突っ張り棒でカーテンを作るには? 活用シーンやおすすめの商品を紹介
「カーテンレールがない場所にカーテンを付けたい」と思っても、カーテンレールを付けるのはひと苦労です。
またカーテンレールを設置するには、壁に穴を開ける必要があるため、賃貸の場合など躊躇してしまう方が多いでしょう。
例えば、小窓や出窓など、カーテンレールのない場所には、突っ張り棒を活用してカーテンを作るのがおすすめです。
突っ張り棒であれば壁を傷付けることなく、簡単にカーテンを設置できます。
突っ張り棒を用いたカーテンの設置方法や、活用シーンを解説します。
カーテンレールがないところにカーテンを設置したくて困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
突っ張り棒を用いたカーテンの活用シーン3選
「突っ張り棒でカーテンを作る必要ある?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は意外と便利です。
具体的な活用シーンを3つ紹介するので、あなたの家でも活躍しないか参考にしてみてください。
カーテンレールのない小窓
小窓や出窓など、カーテンレールがない窓にもカーテンを設置できます。
多くの小窓にはカーテンレールがありませんが、中には視線や紫外線などが気になる窓もあるでしょう。
例えばトイレにある小窓。突っ張り棒でカーテンを設置すれば、外からの視線を簡単に防げます。
小窓の形状や縦横の長さはさまざまですが、突っ張り棒なら長さを調節できるので、どのような窓にもジャストフィットします。
カーテンレールがない窓に、カーテンを付けるのにもってこいな方法です。
棚やクローゼットの目隠し
棚やクローゼットなどの収納スペースの目隠しとしても、突っ張り棒カーテンは活躍します。
収納スペースには、そもそもカーテンレールが付いていませんが、中の物が丸見えだと生活感が強くなってしまいます。特に来客時など、隠したいと思う方が多いでしょう。
例えば消耗品のストックが多いトイレや洗面所などの水回り、リビングやキッチンの収納棚などが挙げられます。
こうした収納スペースに突っ張り棒でカーテンを取り付ければ、目隠しとなり中の物が見えなくなります。
生活感を抑えたい方や、来客が多い場合などに、おすすめの方法です。
空間を仕切りたい場所に設置
空間の間仕切りとしても、活用できます。
一つの部屋を分割するのは、扉や壁がないとなかなか難しいものですが、突っ張り棒でカーテンを設ければ、やんわりと区切ることが可能です。
例えば広い部屋を小学生の兄弟で分割したい場合、突っ張り棒のカーテンで間仕切りすれば、子供部屋を2つ設けられます。
このように部屋を区切って、別々の使い方をしたい際に有効です。
厚手のカーテンを使用すれば、ある程度プライバシーを守れるのもポイントです。
部屋を分割して使用したいなど、空間を仕切りたい場合におすすめです。
突っ張り棒を用いたカーテンの作り方
突っ張り棒を使ったカーテンの活用シーンが分かったところで、具体的な作成方法を紹介します。
誰でも簡単に作成できるので、ぜひお試しください。
突っ張り棒を用意する
まずは用途に合わせて、突っ張り棒を用意しましょう。
突っ張り棒には、大きくねじ式(ジャッキ式)とバネ式の2種類あります。以下のように特徴が違うので、用途に合ったものを用意してください。
- ねじ式(ジャッキ式):ポールをねじで固定する方式。重たい物を掛ける際に便利ですが、長さ調整や固定方法が少々複雑です
- バネ式:ポールの中のバネの力で固定する方式。手軽に設置できるものの、耐荷重が小さい
設置したいカーテンを掛けても問題ないか、確認しておきましょう。耐荷重は構造だけでなく、ポールの長さや太さによっても異なります。
長さや太さの他にも、柄やカラーなども幅広くあるので、部屋の雰囲気やインテリアとの相性も加味して、選んでみてください。
布を用意する
次に、窓枠のサイズに合わせた布を用意します。
ただの布でも問題ありませんが、小窓のカーテンや空間の間仕切りなどに使用する場合は、カーテン用の厚手の布がおすすめです。
ひと口に布といってもさまざまな種類がありますが、使用する場所に応じた素材を選びましょう。以下の3つが代表的な素材です。
- ポリエステル:遮光性・耐久性に優れるのが特徴。洗濯できるものが多いので、窓辺やダイニングなど汚れやすい場所に適しています
- リネン:肌触りの良さと温かみある見た目が特徴。遮光性はあまりないため、日差しが強過ぎない窓に適しています
- コットン:耐久性・通気性に優れるのが特徴。遮光性は低めなものの、光が当たると部屋全体を明るくするため、リビングなどに適しています
用途や使用場所に応じた素材を選ぶと、使いやすいカーテンになります。
突っ張り棒に布を掛ける
最後に突っ張り棒に布を掛ければ、カーテンの完成です。
ただ掛けるだけでも問題ありませんが、突っ張り棒を通す穴を布に作った方が、見栄えが良くなります。
市販されているカーテンの中には、生地上部に穴が開いているものや、筒状になっているものもあるので、そういった商品を購入すると簡単に取り付けられるでしょう。
もし自分で布をアレンジする場合は、布の上部を折って空洞を作り、縫い合わせることでポールが通る穴を作る方法もあります。
またクリップ付きのカーテンリングで、生地を挟んでカーテンにする方法もあります。
あなたに合った方法で、取り付けてみてください。
カーテンに使えるおすすめの突っ張り棒2選
突っ張り棒を用いたカーテンに、おすすめの突っ張り棒を紹介します。
いずれも「オーダーカーテン通販【aiika】」で販売しているおすすめ商品なので、カーテンを設置したい方はぜひチェックしてみてください。
TOSO製 穴あけ不要の突っ張り棒/強め つっぱりポール テンションポール 伸縮
穴開け不要で取り付けられる突っ張り棒で、伸縮自在なため小窓や棚など、さまざまな場所に使えます。
ねじ・釘を用いずに取り付けられるので、賃貸マンションなど、壁や柱に穴が開けられない場合でも設置できます。
補強プレート付きなので、耐荷重が強くなっているのもポイント。しっかりと支えられます。
最小22~30cm・最大120~200cmと幅広いサイズがあるので、多くの場所に設置可能。色はホワイトとブラウン(木目)の2色展開です。
重いカーテンを設置したい場合など、耐荷重が気になる方におすすめの商品です。
TOSO製 穴あけ不要の突っ張り棒 つっぱりポール テンションポール 伸縮
こちらも穴開け不要で取り付けられる突っ張り棒。伸縮自在なので小窓や棚など、さまざまな場所に使えます。
ねじ・釘は不要なので、賃貸マンションなど、壁や柱に穴が開けられない場合でも設置できます。
サイズは最小20~30cm・最大120~200cmと幅広く用意されており、小窓にぴったりなものから、部屋の間仕切りに使えるものまでバリエーション豊富です。
また、色はホワイト・ブラウン(木目)・アイボリー(木目)・ベージュ(木目)の4色展開。部屋の雰囲気やインテリアに合わせやすくなっています。
設置場所に応じたカラーリングの突っ張り棒を探している方におすすめの商品です。
突っ張り棒を用いてさまざまな場所にカーテンを設置しよう
突っ張り棒を用いれば、カーテンレールがない場所にも、壁や柱などに穴を開けることなくカーテンを設置できます。
小窓や出窓など、カーテンレールがない窓への設置はもちろんですが、部屋の間仕切りや収納スペースの目隠しなど、活用シーンは豊富にあります。
「ここにカーテンレールがあれば」「収納を隠したい」と悩まれている方は、ぜひ突っ張り棒を使って自由にカーテンを設置してみてください。
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