カーテンはコインランドリーで洗える? メリットや使用時の注意点、手順を紹介!

カーテンはコインランドリーで洗える? メリットや使用時の注意点、手順を紹介!

カーテンを洗濯するタイミングが分からず、なんとなくそのまま使い続けている方はいませんか。

日常生活の中で使用しているカーテンは汚れが蓄積しやすいため、定期的に洗濯などのお手入れをする必要があります。

大きなカーテンを洗濯する際は、コインランドリーの利用がおすすめです。

手順やルールを把握すれば、コインランドリーでの洗濯はとても手軽に行えます。

本記事では、コインランドリーでカーテンを洗いたいけれど方法が分からない方に向けて、利用の手順や注意点などを解説します。

カーテンを洗濯しないとどうなる?

カーテンを洗濯せずに使うと、どのようなことが起きるのでしょうか。

カーテンには、毎日の開け閉めの際に手垢が付着しています。

また日常生活の中で、空気中の汚れやホコリも時間と共に蓄積されていきます。

しかし、見た目からは汚れ具合が分かりにくく、気づかないうちに汚れやホコリを放置してしまうことも多いでしょう。

そのため、カーテンを洗濯せずに汚れをためていると、シミになったり生地ににおいが染み付いて取れにくくなったりします。

さらに、カーテン付いた汚れを栄養源にしてカビが生えることもあります。

特に、カビが生えやすいジメジメした季節や高温多湿になる夏、窓が結露する冬には注意が必要です。

一般的なカーテンの洗濯頻度の目安として、レースカーテンは1年に2〜3回、厚手のドレープカーテンは1年に1回程度の洗濯が推奨されています。

定期的に洗濯するタイミングを忘れないように「季節の変わり目に洗濯をする」と決めておくと良いでしょう。

そもそもカーテンが汚れる原因は?

そもそもカーテンが汚れる原因は?

カーテンが汚れる原因にはさまざまな要素が関わっていますが、主な例として以下の7つが挙げられます。

  • カビ
  • ホコリ
  • 皮脂汚れ
  • 料理
  • タバコ
  • ペットのトイレ
  • 排気ガス

前述の通り、カーテンについた手垢やたまったホコリを放置すると、シミやカビの原因になります。

特に小さいお子さまがいる家庭では、お子さまがカーテンに巻き付いて遊んだり触ったりして汚れが付きやすいケースもあるので注意しましょう。

またキッチンに近い位置にあるカーテンには、料理のにおいや油汚れが付きやすくなります。

油汚れは、調理の際に加熱で気化した油がお部屋全体に広がってカーテンに染み込むことで起こります。

この油汚れが蓄積すると、掃除が困難になってしまうため早めのタイミングでの対策が効果的です。

他にも喫煙者がいる家庭では、タバコのヤニがカーテンに付着して生地が黄ばむ他、ペットがいる家庭では、トイレなどのにおいがカーテンに染み込んでしまうケースもあります。

さらに、車がよく通る大通りに面した窓のカーテンは、外気に混じった排気ガスの汚れやにおいが付着しやすくなります。

このように、カーテンの汚れの原因は、日常生活の中に多くあることを知っておきましょう。

カーテンのにおいが気になる方は以下の記事もご覧ください。

カーテンが臭いのはなぜ? 臭くなる原因と効果的な対策を徹底解説

カーテンの洗濯にコインランドリーを使うメリット

カーテンを清潔に保つためには、定期的な洗濯が不可欠です。

カーテンの洗濯にコインランドリーを利用するとどのようなメリットがあるのでしょうか。

一般的に、コインランドリーの洗濯機は家庭用よりも大きなサイズが多いです。

そのため、サイズが大きいカーテンや複数のカーテンを一度に洗濯でき、時間を短縮できるのはメリットの一つです。

またコインランドリーに多く見られるドラム式洗濯機は、一般家庭の洗濯機よりも多い水量で洗濯を行います。

そのため、洗浄力が高くカーテンがきれいに仕上がりやすいのもメリットでしょう。

コインランドリーの値段は洗濯機のサイズやコインランドリーの立地によって異なりますが、お手頃な価格のものが多いです。

気になるコインランドリーがあれば、事前に値段を調べておくと安心です。

カーテンをコインランドリーで洗濯する際の注意点

カーテンをコインランドリーで洗濯する際は、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。

ここでは、注意したいポイントを7つ解説します。

カーテンの洗濯表示を確認する

カーテンをコインランドリーに持ち込む前に、カーテンの洗濯表示をしっかりと確認しましょう。

一般的に、カーテンのタグに記載されている「洗濯機」や「洗濯桶」のマークは洗濯が可能かどうかを表しています。

タグのマークに数字が記載されている場合は、洗濯時の液温を指定しています。

指定された洗濯方法を守らないと、カーテンが縮んだりシワになったりする可能性が高くなるので注意が必要です。

また、カーテンが麻や綿などの天然素材の場合は、水洗いで洗濯するとシワになりやすいため、気になる方はクリーニングの利用をおすすめします。

カビやホコリは事前に落としておく

カーテンをコインランドリーで洗濯する前に、カビやホコリをしっかりと落としておきましょう。

カーテンに付着したカビやホコリを事前に取り除くと、洗濯の効率が上がってきれいに仕上がります。

蓄積したホコリは、カーテンをレールから取り外す前に掃除機やブラシを使って取っておくと良いでしょう。

カーテンにカビが生えている場合は、まずブラシを使ってカビを丁寧に取り除きます。

カビが生えている部分に洗剤を付けたら、裏からタオルを当て、表面をブラシで軽く叩きます。

カビが目立ちにくくなったら、最後に水で湿らせたタオルを使ってカーテンの表面を丁寧に拭き取りましょう。

カビがひどく目立ちやすい場合、カーテンの洗濯表示を確認して、漂白剤の使用が可能であれば事前に漂白するのもおすすめです。

漂白剤を使用する際は使用方法に従い、ぬるま湯に適量の漂白剤を溶かしてから1時間ほど漬け置きをすると効果的です。

洗濯用のネットを用意しておく

コインランドリーでカーテンを洗う際は、カーテンを畳んで入れられるサイズの洗濯ネットを用意しましょう。

カーテンをそのまま洗濯機に入れてしまうと、生地が傷んだりシワになったりしてしまうため、ゆとりがあるサイズの洗濯ネットに入れて洗ってください。

洗剤を注入できるコインランドリーを選ぶ

カーテンをコインランドリーで洗濯する際は、洗剤を自分で注入できるタイプのコインランドリーを選んでください。

一般的に、コインランドリーには洗剤があらかじめ入っているタイプと、自分で持ち込んで入れるタイプの2種類があります。

コインランドリーの洗剤は、家庭用洗剤よりも洗浄力が高いものが多く、カーテンの色落ちの原因になったり洗剤特有の香りが強く残ったりします。

そのため、カーテンの汚れの度合いに合った洗剤を使いたい方や無香料の洗剤を使いたい方は、洗剤を自分で注入できるコインランドリーを選ぶと安心です。

カーテンは単体で洗う

コインランドリーでカーテンを洗う際は、他の洗濯物と混ぜずに単体で洗いましょう。

前述の通り、カーテンには目に見えにくい汚れが蓄積されていることが多いです。

そのため、衣類やタオルなどと混ぜて洗うと、カーテンの汚れが移ってしまう可能性があります。

カーテンの汚れをしっかりと落としてきれいに仕上げるには、単体でしっかりと洗うようにしましょう。

乾燥機は使わない

コインランドリーでカーテンを洗い終わった後、乾燥機を使わないことも注意点の一つです。

コインランドリーにある乾燥機は70度を超える高温になるため、カーテンの生地が縮んだり風合いが変わってしまったりする原因になります。

特に、UVカットや遮熱・保温・遮光機能などが付いているカーテンは、機能が落ちてしまうケースもあるので注意しましょう。

洗濯後は放置しない

コインランドリーでカーテンを洗濯し終わったら、放置しないことも大切です。

ぬれたままのカーテンを洗濯機の中に放置すると、シワが付きやすくなり雑菌が繁殖する可能性が高くなります。

カーテンの洗濯が終わったら、なるべく早く取り出して干しましょう。

カーテンをコインランドリーで洗濯する手順

カーテンをコインランドリーで洗濯する手順

カーテンをコインランドリーで洗濯する際は、正しい手順を知っておくことが大切です。

ここでは、具体的な洗濯の手順を説明します。

カーテンのフックを全て外す

まず、コインランドリーに持っていく前にカーテンのフックを全て取り外しておきましょう。

フックを付けたまま洗濯すると、洗濯機内でフックが引っかかって生地が傷んだり、フックが折れてしまったりする原因になります。

フックが縫い付けてある場合は、フックの部分を布で包んでヒモで縛るなどの対策をしておくと安心です。

カーテンを折り畳んで洗濯用ネットに入れる

次に、カーテンを折り畳んで洗濯ネットに入れます。

カーテンを洗濯ネットに入れる際は、カーテンのプリーツに沿って畳み、縦長になったカーテンをじゃばら折りにして入れるのがポイントです。

丸めて折るよりも全体に洗剤が行き渡ってきれいに仕上がります。

脱水が終わったらすぐに取り出す

最後に、カーテンの脱水が終わったらすぐに取り出して持ち帰り、家で自然乾燥させましょう。

前述の通り、脱水後になるべく早く乾燥させることでカーテンの雑菌の繁殖を抑え、シワを防いできれいな仕上がりになります。

厚手のカーテンやドレープが多いカーテンは布地が多い分水分を含んで重くなるため、洗濯カゴやバスケットなどを用意して持ち帰りやすいように工夫するのがおすすめです。

カーテンをコインランドリーで洗濯した後の乾かし方

コインランドリーで洗濯が終わったカーテンを家に持ち帰ったら、どのように乾かすと良いのでしょうか。

ここではぬれたカーテンを乾かす2つの方法を紹介します。

カーテンレールに吊るす方法

ぬれたカーテンを乾かす方法の一つに、カーテンレールに吊るして自然乾燥をさせる方法があります。

ぬれたカーテンから水滴が落ちることもあるため、床にタオルや新聞紙を敷いておくと安心です。

カーテンをレールに吊るすと生地の重みで自然にシワが伸びますが、手でシワを伸ばしながら吊るすと、よりきれいに仕上がります。

また部屋干しをすると湿気が充満しやすくなるので、窓を開けて風通しを良くしておくことも大切です。

風通しの良い晴れた日にカーテンを洗濯すると、乾燥時間も短くなるのでおすすめです。

物干し竿に干す方法

ぬれたカーテンを物干し竿に干すのも良い方法の一つです。

厚手のカーテンやドレープが多めのカーテンなどは水にぬれると重くなるので、カーテンレールに吊るすと負担がかかってしまいます。

そのため、物干し竿を2本使用して、カーテンがM字型になるように重さを分散して干すのがおすすめです。

カーテンの色落ちを防ぐためにも、直射日光を避けて風通しの良い日陰で干しましょう。

オーダーカーテン通販【aiika】でおすすめの洗濯機OKなカーテン3選

最後に、オーダーカーテン通販【aiika】がおすすめする洗濯機洗いOKなカーテンを3つ紹介します。

それぞれの特徴を比較して、お気に入りのカーテンを見つけましょう。

ナチュラルな質感と色合いを持つ杢調生地のオーダー防炎遮光カーテン「ブリュッセル」

「ブリュッセル」は、ナチュラルな質感の遮光カーテンです。

ポリエステル素材でありながら、ざっくりと織られた麻生地のような自然な風合いを持っており、どのようなお部屋にもマッチしやすいのが特徴です。

防炎性にも優れており、キッチンなど火を扱う場所の近くでも安心して使用できます。

汚れが気になれば洗濯機で丸洗いできて清潔に保てるので、お部屋のアクセントとして気軽に取り入れたい方におすすめです。

エアコン効率アップ! 無地の防炎 省エネミラーレースカーテン

エアコンなどの冷暖房効率をアップさせる機能性カーテンです。

このカーテンを使用すると、夏は太陽を反射する素材がお部屋を涼しく保ち、冬には太陽光を吸収した生地が赤外線を放出して暖かさを保ってくれます。

UVカット機能や遮熱・断熱、防炎機能も優れている、多機能なレースカーテンです。

こちらも洗濯機で丸洗いができるので、いつでも清潔に保つことができます。

カーテンに遮光をプラス! 取り付け簡単な後付け 防炎遮光裏地「クローク」

防炎遮光裏地「クローク」は、通常のカーテンに後付けで遮光機能を追加できる画期的なアイテムです。

お気に入りのデザインのカーテンがあるけれど遮光性に欠けている場合や、お手持ちの遮光カーテンの遮光性をさらに上げたい場合に後付けでき、太陽光や紫外線を遮ってくれます。

クロークは優れた遮熱・断熱・防炎効果も持ち合わせています。

また洗濯機で気軽に水洗いができるため、裏地だけを取り外して洗濯できるのも特徴です。

カーテンはコインランドリーで洗濯すれば効率的!

カーテンには日常生活の中で見えない汚れが蓄積していくため、定期的なお手入れが必要です。

水洗い可能な洗濯表示が付いているカーテンは、コインランドリーに持ち込んで洗濯をすれば美しい状態を保ちやすくなります。

コインランドリーでカーテンを洗濯する際はカーテンの洗濯表示に従い、洗濯ネットに入れて単体で洗いましょう。

また洗濯後は放置せず、すぐに持ち帰って適切な方法で干すことも大切です。

オーダーカーテン通販【aiika】では、洗濯機で水洗いが可能なカーテンを多く取りそろえています。

実際の生地や質感が気になる方は、生地のサンプルをオーダーいただくことも可能です。

お気に入りのカーテンを見つけたら、季節の変わり目などにしっかりとお手入れをして長くご愛用ください。

 

aiika編集部

aiika(アイカ)は、お好みの生地とサイズ、縫製スタイルを選ぶだけで、お手頃価格のカーテンが簡単にオーダーできるカーテン通販専門店です。
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