カーテンが臭いのはなぜ? 臭くなる原因と効果的な対策を徹底解説

カーテンが臭いのはなぜ? 臭くなる原因と効果的な対策を徹底解説

外出先から自宅に戻ると、部屋の中が臭いと感じることはないでしょうか。

部屋をきれいに掃除しても嫌なにおいが残り続け、不快に感じる方も多いです。

室内を清潔に保っているにもかかわらず部屋に臭いにおいがこもっている場合は、カーテンが原因かもしれません。

実はカーテンはあらゆるにおいを吸収しやすく、知らず知らずのうちに臭いにおいを発している場合があります。

カーテンがにおいの原因であれば、部屋を丁寧に掃除しても嫌なにおいを解消することは難しいでしょう。

本記事では、カーテンが臭くなる原因とその対処法を紹介します。カーテンの嫌なにおいにお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

カーテンが臭くなる原因

カーテンが臭くなる原因

カーテンが臭くなる要因はさまざまです。まずは、その原因を理解しましょう。

ホコリやカビのにおい

カーテンにホコリやカビが付くと、臭くなりやすいです。

カーテンは静電気の発生によってホコリが付き、そこからカビが繁殖しがちなアイテムです。

特に窓を開ける習慣のないところに設置したカーテンは湿気もたまりやすく雑菌が繁殖して、カビ臭さが発生しやすいでしょう。

ひどくなるとにおいだけではなく黒カビが目に見える場合もあり、健康にも良くありません。

なおカーテンに付いたカビ取り方法は、以下の記事で詳しく紹介しています。カビが気になる方は併せてご確認ください。

カーテンのカビ取りの方法を紹介! 原因から洗い方の手順まで徹底解説

皮脂汚れのにおい

カーテンのにおいが気になるときは、皮脂汚れが付いているかもしれません。

カーテンには、開け閉めするときに皮脂が付きやすく、その汚れがにおいの原因になるからです。

特に小さな子どもがいる家庭では、手が汚れた状態でカーテンを触ることも多いでしょう。

皮脂だけではなく汗などが付着することもあり、カーテンには汚れが蓄積しやすいです。その結果、カーテンから嫌なにおいを感じることがあります。

タバコのにおい

カーテンはタバコによってもにおいが発生しやすいです。

室内でタバコを吸うと煙がカーテンの繊維に吸収され、悪臭を放ちやすくなります。

カーテンから離れた場所でタバコを吸っても、室内に蔓延した煙はカーテンの繊維に吸収されやすいため注意が必要です。

さらに、タバコの煙はカーテンの黄ばみの要因にもなり、見た目にも悪影響をもたらすでしょう。

料理のにおい

カーテンのにおいは、料理が原因になっている可能性があります。

カーテンは料理から立ち上るにおいを吸収しやすく、臭くなることがあります。

特ににおいが部屋に充満しやすい焼肉や鉄板焼きなどをすると、カーテンのにおいが気になる方も多いでしょう。

毎日料理をするキッチンにカーテンを掛けている場合も、においが移る場合があります。

料理自体のにおいは臭くないのに、なぜカーテンは臭く感じるのか疑問に思う方もいるかもしれません。

これは料理のにおいだけではなく、タバコやカビなどの生活臭と混ざった結果です。

あらゆるにおいと混ざることで、独特のにおいを発しています。

ペットのにおい

犬や猫をはじめ、ペットを飼っている方はカーテンが臭くなりやすいです。

これは動物が持つ独特のにおいや排泄物のにおいが要因です。

特にペットのトイレがカーテンの近くにある場合や、ペットが部屋中を歩き回っているときはより強いにおいを感じやすいでしょう。

カーテンの臭いにおいの対策法

カーテンの臭いにおいの対策法

カーテンが臭くなるのにはさまざまな要因が考えられるため、それぞれに応じた対策が必要です。

ここからは、具体的な対応策を紹介します。

毎日換気する

カーテンの嫌なにおいを防ぐには、毎日換気することが大切です。

空気を入れ替えると部屋にこもったにおいを外に逃がせるため、カーテンが臭くなりにくいです。

またカーテンの繊維にも風が通り、湿気を逃しやすくなります。

すると、カーテンが乾燥しやすくなり、カビの抑制にもつながるでしょう。

日頃からカーテンに雑菌が生えにくい環境を整えておくと、清潔な状態を保ちながらにおいを抑えられます。

定期的にホコリを落とす

カーテンのにおい予防には、定期的にホコリを落とすことも有効です。

掃除機や粘着クリーナーなどで小まめにホコリを取り除いておくと、ホコリ臭さを防げます。

ホコリはカビの餌となるため、除去することでカビ予防にもつながるでしょう。

なおカーテンに付いたホコリの除去に掃除機を使用する場合は、掃除機のノズル部分がきれいかどうかを確認してください。

ノズル部分にホコリがたまっていると、その汚れがカーテンに付きやすいです。

カーテンのホコリを取り除いた後は床に落ちた汚れも掃除しておき、部屋全体を清潔にしましょう。

空気清浄機をつける

カーテンのにおいを防ぎたい場合は、空気清浄機を活用しましょう。

空気清浄機の脱臭機能を活用すると、部屋にこもった嫌なにおいを取り除きやすいです。

部屋のにおいをあらかじめ除去しておけば、カーテンににおいが移る心配もないでしょう。

なお空気清浄機を活用するときは、扇風機やサーキュレーターと併用すると効率良く室内の空気を循環でき、効果を感じやすいです。

部屋にたまった臭い空気を取り除けば、過ごしやすい空間になるでしょう。

消臭スプレーをかける

カーテンのにおい除去の応急処置として、消臭スプレーを使用するのも有効です。

中には除菌効果を併せ持つ消臭スプレーも販売されており、カビの抑制も期待できます。

ただしカーテンはファブリック製品に分類されるため、布製品に使用できる消臭スプレーを選びましょう。

デリケートな素材でできたカーテンは目立たないところで試した上で使用するか、販売元に問い合わせて使っても問題ないかどうかを確認してください。

また消臭スプレーの中には香料が含まれた製品もありますが、カーテンの臭いにおいと混じることで悪臭に変わる恐れがあります。

そのため、すでに嫌なにおいがする場合は、無香料を選んでおくと安心です。

小まめに洗濯・交換する

臭いにおいを防ぐためには、カーテンを小まめに洗濯・交換して清潔な状態を保つことも大切です。

特に換気や消臭スプレーといった対策をしてもあまり効果を得られない場合は、カーテン自体を洗うのがおすすめです。

なお全てのカーテンが自宅で洗濯できるわけではありません。

カーテンに付いているタグを確認し、自宅で洗えるかどうかを確かめましょう。

自宅で洗濯する場合は以下の手順を参考に行ってください。

  1. 目立つ汚れを落とす
  2. ジャバラ状に畳んで洗濯ネットへ入れる
  3. 洗濯機で洗う
  4. 軽く脱水した後にカーテンレールへ取り付ける

防臭機能付きのカーテンに交換する

カーテンのにおいが気になる場合は、防臭機能付きのカーテンに交換するのもおすすめです。

防臭機能が備わっているとカーテンににおいが移りにくくなり、過ごしやすい環境を作れます。

中には、細菌の繁殖を抑えられる抗菌機能を併せ持つカーテンもあります。

カーテンのにおいをできる限り抑えたい場合は、防臭機能付きのカーテンへの買い替えをご検討ください。

カーテンの臭いにおいは生活臭が原因! 機能性カーテンに交換するのも一つの手

カーテンの臭いにおいはホコリやカビ、料理などの生活臭が原因です。

日々の暮らしの中で発生するにおいがカーテンの繊維に染み込むと臭くなります。

そのため毎日換気をしたり空気清浄機を活用したりと、部屋全体のにおいを取り除きましょう。

機能性カーテンに交換するとカーテン自体ににおいが付きにくくなり、悩みも解消されます。

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aiika編集部

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