車内泊にぴったりのカーテンとは?選び方や取り付け方、注意点を解説。
車中泊を活用して気軽にキャンプや旅行をする人が増えています。車中泊を快適にするためには、カーテンが重要です。この記事では、車中泊のためのカーテンを探している人に向けて、車中泊に適したカーテンの選び方を解説します。併せてカーテンの取り付け方やカーテンを使う際の注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
車中泊で遮光は必要?
車中泊するにあたって、カーテンは非常に重要な役割を果たします。夜間は他の車のヘッドライトや街灯などの明かりが入り込むため、カーテンで遮光しなければ快適に眠れない可能性があります。
また、カーテンがあることで外からの視線を遮れるため、プライバシーの確保にもつながります。窓をしっかりカバーできるタイプなら、車内での着替えなどにも便利です。さらに、カーテンによって冷気や日差しをカットできることも利点です。車内の温度を保ちやすくなるため、快適に眠れるようになるでしょう。
車中泊にぴったりのカーテンの選び方は?
車中泊におけるカーテンの重要性が分かったところで、車中泊にぴったりなカーテンの選び方を見ていきましょう。車中泊のカーテンを選ぶ際には、「設置場所(取り付け方)」や「機能」を重視して選ぶとよいでしょう。以下では、カーテンの設置場所や取り付け方、カーテンの機能などについて解説します。
設置場所(取り付け方)で選ぶ
カーテンの設置場所としては、前席、後部席、前後席の間仕切りなどが挙げられます。
取りつける場所に応じて適したタイプのカーテンを選ぶとよいでしょう。取り付け方は大きく分けて「吸盤・マグネット式」「レール式」「ピラー式」の3種類です。また既製品を購入する以外にも、カフェカーテンなどを購入し自作する人もいます。以下では、それぞれの取り付け方を解説します。
吸盤・マグネット式
吸盤・マグネット式は簡単に取り外しできるタイプのカーテンです。吸盤式は窓に吸盤を貼り付けてカーテンを取り付け、マグネット式は窓枠の金属の部分にマグネットを貼り付けてカーテンを取り付けます。すぐに取り外しできるため、眠る時にだけカーテンを取り付けて、運転中は取り外してしまっておくことが可能です。
そのため、運転席や助手席の設置にぴったりです。走行時にはカーテンを取り外せるため邪魔になりません。
レール式
レール式は、レールを車内に取り付けて、カーテンを開け閉めするタイプのカーテンです。室内で使っているカーテンをイメージすると分かりやすいでしょう。カーテンがズレたり光が漏れたりすることが少なく、安定感のあるタイプです。両面テープなどで簡単に取り付けられるものも多いため、比較的手軽に取り付けられます。
レール式は付けっぱなしにできるため、車中泊を頻繁に楽しんでいる、車内で仮眠を取る機会が多いという人にも向いています。
ピラー式
ピラー式とは、ピラー(柱)に取り付けて固定するタイプのカーテンです。ピラー式の特徴は、遮光性に優れていることです。ピラーに固定して設置するため、カーテンの幅が大きければしっかりとすき間をブロックできます。そのため、すき間から明かりが入り込みにくいだけでなく、周囲の視線も遮断できるためプライバシーを重視する人にもよいでしょう。
ただし、車によっては設置できないケースもあります。カーテンを固定できるピラーがあるかどうか、しっかり確認してから設置しましょう。
カフェカーテンなどで自作
既製の車内用カーテンを購入するのではなく、ホームセンターや100均にあるアイテムを使って自作することも可能です。例えばカフェカーテンを突っ張り棒に通せば簡易的な車内用カーテンの出来上がりです。すぐに作れるだけでなく、取り外しも簡単でしょう。他にも、カフェカーテンをクリップで留めるだけでも十分簡易的な車内用カーテンとなります。
車内用として販売されているカーテンより、カフェカーテンを活用した方が柄やデザインも豊富で、より車内を自分好みにカスタマイズできるでしょう。
機能で選ぶ
車中泊用のカーテンを選ぶ際には、機能性にも注目しましょう。例えばUVカット機能を搭載したカーテンなら、紫外線対策としても効果的です。日焼けをしないように気を遣いたい場合ならUVカット率の高いカーテンを選びましょう。
遮光性を重視するのであれば厚手生地のカーテンが向いています。光を遮るだけでなく、中が透けにくいため車内のプライバシー確保にも適しています。車中泊の場合には、外から入ってくる光が気になって眠れないというケースもあるため、遮光性の高さは重要です。
車中泊時のみカーテンを取り付けるのなら取り外してまとめやすいタイプ、すき間が気になるならマジックテープなどで固定できるタイプというように、用途に応じた機能が搭載されているか確認しましょう。
車内泊用カーテンの注意点
走行時に運転席もしくは助手席の窓をカーテンで覆わないように注意しましょう。運転席もしくは助手席のカーテンを閉めたまま走行していると、道路交通法第55条第2項(乗車又は積載の方法)に違反してしまいます。その場合、減点と反則金が科せられるため、走行中はカーテンを開けておく、もしくは取り外しておきましょう。ちなみに後部座席のカーテンは違反には問われません。
またカーテンレールを取り付けていることで、車検に通らないケースもあります。心配なら、車検前に取り外しておくと安心です。
カーテンで車内泊をより快適に
車中泊で快適に眠るためには、カーテンが重要です。カーテンを設置することで光を遮断できますし、プライバシーの確保や車内温度も保ちやすくなります。どこにカーテンを設置するか、重視する機能などを考えて、適したカーテンを選びましょう。
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