カーテンレールが壊れた時の対処法とは?故障の原因とともに解説

「カーテンレールが落ちてしまった」「歪んでしまった」など、カーテンレールが壊れると対処方法がわからず慌ててしまうのではないでしょうか。
故障の原因は負荷のかけ過ぎや経年劣化など、場合によって異なります。どう対処すればいいのか困るかと思いますが、破損の程度によってはDIYで修繕することも可能です。
破損状況が深刻な場合や、自分で行うのが面倒な場合は、業者に修理を依頼するのも一つの方法です。
カーテンレールが壊れる主な原因と、ケース別の修理方法を解説します。カーテンレールが壊れてしまった方は、ぜひ参考にしてみてください。
また併せて、オーダーカーテン通販【aiika】おすすめのカーテンレールも紹介します。
目次
カーテンレールが壊れる原因は?代表的な3つの理由
カーテンレールが壊れる主な原因として、3つの理由が挙げられます。カーテンレールの壊れ方によって、修繕方法も異なるので、まずは原因を把握しておきましょう。
同じ破損が起こってしまわないよう注意するためにも、原因を知っておくのは大切です。
負荷のかけ過ぎ
カーテンレールに過度な負荷がかかったことで、耐えきれず破損する場合があります。
例えばカーテンレールに洗濯物を吊り下げていたり、犬・猫や子供がカーテンを登る・引っ張るなどしていたりすると、過剰な負荷がかかってしまいます。
カーテンレールはカーテンの重みに耐えられるよう設計されているので、カーテン以上の重みには基本的に耐えきれません。
過度に負荷がかかってしまうと、外れたり壊れたりしてしまいます。
特にデザイン性を重視した「装飾性カーテンレール」は、一般的に使用される利便性重視の「機能性カーテンレール」と比べると、やや耐久力に劣るため要注意です。
せっかく修理しても同じように負荷をかけていれば、また壊れてしまうので、思い当たる節がある場合は、負荷をかけ過ぎないよう注意しましょう。
経年劣化している
経年による劣化が進んでいる状態に、力が加わることでプラスチック製のパーツが破損してしまうケースがあります。
カーテンレールには、レールに付属しているランナーと呼ばれる輪っかや、レール端のキャップ、カーテンを引っかけるフックなどのパーツがあります。
いずれも1つ2つ壊れても、問題なくカーテンを吊るせるのですが、カーテンのドレープ(ヒダ)が均一でなくなったり、斜めになってしまったりと、不格好になるかもしれません。
特にカーテンを引っかけるアジャスターフックは、プラスチック製の壊れやすいパーツです。
調節している際に、バキッと割れてしまうこともしばしばあるので、注意して扱う必要があります。
元々細くて小さいため割れやすいにもかかわらず、プラスチックは紫外線で劣化するため、経年劣化でより割れやすくなります。
経年劣化していると、より破損しやすくなっているので、過度に力が加わらないよう注意しなくてはなりません。
施工不良の場合も考えられる
過度に負担をかけていなかったり、経年劣化していなかったりしても、施工不良により破損する場合も考えられます。
大事なポイントとして挙げられるのが、カーテンレールは下地のある場所に設置されていたかということ。壁の内側は、木枠がある場所と石膏ボードのみの場所の二つに分かれます。
石膏ボードのみの下地がない場所には、ネジを固定できないのですが、施工不良で下地がない部分に取り付けされていたかもしれません。
下地がない部分に設置すると、一時的には固定されますが、自重で突然落下したり斜めになったりしてしまいます。
カーテンレール単独で落ちずに、周囲の壁も巻き込んで、大きな穴を開けてしまうこともあります。
素人目には判断が難しいかもしれませんが、破損した場合は、施工不良の可能性があるか確認することが大切です。
カーテンレールが壊れた場合の直し方は?4つのケース
カーテンレールが壊れる主な原因が分かったところで、破損したレールの直し方を紹介します。
カーテンレールの状態別に、修理方法を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
カーテンレールがぐらつく場合
カーテンレールがぐらつく場合は、ブラケットと呼ばれるレールを固定するパーツのネジが緩んでいる可能性があります。
過度な負荷をかけるのはもちろんですが、普通に使用していてもカーテンやレールの自重によって負荷がかかっているので、長く使っていれば起こり得る問題です。
ネジの緩みを放置していると、カーテンレールが折れ曲がったり、ネジが外れて落下してしまったりするので、早めに対処しましょう。
対処方法は簡単で、緩んでいるネジをドライバーで締め直すだけで完了です。
ただしネジ穴が広がっており、ネジを締めてもグラグラする可能性があります。ネジ穴が広がっている場合は、新しくネジ穴を開けて固定し直すのがおすすめです。
ネジ穴を開ける際はいきなり開けるのではなく、キリなどで下穴を開けておくと割れることなく奇麗に開けられます。
このときに注意したいのが、下地の有無。市販の下地探しを活用したり、工務店などに問い合わせたりして、必ず下地がある部分に固定するようにしましょう。
カーテンレールが落下した場合
カーテンレールが落下した場合は、もし片方だけ残っているようであれば、すぐに取り外してください。
カーテンを外して、カーテンレールも撤去してしまいましょう。
もし落下により壁が破損している場合は、市販の「リペアプレート」や「補修用のパテ」などで修繕する必要があります。
自力では修復困難な規模の場合や、DIYが苦手な場合は、業者への依頼も検討してみましょう。
また新たにカーテンレールを取り付ける際は、既存のネジ穴から位置をズラして、新しくネジ穴を開けて設置するようにしましょう。
取り付けの際は下地の有無が重要なので、市販の下地探しを活用したり、工務店などに問い合わせたりして、必ず下地がある場所を確認してください。
下地のない場所にカーテンレールを取り付けると、キチンと固定されないため、いずれ落下してしまいます。
カーテンレールが歪んだ場合
カーテンレールが歪んでしまった場合は、新しいものに取り換えるようにしましょう。
子供やペットがカーテンに登ったり、重たいものを吊るしたりすると、カーテンレールは簡単に歪んでしまいます。
特にアルミ製の軽量タイプのものは、女性でも簡単に折り曲げることが可能です。不意に曲がってしまう可能性は十分にあります。
とはいえ歪んでしまったカーテンレールを、真っ直ぐな状態に曲げ直すのは不可能です。
歪んだままだとスムーズに開閉できず、見た目も不格好なので新しいものを購入しましょう。
パーツが破損した場合
カーテンレールに付属しているプラスチックパーツは、いずれも別売りで販売されているので、パーツを単体で購入すれば交換できます。
「キャップストップ」「ランナー」「フック」などのプラスチックパーツは、100円ショップやホームセンター、カーテン販売店などで購入可能です。
ただしキャップストップやランナーは、レールの形状によって使用できる種類が異なります。
どのようなものでも使用できるわけではないので、事前に販売店やメーカーに問い合わせるなどして、使用できるタイプを確認しておきましょう。
業者に依頼して修理してもらうと手間が省ける
カーテンレールが壊れた場合は、自分でDIYする方法もありますが、業者に依頼して修理してもらえば手間が省ける上に確実性が高くおすすめです。
カーテンレールの不具合は、自分で修繕可能なものが多くなっています。
しかし誤った方法で修理してしまい悪化させるリスクや、カーテンレールそのものの交換が必要など大規模だったりする場合もあります。
DIYで修理できる自信がない場合は、無理せず専門業者に依頼しましょう。
また専門業者に依頼すれば、自分で作業する必要がないため、手間と時間が省けるのもメリットです。
ただしカーテンレールの状態にもよりますが、数千円~数万円ほどかかってしまいます。DIYよりも金額的にコストがかかるので、手間を取るかコストを取るか検討しましょう。
もし業者に依頼する場合は、複数の会社で相見積もりするのがおすすめ。業者によって値段が異なるので、複数社を比較検討した上で依頼すると少しでもコストを抑えられます。
おすすめのカーテンレール2選
カーテンレールの破損状況によっては、新しいカーテンレールに取り換えなくてはいけない場合もあるでしょう。
オーダーカーテン通販【aiika】で販売している、おすすめのカーテンレールを2つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
TOSO 伸縮式カーテンレール 天然木のデザインキャップの木目調装飾レール「ミディオ」
天然木のデザインキャップを使用した木目調のカーテンレールで、ポール&リングランナー式のデザイン性の高い装飾レールです。
伸縮式のカーテンレールなので、窓のサイズに合わせて調整できます。どのようなサイズの窓にも使用しやすくなっています。
ナチュラルな木目調なので、どのようなインテリアテイストの部屋にもマッチしやすいのもポイントです。
色はナチュラルとミディアムの2パターン。ナチュラル色は北欧テイストと相性抜群で、柔らかい雰囲気にしてくれます。
対してミディアム色は少し濃い色なので、空間のアクセントにおすすめ。同系色の家具とコーディネートすることで、空間が引き締まります。
部屋のインテリアの一部として、使用できるおしゃれなカーテンレールです。
TOSO 伸縮式カーテンレール 静音ランナー採用おしゃれな木目調カーテンレール「リネア」
木目調のシンプルな伸縮式カーテンレールなので、どのようなテイストの部屋にも合わせやすくなっています。
色はホワイトとブラウンの二色展開。ホワイトは空間に溶け込みやすく、カーテンや部屋のインテリアを引き立てます。
対してブラウンは落ち着いた空間にしてくれるので、同系色の家具とコーディネートで空間が引き締まります。
またデザイン性だけでなく、機能性にもこだわっているのがポイントです。
ランナーのホイールに静音性の高い材料を使用しているので、シャーというカーテンの開閉音を軽減させています。
寝室などわずかな音でも気になる部屋であっても、使用しやすくなっています。
シンプルでおしゃれなカーテンレールをお探しの方や、静音性の高さにこだわりたい方におすすめです。
カーテンレールが壊れたら業者への依頼も検討しよう
カーテンレールは負荷のかけ過ぎや経年劣化などで、破損することがあります。軽微な破損やプラスチックパーツの欠損程度であれば、自身で直すことも可能です。
しかし壁に穴が開いてしまうような大きな破損の場合は、DIYでは直せない場合もあります。
大きく破損した場合や、手間をかけるのが嫌な方は、専門業者への依頼を検討してみましょう。
オーダーカーテン通販【aiika】では、カーテンだけでなく、カーテンレールも販売しています。レールを新しいものに交換する場合は、ぜひチェックしてみてください。
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