バーチカルブラインドのデメリットとは? メリットや購入前に確認することもご紹介

バーチカルブラインドのデメリットとは? メリットや購入前に確認することもご紹介

カーテンの代わりに設置すると一気に部屋がスタイリッシュになると人気なのが、バーチカルブラインドです。

おしゃれで開放感のある空間作りができる優れものですが、バーチカルブラインドを実際に設置して「うちには合わなかった」と後悔する方もいます。

バーチカルブラインドにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。

本記事ではバーチカルブラインドの設置を検討している方のために、バーチカルブラインドのデメリットやメリット、購入する前に確認すべきことをまとめました。

バーチカルブラインドにはカーテンとは異なる特徴もあるため、購入する際はしっかりメリット・デメリットを理解しておくことが大切です。

購入を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

バーチカルブラインドのデメリット

バーチカルブラインドは、実際に設置してみないと分からないデメリットがあります。

まずどのようなデメリットがあるのか見ていきましょう。

隙間が空きやすい

隙間が空きやすいことは、バーチカルブラインドのデメリットの一つです。

バーチカルブラインドは縦型のブラインドで、縦長のルーバー(羽)で構成されています。

横型のブラインドと同じようにルーバーの角度を調節できますが、角度によっては隙間ができてしまうので、目隠しが十分にできないことがあります。

そのため、プライバシーをしっかり守りたい場合や、道路に面した部屋には向いていないでしょう。

また隙間ができやすい構造上、カーテンのような遮光性や遮熱性がないのもデメリットです。

ルーバー(羽)の音が大きい

ルーバー(羽)の音の大きさも、バーチカルブラインドのデメリットです。

バーチカルブラインドの開閉時や風があるときに窓を開けた際、ルーバーが揺れてぶつかり合ったり窓に当たったりして、パタパタ・カタカタと大きな音を立ててしまうことがあります。

エアコンの設置場所によっては、エアコンの風で音が出てしまうこともあるでしょう。

見た目には洗練された空間になっても、音が耳障りになってしまってリラックスできないという方も少なくありません。

特に風通しが良い部屋や頻繁に窓を開閉する部屋に設置したいと考えている方や、音に敏感な方はしっかりと検討した方が良いでしょう。

子どもやペットがいる部屋には向かない

小さなお子さまやペットがいる部屋に向かないことも、バーチカルブラインドのデメリットです。

おしゃれなバーチカルブラインドですが、開閉に使用するコードやルーバー同士をつなぐチェーンなどが原因で、お子さまやペットが遊んでいるうちにけがをしてしまう恐れがあります。

お子さまやペットがいる場合でバーチカルブラインドを検討しているのなら、バトンを操作して開閉するタイプやチェーンが付いていないタイプを選ぶと良いでしょう。

またお子さまやペットがいる場合、おもちゃ代わりにされてしまって壊れたり汚れたりすることもあります。

バーチカルブラインドに限りませんが、コストや耐久性を考えるのであれば、他のものを検討しても良いかもしれません。

開閉方法を間違えると使い勝手が悪くなる

開閉方法を間違えてしまうと、使い勝手が悪くなることもバーチカルブラインドのデメリットです。

基本的にバーチカルブラインドの開閉方法(片開き・両開き)や、片開きの場合の寄せる方向、操作に使用するコードやバトンの取り付け位置などは、ご自身でアレンジすることが可能です。

自由に選択できるのはメリットですが、ご自宅に合わない開閉方法などを選択してしまうと、使い勝手が悪く、後悔してしまうケースが多いです。

現時点では使い勝手が良かったとしても、バーチカルブラインドが邪魔して思うように部屋の模様替えができないこともあるでしょう。

また一般的にバーチカルブラインドは、畳み代がカーテンよりも分厚くなります。

窓にぴったりのサイズで設置すると、バーチカルブラインドを開けても窓が半分近く隠れてしまうことがあるでしょう。

コストがかかる

バーチカルブラインドのデメリットには、コストの問題もあります。

もちろんバーチカルブラインドといっても製品やサイズによって値段は異なりますが、一般的にカーテンと比べると高額になる傾向にあります。

デメリットをカバーするような高品質なものを選ぶと、価格も比例して高額になってしまうことが多いです。

業者に見積もりを依頼し、予算内に収まるかどうか確認しておきましょう。

見積もりは複数の業者に依頼するのがおすすめです。

バーチカルブラインドのメリット

バーチカルブラインドのメリット

デメリットもあるバーチカルブラインドですが、もちろんさまざまなメリットもあります。

バーチカルブラインドの5つのメリットを見ていきましょう。

スタイリッシュでおしゃれなデザインが目を引く

バーチカルブラインドのメリットは、おしゃれなデザインが目を引くことです。

バーチカルブラインドは、設置するだけで部屋の印象がガラッと変わります。

縦長ですっきりとして見え、生活感も感じさせないので、クールでモダンな空間作りができるでしょう。

また陽が入る角度にしておけば、隙間から光が真っ直ぐと差し込み、カーテンでは出せない雰囲気作りができるのもメリットです。

天井が高く部屋が広く見える

天井が高く部屋が広く見えることも、バーチカルブラインドのメリットです。

バーチカルブラインドは縦長のルーバーで構成されています。

縦のラインを強調してくれるため、実際よりも天井が高く見えるでしょう。

天井が低い部屋でも、天井から床までバーチカルブラインドを吊るせば、開放感のある空間作りができます。

開いたときも閉じたときも、カーテンに比べて圧迫感が軽減され、部屋全体も広く見えるでしょう。

大きな窓に取り付けても手間がかからない

大きな窓に取り付けても手間がかからないことも、バーチカルブラインドのメリットの一つです。

幅が広い窓の場合、横型のブラインドは開閉時に力が必要になります。

しかしカーテンのように横開きのバーチカルブラインドなら、大きな窓でも手間をかけずにスムーズな開閉が可能です。

ブラインドに比べると掃除が楽になる

バーチカルブラインドは、横型のブラインドに比べると掃除が楽になります。

縦型のルーバーで構成されているバーチカルブラインドは、どのような角度で使用していてもあまりホコリがたまりません。

横型のブラインドは構造上どうしてもホコリがたまりやすいので、定期的な掃除が必要になります。

バーチカルブラインドは水拭きや洗濯が可能なものも多いため、清潔な状態を維持しやすいでしょう。

調光が簡単にできる

調光が簡単にできることも、バーチカルブラインドのメリットです。

バーチカルブラインドはルーバーの角度を調節することで、採り込む光の量を自在に調節できます。

またマンションの高層階などで入り込みやすい水平の光も、バーチカルブラインドなら簡単に調節でき、時間帯に合った過ごしやすい明るさで生活できるでしょう。

遮光性がそれほど高くないバーチカルブラインドを選んでおけば、閉めた状態でも優しい光が取り入れられます。

バーチカルブラインドの購入前に確認すること

バーチカルブラインドの購入前に確認すること

バーチカルブラインドはメリット・デメリットがあり、設置する空間やライフスタイルによって合う・合わないもあります。

購入してから後悔しないように、これからご紹介する4つのポイントを押さえておきましょう。

設置する部屋の環境を確認する

まず設置する部屋の環境を確認しましょう。

遮光性があるバーチカルブラインドもありますが、前述したとおりバーチカルブラインドは隙間が空きやすく、カーテンほどの遮光性が期待できません。

そのため、道路に面している部屋やプライバシーをしっかり確保したい部屋、強い日差しが差し込む部屋には向いていないという面があります。

また音に敏感な方の場合は、風通しが良い部屋やエアコンの風が当たりやすい窓に設置するのも避けた方が良いでしょう。

部屋の雰囲気やインテリアを考慮する

部屋の雰囲気やインテリアを考慮することも大切です。

バーチカルブラインドは、スタイリッシュ・モダン・シンプルといった雰囲気の部屋やインテリアとマッチします。

しかしそれ以外のテイストと合わせてしまうと、チグハグな印象になってしまうかもしれません。

また一括りにバーチカルブラインドといっても使用されている素材は異なります。

部屋の雰囲気やインテリアに合うのはどういった素材で作られたバーチカルブラインドなのか、設置事例などを調べて参考にしてみると良いでしょう。

取り付ける方法を決めておく

バーチカルブラインドを購入する際は、取り付ける方法を決めておきましょう。

バーチカルブラインドの取り付け方法は、天井付けと正面付けがあります。

天井付けは、窓枠やカーテンボックスに収まるように設置する方法です。

バーチカルブラインドを開くと畳み代が窓を覆ってしまうので、窓のサイズによっては圧迫感が出てしまうかもしれません。

またカーテンボックスがある場合、ルーバーの幅によって設置が難しいケースもあります。

カーテンボックスの奥行きを確認し、問題なく取り付けられるかも確認しておきましょう。

正面付けは窓枠より幅を広く取ってバーチカルブラインドを設置する方法です。

バーチカルブラインドを開いても、畳み代が窓を覆わないように設置できます。ただしこの場合は窓枠の両サイドにゆとりが必要です。

ほしい機能を備えているか確認する

ほしい機能を備えている製品かどうかを確認することも大切です。

バーチカルブラインドの機能には、遮光・遮熱・UVカット・消臭・抗菌・制電・吸音などがあります。

設置する部屋や部屋の環境を考えて、どのような機能が必要かを考え、バーチカルブラインド選びをする際はほしい機能を備えているかを確認しましょう。

例えば日差しが強い部屋に設置したい場合は、日中の光を遮ってくれる遮光性が高いタイプがおすすめです。

バーチカルブラインドにはメリットもある! 選び方のポイントを押さえておこう

本記事ではバーチカルブラインドの設置を検討している方のために、バーチカルブラインドのデメリットやメリット、購入する前に確認すべきことをご紹介しました。

バーチカルブラインドにはメリットもデメリットもありますが、ご紹介したポイントを押さえておけば、ご自宅に合ったバーチカルブラインドを見つけられるかもしれません。

まずは設置したい部屋との相性を考えて、バーチカルブラインドが適しているかを検討してみると良いでしょう。

部屋によってバーチカルブラインドやカーテンなどを使い分けるのもおすすめです。

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aiika編集部

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