干しざおを使った方が安心できるでしょう。
しわがつきにくいカーテンの種類
カーテンにはさまざまな種類がありますが、中にはしわがつきにくいカーテンがあります。
次に挙げる種類のカーテンは、しわがつきにくいため、お手入れがしやすいでしょう。
- ウォッシャブル機能カーテン
- 形状記憶加工が施されたカーテン
- 素材がポリエステルのカーテン
それぞれの特徴について解説します。
ウォッシャブル機能カーテン
ウォッシャブル機能カーテンは、色落ちや色あせ、生地の傷みなどを心配することなく家庭用洗濯機での丸洗いができるカーテンのことをいいます。
汚れを見つけた場合でも簡単に洗濯できる他、何度洗濯しても縮みにくいため、気兼ねなく洗うことが可能です。
そもそも自宅で洗濯されることを想定して製造されており、今回紹介した洗濯方法や干し方を実践すれば、しわになることは少ないでしょう。
形状記憶加工が施されたカーテン
形状記憶加工が施されたカーテンも、しわがつきにくいカーテンの1つです。
形状記憶加工とは、水に濡れてもひだが取れないように加工することをいいます。具体的にはカーテンの型崩れを防止するために、熱加工を施しています。
形状記憶加工が施されたカーテンはしわがつきにくくなる他、裾が広がりにくくなるため、お手入れのしやすいカーテンを希望する方にはおすすめできるカーテンです。
素材がポリエステルのカーテン
素材がポリエステルのカーテンも、しわがつきにくいでしょう。
ポリエステルとは石油や天然ガスなどを原料にした化学合成繊維のことで、とても軽く扱いやすいという特徴があります。
日本国内のカーテン素材のメインとなっており、強度があって耐久性や耐薬品性に優れています。
また、しわになりにくく、乾きやすいため、頻繁にカーテンのお手入れがしたい方には向いているでしょう。
カーテンのしわが気になったらしわ伸ばしの方法を試してみよう
今回はカーテンのしわを伸ばすための洗濯や干し方のコツ、しわがつきにくいカーテンなどを紹介しました。
ちょっとしたコツを知っていれば、カーテンのしわを伸ばしやすくなる他、洗濯後にしわがつくのを避けられるでしょう。
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