非遮光カーテンとは? メリット・デメリットと快適に使うためのポイント

お部屋の印象や快適さは、カーテン一つで大きく変わります。
だからこそ、「遮光カーテン」と「非遮光カーテン」のどちらを選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。
光を通す非遮光カーテンは、「自然光が差し込む明るい部屋にしたい」「毎朝太陽の光で目覚めたい」といった方におすすめです。
ただし部屋が外から見えやすくなったり、外気温の影響を受けやすかったりなどのデメリットもあります。
本記事では、非遮光カーテンのメリットとデメリット、快適性をアップさせるデメリット対策を解説します。
遮光カーテンとどちらにするか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
目次
非遮光カーテンとは?
非遮光カーテンとは、外からの光を室内に取り込むタイプのカーテンを指します。
薄手の生地のものが多く、基本的に裏地はありません。
遮光カーテンに見られる黒糸の編み込みがなく、見た目も軽やかなので、窓周辺の雰囲気を明るく開放的に仕上げられます。
天然素材のカーテンを選べば、よりナチュラルな雰囲気を演出できます。
自然光が差し込む空間の中で日中過ごしたい人とって、非遮光カーテンはぴったりいえるでしょう。
一方、昼間に睡眠をとる方や、ホームシアターを利用するなどで部屋を暗くしたい方には、光を遮る遮光カーテンが向いています。
非遮光カーテンのメリット

非遮光カーテンには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここからは、遮光カーテンと比較しながら、非遮光カーテンのメリットを紹介します。
朝日で目覚めやすい
非遮光カーテンは部屋に光を通すため、朝は太陽光で目覚めやすいです。
遮光カーテンの場合は、光を遮断する機能により室内が暗く保たれ、時間帯を気にせずに眠れる反面、太陽の光で目覚めることができません。
朝日を浴びると生活リズムや自律神経も整いやすくなると言われています。
朝なかなか起きられない人は、非遮光カーテンを取り入れることを検討してみてもよいでしょう。
圧迫感がなくインテリアに映える
非遮光カーテンは、圧迫感がなくインテリアに映えるのも魅力です。
前述の通り、遮光カーテンは黒糸が織り込まれていたり、生地が厚手だったりするため、重たい印象になりがちです。
その点、非遮光カーテンなら、遮光加工がされていない分、自然光が部屋に入ってくるので、明るさでインテリア引き立ちます。
またカーテンを開けて束ねたときも、薄手の生地ならすっきりとした印象になります。
素材やデザインが豊富
非遮光カーテンは、素材や色、柄のバリエーションが豊富なのも魅力です。
素材にはコットン、リネン、ポリエステルなどがあり、手触りや質感もさまざまです。
非遮光カーテンには遮光加工を施す必要がないので、豊富な素材やデザインの中から、インテリアやライフスタイルなどに合わせた好みのカーテンを選べます。
一方で、遮光カーテンは遮光加工が必要なため、デザインや生地の種類が限られてしまうことがあります。
非遮光カーテンのデメリット
非遮光カーテンには、光を通し開放的な空間を演出できるなど多くのメリットがあります。
一方でいくつかのデメリットもあるので、購入を検討する際にはしっかりと押さえておきましょう。
ここからは、非遮光カーテンのデメリットを紹介します。
室内が外から透けやすい
非遮光カーテンは光を通すため、室内の様子が外から見えやすいです。
特に夜間に照明をつけたときは人影が見えてしまい、プライバシーの保護が難しくなる可能性があります。
その点、遮光カーテンは光をしっかり遮ることができるので、外からの視線が気になりにくいです。
道路に面した環境や、集合住宅など視線が気になる環境の場合は、非遮光カーテンにレースカーテンやブラインドを組み合わせると安心でしょう。
外気温の影響を受けやすい
非遮光カーテンは薄手で軽やかな生地が多く、遮熱性・断熱性は遮光カーテンに比べてやや劣ります。
また、外気温の影響を受けやすく室内の気温も安定しにくいため、冷暖房の効率が下がりがちです。
一方、遮光カーテンは厚手の生地なので、室内に光だけでなく熱を通しにくいのが特徴です。
一年を通して外気温の影響を受けにくく、快適な室内環境を保ちやすいでしょう。
西向きの部屋や、大きな窓がある部屋などには、非遮光カーテンで対策するのも一つの方法です。
強い西日や紫外線が入りやすい
非遮光カーテンは光を通すという特性上、強い西日や紫外線が室内に入りやすくなります。
まぶしいと感じたり肌への影響が気になったりすることもあるでしょう。
また長時間強い西日や紫外線が入り込むことで、家具や床などが日焼けする可能性があり、インテリアへのダメージも考えられます。
非遮光カーテンのデメリット対策
非遮光カーテンにはいくつかデメリットがありますが、その点を補うための対策を行うと、より快適に非遮光カーテンを使用できるでしょう。
ここからは、非遮光カーテンのデメリット対策をご紹介します。
厚めの生地・ダークカラーを選ぶ
非遮光カーテンは光を通しやすいので、特に夜間の照明点灯時には室内が外から透けて見えやすくなります。
防犯面や快適性が気になる場合は、カーテンの生地の厚さや色味に注目して選ぶとよいでしょう。
カーテンの生地は厚手のものを選ぶと、透け感が軽減され、断熱性も高まります。
またカーテンの色は薄い色よりも濃い色やダークカラーを選ぶと、光を吸収しやすくなるため、まぶしさの軽減につながります。
レースカーテンは遮像・ミラーレースにする
非遮光カーテンは薄手の生地が多く透けやすいため、外からの視線が気になる場合は、非遮光カーテンにレースカーテンを合わせるのがおすすめです。
特に、遮像レースやミラーレースといった機能性が搭載されたレースカーテンを選ぶと、非遮光カーテンのデメリットを補完でき、快適に過ごしやすくなるでしょう
遮像レースは、特殊な糸を使用したやや厚めの生地で作られており、昼夜問わず外から視線を遮りやすいのが特徴です。
ミラーレースは、光沢感がある特殊な糸を編み込み、光を反射させる作りになっています。
日中は外からの視線を遮ることができますが、夜間や曇りの日などは透けてしまう点には注意が必要です。
遮像機能のあるミラーレースカーテンもあるため、購入の際は機能を詳しくチェックするとよいでしょう。
窓・カーテンにUVカット機能を取り入れる
非遮光カーテンは紫外線が入りやすく、日焼けによる家具や床材の劣化や肌への影響を心配する方もいるでしょう。
その場合、UVカット機能が搭載された窓やカーテンを取り入れるのがおすすめです。
例えば、窓にUVカットフィルムを貼ったり、UVカットガラスを採用したりなどの対策ができます。
また、UVカット機能付きのレースカーテンを選ぶのもおすすめです。
非遮光カーテンが向いている場所

非遮光カーテンは、室内に自然光を取り入れることができるので、明るく開放的な雰囲気を演出したい場所に向いています。
例えば、朝日で目覚めたい寝室や、光をたっぷりと取り入れたいリビング、自然光でナチュラルな明るさにしたい子ども部屋などにぴったりです。
より快適な空間を作るなら、天然素材のカーテンで軽やかな雰囲気にしたり、UVカット機能や遮像・ミラーレースカーテンを併用したりするとよいでしょう。
ただし、部屋の位置や周辺環境によっては、非遮光カーテンが不向きな場合もあります。
強い西日が入りやすかったり、窓が直接道路に面していたりする場合は、遮光カーテンを選んだ方が快適に過ごせる場合もあります。
オーダーカーテン通販【aiika】のおすすめ非遮光カーテン3選
非遮光カーテンは、素材やデザインのバリエーションが豊富で選ぶ楽しみがあります。
ここからは、オーダーカーテン通販【aiika】で購入できるおすすめの非遮光カーテンをご紹介します。
綿(コットン)100% 無地 さらっとした触り心地のオックス織り天然素材カーテン
さらっとした触り心地が特徴の、オックス織り天然素材の非遮光カーテンです。
多彩なカラーからお部屋のインテリアにマッチしたものが選べます。
綿100%で天然素材ならではの上品な見た目と、静電気が起こりにくいソフトな手触りで、子どもがいる家庭や肌がデリケートな方にも安心してお使いいただけます。
また、高密度に織り上げた生地を使用しているため、外からの視線も気になりにくい作りです。
細いラインが並んだナチュラルモダンなドレープカーテン「レイ」
「レイ」はリゾートホテルを思わせるような、ナチュラルモダンなオーダー非遮光カーテンです。
麻のようなナチュラルな質感に、さりげない光沢をまとったボーダーのデザインで、おしゃれな空間を演出してくれます。
色は、ナチュラルカラーをラインナップしており、どれもお部屋になじみやすいでしょう。
程よく光を取り入れつつも、非遮光カーテンならではの透け感を抑えたい方におすすめです。
洗濯機で丸洗いでき、お手入れも簡単です。
ざっくりとしつつ柔らかい自然な素材感の麻混ドレープカーテン「ナチュラム」
「ナチュラム」は麻の素材感を生かした、ざっくりとしつつも柔らかいナチュラルな雰囲気のオーダー非遮光カーテンです。
生地に麻を織り込むことで、天然素材に見られる節やネップ(糸玉)を再現しています。
カラーは麻の素材感を生かしたラインナップです。
非遮光カーテンでありながら、透けにくいため、プライバシーを確保したい方にもおすすめです。
洗濯機で丸洗いできるのも嬉しいポイントです。
非遮光カーテンは、自然光を楽しみたい人におすすめ
非遮光カーテンは、自然光を室内に取り込めるので、光のある暮らしを楽しみたい方におすすめです。
明るく開放的な雰囲気を演出しやすく、素材やデザインのバリエーションも豊富なので、寝室やリビング、子ども部屋などに向いています。
非遮光カーテンにはデメリットがあるものの、本記事でご紹介したような対策を講じることで、快適に使えるでしょう。
オーダーカーテン通販【aiika】では、快適な空間を演出できる非遮光カーテンを多数取りそろえております。
非遮光カーテンが気になっている方は、ぜひ一度公式サイトをチェックしてみてください。
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