タワーマンション(高層マンション)にはカーテンは必要?取りつけるメリットとおすすめを紹介

タワーマンション(高層マンション)にはカーテンは必要?取りつけるメリットとおすすめを紹介

タワーマンションの窓にカーテンを取り付けると、素晴らしい眺めが遮られてしまうのでは、と考えている人もいるでしょう。しかし、実際には高層マンションにカーテンを付けるメリットはたくさんあります。

この記事では、タワーマンションにカーテンをつけるメリットや、おすすめのカーテンを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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タワーマンション(高層マンション)にはカーテンはいらない?

高層マンションにはカーテンがいらないと思っている人は多いかもしれません。ここでは、その主な理由について2点ご紹介します。それぞれの理由について見ていきましょう。

通行人の目が気にならないから

一般的なマンションでは、窓の外を通る人の目が気になるため、目隠しの意味もあってカーテンを取りつけています。しかし高層マンションの高層階であれば、人目は気になりません。誰からも見られないためカーテンはいらないと考える人もいます。

ただし、カーテンには目隠し以外の役割もあります。高層マンションにカーテンを取りつけるかどうかを検討する際には、カーテンの持つそのほかの機能も知っておいた方がよいでしょう。

眺望を思い切り楽しみたいから

高層マンションの人気の理由の一つに、眺望の良さがあります。タワーマンションの高層階の価格が高い理由も、上の階ほど景色が良いことが大きな要因です。

窓に何もかかっていなければ、高層階からの景色を余すところなく一望できます。朝は上層階からの景色を眺めて目覚め、日が落ちれば素晴らしい夜景を楽しむこともできるでしょう。この眺望の良さを遮られたくないので、カーテンが不要と考える人もいるかもしれません。

高層建築物は防炎カーテンが必須

消防法第八条の三において、高層建築物は防炎カーテンが義務付けられています。

高層建築物若しくは地下街又は劇場、キャバレー、旅館、病院その他の政令で定める防火対象物において使用する防炎対象物品(どん帳、カーテン、展示用合板その他これらに類する物品で政令で定めるものをいう。以下この条において同じ。)は、政令で定める基準以上の防炎性能を有するものでなければならない。
② 防炎対象物品又はその材料で前項の防炎性能を有するもの(第四項において「防炎物品」という。)には、総務省令で定めるところにより、前項の防炎性能を有するものである旨の表示を付することができる。

③ 何人も、防炎対象物品又はその材料に、前項の規定により表示を付する場合及び産業標準化法(昭和二十四年法律第百八十五号)その他政令で定める法律の規定により防炎対象物品又はその材料の防炎性能に関する表示で総務省令で定めるもの(次項及び第五項において「指定表示」という。)を付する場合を除くほか、前項の表示又はこれと紛らわしい表示を付してはならない。

④ 防炎対象物品又はその材料は、第二項の表示又は指定表示が付されているものでなければ、防炎物品として販売し、又は販売のために陳列してはならない。

⑤ 第一項の防火対象物の関係者は、当該防火対象物において使用する防炎対象物品について、当該防炎対象物品若しくはその材料に同項の防炎性能を与えるための処理をさせ、又は第二項の表示若しくは指定表示が付されている生地その他の材料からカーテンその他の防炎対象物品を作製させたときは、総務省令で定めるところにより、その旨を明らかにしておかなければならない。

消防法 | e-Gov法令検索より引用

消防法でも義務付けられているように、高層マンションにお住いの方は防炎カーテンの設置を考えましょう。防炎性能とともに、さまざまな機能を備えたカーテンもあるので、取り付ける場所に応じて、目的に合ったものを選ぶと良いです。

ただ、カーテンのサイズが窓と合っていないと、せっかくの機能が発揮できないケースがあるため、窓の状況に合わせてオーダーすることをおすすめします。

タワーマンションでもカーテンをつけるメリット

タワーマンションでもカーテンをつけるメリット

高層マンションにカーテンを取りつけると、得られるメリットが多いことも知っておきましょう。高層階でもカーテンがあれば、必要に応じてプライバシーを守ることが可能です。また、カーテンはインテリアとしても優れていることや、機能面では光熱費の節約や日差しで家具や家財道具が日焼けするのを防止する効果もあります。

プライバシーを守れる

一般的なマンションよりも高層階にあるため、タワーマンションは人の目は気になりにくいですが、他人の視線がゼロというわけではありません。地上から離れていたとしても、周辺の施設や高架の線路や道路などから部屋が見えてしまうことも考えられます。

また、同じような高層マンションが近くにある場合は、そのマンションから見えてしまう可能性もあるでしょう。特に、夜になって照明を点けると外からは部屋の中が丸見えになります。カーテンを付けるとそうしたプライバシーも守れるのです。

部屋のインテリア性がアップ

部屋の窓にカーテンがないと、すっきりしている反面、殺風景な印象にもなってしまいます。高層階からの眺望を邪魔しない範囲で、部屋の雰囲気に合ったカーテンを取り付けることで部屋の雰囲気を変えることができます。

特に、タワーマンションは眺望を楽しむために窓が大きく設計されていることもあります。その窓に何もないと、ガラスだけが目立ってしまうこともあるでしょう。

カーテンには優れたデザイン性もあるので、インテリアと合わせたものを取り付ければ、部屋に一体感が生まれます。カーテンを選ぶ時にも、自分好みのものを探す楽しみも味わえるでしょう。

光熱費の節約効果

前述したように、タワーマンションには高層階からの眺望を楽しめるように窓が大きい作りになっている物件が多くあります。ただし、窓は外の寒さや暑さが伝わりやすく、何もしなければ部屋の室温が室外へ逃げたり、外の暑さが室内に入ってきたりしてしまい、その分電気料金などの光熱費がかかってしまいます。

カーテンをかけると遮熱・断熱効果が得られるため、光熱費節約につながります。高層階で日差しが直接差し込む場合、エアコンをフル稼働しなければならない場合でも、カーテンの遮熱・断熱効果を活用して、光熱費節約や省エネルギーを取り入れられるでしょう。

家具家財道具の日焼け防止効果

カーテンがあると直射日光を遮ることができるため、家具や絵画などの日焼け防止にもなります。タワーマンションのメリットである日当たりの良さはメリットである一方、デメリットとなりうることにも注意が必要です。日当たりが良いと室内が明るくなりますが、その反面大切な家具などへの日焼けも起こしてしまう可能性があります。

カーテンを取りつけると、時間帯によって開閉すれば窓から差し込む日差しを調整できます。家財道具などが日焼けする前にカーテンを取り付けておきましょう。

タワーマンションにおすすめのカーテンとは?

タワーマンションにおすすめのカーテンとは?

ここからは、高層マンションにおすすめしたいカーテンを紹介します。遮熱効果の高いレースカーテンや、タテ型ブラインドのバーチカルブラインド、ローマンシェード、ロールスクリーンについて説明しますので、選ぶ際の参考にしてください。

レースカーテン

タワーマンションの窓にレースカーテンをつけるなら、明るさは生かしながら遮熱効果の高いものがおすすめです。日中暑さや寒さが気になったときにさっと閉めると、部屋を比較的明るく保ったまま遮熱効果が得られます。

また、さらに遮熱効果を高めたい場合は、ドレープの遮熱カーテンがおすすめです。閉めると部屋は暗くなってしまうものの、快適に過ごすことが出来るでしょう。

部屋の向きによっては日光が強すぎることもあるでしょう。その場合は遮光カーテンがおすすめです。遮熱カーテンも遮光カーテンもさまざまなデザイン・機能のものがあるので、お部屋の雰囲気や自分の好みに合ったものを選びましょう。

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バーチカルブラインド(タテ型ブラインド)

バーチカルブラインドはタテ型ブラインドのことで、左右に開閉する羽根の角度を変えると光の入り具合を調節できます。羽根を全開にすれば、高層階からの景観を一望できるのもメリットです。カーテンのように大きく開閉しなくても良いので、バーチカルブラインドはタワーマンションの窓に向いています。

スタイリッシュな印象になるバーチカルブラインドには、遮熱効果のあるものなど多くの商品があります。またレースカーテンと組み合わせても、程よい目隠し効果を得られるでしょう。

ローマンシェード

ローマンシェードは、カーテン生地を垂直に上げ下げするものを指します。カーテンの特徴である遮光や遮熱・断熱などの多様な機能性を持ちながら、ロールスクリーンのスタイリッシュなシルエットも併せ持っています。タワーマンションの大きな窓や掃き出し窓にお洒落なローマンシェードがあると、部屋の雰囲気が一気に豪華になるでしょう。

ローマンシェードにもさまざまな商品があるので、機能性やデザインなどのニーズに合わせて選ぶことができます。

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ロールスクリーン

ロールスクリーンは、生地を上部で巻き上げて開閉するもので、景観を楽しみたい場合にはすべて巻き上げてコンパクトに納めることができます。タワーマンションの眺望を損ないたくないのでカーテンをつけたくない、という人にもおすすめです。

ロールスクリーンを使用すると、巻き上げているときも降ろしている時もすっきりした印象になるため、モダンなインテリアなどにも良く合うでしょう。

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タワーマンションにはカーテンをつけるのがおすすめ!

タワーマンションの眺望を楽しみながらインテリア性や機能性を追求するなら、タワーマンションに合ったカーテンを取りつけるのがおすすめです。

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aiika編集部

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