事務所・オフィス用カーテンはどう選ぶ?着目すべき5つのポイント

事務所・オフィス用カーテンはどう選ぶ?着目すべき5つのポイント

事務所やオフィスの窓まわりは、従業員の集中力や来客の印象を大きく左右するポイントです。

強い日差しで画面が見にくくなったり湿度や熱気でオフィスの空気がこもったりすると、作業効率や快適性が低下しかねないため、適切なカーテン選びが重要です。

本記事では事務所・オフィス用カーテンを選ぶ際に着目すべきポイントをはじめ、エリア別のカーテンの選び方や買い替えの目安、おすすめのカーテンやブラインドを紹介します。

失敗しない選び方で、働きやすく印象もアップするオフィスを目指しましょう。

事務所・オフィス用カーテンはどう選ぶ?着目すべき5つのポイント

事務所・オフィス用カーテンはどう選ぶ?着目すべき5つのポイント

事務所やオフィスのカーテンを選ぶ際は、機能性とデザインの両面を考慮することが重要です。

ここでは特に着目すべき5つのポイントを紹介します。

事務所・オフィスの雰囲気に合うデザインか

カーテンの色や柄、素材は、事務所・オフィスの雰囲気や第一印象を大きく左右します。

基本的には白やベージュ、グレーといった落ち着きを感じられる色合いが用いられることが多いです。

来客者や取引先からの印象を意識するなら、シンプルで上質なものを選ぶと良いでしょう。

コーポレートカラーやブランドイメージを反映させるのもおすすめです。

空間全体の統一感が増し、社員の帰属意識を高める効果も期待できます。

日差し対策には遮光機能を

西日が差し込む事務所やオフィスには、遮光機能付きカーテンが効果的です。

遮光率は1級から3級まであり、プロジェクターを使う会議室など、光をしっかりと遮りたい場合は1級、柔らかく調整したい場合は2〜3級のものが適しています。

遮光カーテンを導入すると、従業員が快適に働けるだけでなく、オフィス家具やパソコン機器を紫外線による劣化から守ることもできます。

遮熱&断熱機能で省エネ効果アップ

遮熱・断熱機能を備えたカーテンは、年間を通じてオフィス環境を快適に保つ心強いアイテムです。

夏は冷房効率を高めて室温の上昇を抑え、冬は暖房の熱を逃がしにくくするため、電気代の削減や省エネにつながります。

特に大きな窓を持つオフィスや西日の強いオフィスでは効果を実感しやすいでしょう。

機能性を重視して選ぶことで、働きやすさと環境への配慮を両立できます。

防炎機能は必須

事務所やオフィスで使用するカーテンは、必ず防炎機能を備えたものを選ばなければなりません。

消防法の規定により、一定の条件下の事務所・オフィスで防炎機能を持つカーテンの設置が義務化されています(※)。

防炎加工が施されたカーテンは、万が一火災が発生しても燃え広がりにくく、延焼を抑えて避難時間を確保する役割を果たします。

特に不特定多数が出入りするビルやテナントでは、安全な職場環境を整えるために欠かせません。

導入の際はカーテンに「防炎ラベル」が付いたものを選びましょう。

これは防炎性能を有していることを示す公的な証明であり、法令遵守だけでなく従業員や来客者の安心にもつながります。

※参考:e-Gov.「消防法 第八条の三」.https://laws.e-gov.go.jp/law/323AC1000000186 ,(2025-06-01).

予算との兼ね合いを考える

カーテンを選ぶ際は、デザインや機能性と併せて予算とのバランスを考慮することも大切です。

一般的に、高機能カーテンやデザイン性の高いカーテンはコストが高くなりやすい傾向にあります。

しかし、遮熱・断熱による省エネ効果や、防炎機能による安全性の向上、事務所やオフィスの雰囲気や企業イメージへの影響など、多くのメリットをもたらすことも多いです。

そのためカーテンを選ぶ際は、事務所やオフィスに必要な機能を明確にした上で、コストと品質の両面から検討することが大切です。

【エリア別】事務所・オフィス用カーテンの選び方

【エリア別】事務所・オフィス用カーテンの選び方

事務所やオフィスのカーテンは、設置する場所によって求められる機能や適切なデザインが異なります。

ここでは、エリア別のカーテンの選び方を紹介します。

会議室

会議室のカーテンは、遮光性や防音性に優れたタイプがおすすめです。

外部からの視線や音を遮ることで集中しやすく、プライバシー確保にも役立ちます。

また創造的なアイデアが求められる会議では、アクセントカラーやデザイン性のあるカーテンにすると、雰囲気が変わり新たな発想が生まれるかもしれません。

お客様を招くことが多い場合は、上質なカーテンを選ぶと信頼感を与えやすくなります。

執務エリア(ワークスペース)

執務エリアは、作業効率を上げるため、明るさと快適さを両立できるカーテンが望ましいです。

ドレープカーテンとレースカーテンを組み合わせると状況に応じて明るさを調節でき、作業環境の快適性を保ちやすくなるでしょう。

レースカーテンは採光性の高い透け感のある生地を選ぶと、開放感のあるオフィス環境を演出できます。

デザインに迷う場合は、シンプルで清潔な印象の色を選ぶのがよいでしょう。

遮熱・断熱など機能性の高いドレープカーテンなら、夏は涼しく冬は暖かい環境を保ちやすいです。

社長室

社長室は、重厚で高級なイメージを演出する厚地のドレープカーテンがおすすめです。

深みのある落ち着いた色合いや、上質な素材のものを選べば、社長にふさわしい風格のある空間をつくれます。

また、遮音性に優れたカーテンを取り入れれば、秘匿性の高い会話や打ち合わせの音漏れを防ぎ、プライバシーの確保にも役立ちます。

役員や客人を迎える場でもあるため、機能性とデザイン性の両面から慎重に選ぶことが大切です。

休憩室・カフェスペース

休憩室やカフェスペースは、明るい色合いや柔らかな素材のカーテンがよく合います。

従業員が業務の合間にリラックスできるよう、一息つきやすい雰囲気づくりが大切です。

外からの光を取り入れやすいカーテンや、優しい印象の天然素材カーテンを選ぶと、心地よい空間を演出できます。

開放感のある雰囲気が生まれることで従業員同士の会話も自然と広がりやすくなり、職場全体のコミュニケーション活性化にもつながるでしょう。

事務所・オフィス用カーテンはパーテーションとしても活用可能

事務所やオフィスでカーテンをパーテーション代わりに利用する事例も増えています。

設置や移動が容易なため、柔軟に空間を仕切れるのが大きなメリットです。

例えば、従業員が業務に集中したい時に簡易的な目隠しとして活用できます。

吸音性のあるカーテンを選べば、急な来客時や打ち合わせのスペースとしても十分に機能します。

またカーテンを用いたパーテンションは、工事が必要な固定式パーテーションよりも、コストが抑えられることが多いです。

利便性と経済性を兼ね備えた選択肢といえるでしょう。

事務所・オフィス用カーテンの寿命は?

カーテンの寿命は、見た目や使用環境によって大きく変わります。

ここでは、一般的なカーテンの寿命と買い替え時期の目安を紹介します。

一般的なカーテンの寿命

事務所やオフィスで使われるカーテンは、一般的に5年程度で交換するのが目安です。

特に日差しが強く当たる環境や、喫煙・空調などの影響を受ける環境では、カーテンの劣化が早まりやすいでしょう。

合成繊維で作られたカーテンは、天然素材のものより耐久性があるため長持ちしやすいです。

このように、カーテンは使用環境や素材によって寿命が異なるので、定期的に状態を確認しましょう。

買い替える時期の目安

カーテンは色あせ・カビ・におい・生地の傷みなどが目立ってきたら、買い替えを検討するタイミングだといえます。

特に日当たりのよい場所にかけられたカーテンは、紫外線の影響で黄ばみや色あせが起こりやすいです。

ヒダのあるカーテンは色むらができることもあります。

カビやにおいは、見た目だけでなく衛生面や快適性を損なう要因となり、放置すると従業員や来客に不快感を与えかねません。

オフィスの清潔感や印象に保つためにも、このようなサインが見られたら早めに買い替えに踏み切りましょう。

事務所・オフィスにはカーテンとブラインド、どちらがよい?

事務所やオフィスの窓まわりを整える際には、カーテンだけでなくブラインドを候補に入れるケースもあります。

それぞれの特徴を理解することで、自社のニーズに合った選択ができるでしょう。

ここでは、ブラインドとカーテンが持つメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。

ブラインドのメリット・デメリット

事務所やオフィスでブラインドを使用する大きなメリットは、細かく光を調整できる点です。

スラットの角度を変えるだけで光を取り入れたり遮ったりできるので、時間帯や季節に合わせて柔軟な環境をつくれます。

さらに、省スペースでスタイリッシュな印象に仕上がります。

一方、ブラインドはスラットの隙間にほこりがたまりやすいため、小まめな拭き掃除の手間がかかる点がデメリットです。

また完全にスラットを閉じた状態でも隙間があるので、防音性や断熱性、遮光性において十分ではない場合があります。

そのため、ブラインドの導入時には、清掃の手間と機能性のバランスを考えて選びましょう。

カーテンのメリット・デメリット

事務所やオフィスでカーテンを使用する大きなメリットは、デザインの自由度が高いことです。

色・柄のバリエーションが豊富で、オフィスの雰囲気やブランドイメージに合わせて選びやすく、理想の空間づくりに役立ちます。

また生地の厚みや種類によって防音性や断熱性を高められるため、快適な執務環境を整える上でも有効です。

一般的に、ブラインドに比べ導入コストが低い点も魅力でしょう。

一方で、カーテンは床に広がりやすくスペースを取るというデメリットがあります。

加えて、衛生的に使うには定期的な洗濯やクリーニングが欠かせません。

導入する際は、設置スペースや日常のメンテナンスを考慮して選定しましょう。

オーダーカーテン通販【aiika】のおすすめカーテン・ブラインド3選

オーダーカーテン通販【aiika】では、事務所やオフィスにぴったりなカーテンやブラインドを取りそろえています。

ここでは特におすすめのアイテムを3つご紹介します。

遮光率99.99% 選べる48色 無地の防炎1級遮光カーテン「HAUSKA」

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「HAUSKA」は、北欧テイストを意識した落ち着いた色味とシンプルなデザインが特徴のカーテンです。

48色の豊富なカラーバリエーションから選べるため、オフィスの雰囲気やブランドイメージに合わせやすく、空間全体の統一感を高められます。

高密度でしなやかな生地を使用し、1級遮光機能によって強い日差しをしっかりカット。

遮熱・断熱機能もあるため、冷暖房効率を高め、省エネ効果も期待できます。

防炎機能もあるため、消防法の基準が求められる事務所や公共施設でも設置可能です。

遮光カーテン 1級遮光 遮熱 防炎 全25色 ドレープカーテン「luonto(ルオント)」

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「luonto(ルオント)」は、ナチュラルでベーシックな色合いを中心にそろえ、織り感のある生地で、どのような空間にも自然になじみやすいカーテンです。

ドレープ仕様ならではの美しいウエーブが窓辺を華やかに演出し、事務所やオフィスに上質で落ち着いた雰囲気を与えてくれます。

1級遮光に加えて遮熱性・保温性も備えているため、夏は冷房効率を高められ、冬は暖房効果を保ちやすく、1年を通して快適なオフィス環境を実現します。

防炎機能もあるので、事務所やオフィスに設置可能です。

オーダーアルミブラインド つや消し遮熱タイプ 日本製 高品質

こちらのオーダーアルミブラインドは、日本製ならではの高い品質と耐久性を兼ね備えた商品です。

しなやかで折れにくいスラットを採用しているので、日常的に使用するオフィス環境でも長期間使用できるでしょう。

スラットにはつや消し加工が施されているため、反射を抑えた落ち着いた印象で、多くのオフィスになじむはずです。

さらに、特殊塗料による遮熱効果で直射日光の熱を軽減し、オフィスの室温上昇を抑えて快適な職場環境づくりに役立ちます。

事務所・オフィスに最適なカーテンを選んで快適な空間づくりを

オフィスの雰囲気や働きやすさは、カーテンやブラインドの選び方で大きく変わります。

遮光や断熱、防炎などの機能を備えた製品を選べば、快適さと安全性を両立できるでしょう。

さらに色やデザインを工夫すると、業務効率や企業イメージの向上にもつながります。

カーテンやブラインドのメリット・デメリットを理解して、目的や用途に合ったものを選びしましょう。

オーターカーテン通販【aiika】では、豊富なデザインと機能性を兼ね備え、事務所やオフィスに取り入れやすいカーテンやブラインドを取りそろえております。

ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

 

aiika編集部

aiika(アイカ)は、お好みの生地とサイズ、縫製スタイルを選ぶだけで、お手頃価格のカーテンが簡単にオーダーできるカーテン通販専門店です。
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