新築のカーテン選びのポイントは?おすすめのカーテンを紹介

新築のカーテン選びは、家づくりの最後の仕上げとして重要なポイントです。
カーテンはインテリアの中でも大きな面積を占めるため、カーテンの色やデザインは、部屋の印象を大きく左右します。
またカーテンの機能性にもこだわることで、快適な住まいを実現させられます。
新築のカーテン選びのポイントを解説するとともに、おすすめのカーテンを紹介するので、カーテン選びにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
新築のカーテン選びの4つのポイント
新築のカーテン選びで押さえておきたい、4つのポイントを解説します。
カーテンは数年単位で長く使用するものなので、慎重に選ぶことが大切。お気に入りのカーテンで快適に暮らせるように、ポイントを押さえて適したものを選びましょう。
1.壁や床の色に合うカーテンを選ぶ
壁や床の色に合わせて、統一感を出せる色・デザインのカーテンを選びましょう。
カーテンはインテリアの中でも面積が大きいため、部屋のイメージを左右しやすいアイテムです。
壁や床、天井など、部屋全体のカラーリングとマッチする色・デザインのカーテンを選ぶのが基本です。
壁や床の色と合うものを選べば、部屋全体の色味に統一感が出ておしゃれな空間に仕上げられます。
もしオンラインショップでカーテンを購入する際は、サンプルを取り寄せて実際の色味を確認するのがおすすめです。
2.インテリアに合わせて選ぶ
カーテン選びは、インテリアとの調和も重要なポイントです。
他のインテリアと雰囲気や色味が合わないと、チグハグなコーディネートになってしまいます。
例えば、真っ赤なソファのような目立つ家具を中心にコーディネートするなら、カーテンは壁と同系色の控えめな色にして引き立て役にしましょう。
反対に中心となる色味がないなら、カーテンを中心にコーディネートするのも一つの手です。
またインテリアのテイストを合わせるのも、重要なポイントです。
例えば、北欧テイストのインテリアなら、アースカラーや自然モチーフの柄などが、ナチュラルテイストならアイボリーやベージュ、グリーンなどのカラーがマッチします。
どのような雰囲気の部屋にしたいのか、できるだけ具体的にイメージして、内装・家具と合わせてカーテンを選ぶのがおすすめです。
3.カーテンの機能で選ぶ
カーテンにはさまざまな機能が付加されているので、デザイン面だけでなく、機能性にも注目しましょう。代表的な4つの機能を紹介します。
遮像機能
遮像機能は、部屋内のシルエットを外から見えにくくする機能です。
部屋の明かりを点けているとカーテンにシルエットが映ってしまい、室内の様子が外からわかってしまいます。
しかし遮像機能を備えたカーテンであれば、シルエットがわかりにくくなるため、プライバシーを確保できます。
昼夜問わず透けにくくなっているので、道路に面していたり向かいの家の窓に面していたりと、外からの目が気になる部屋にぴったりです。
室内が透けて見えるのが気になる場合は、遮像機能付きのカーテンを選びましょう。
遮光機能
遮光機能は、外からの光を遮って室内を暗く保つ機能です。
生地の裏側をコーティングすることで、光を遮っています。1~3の等級に分かれており、1級では人の顔と表情が判別できなくなるほどです。
西日が強く差し込む部屋や繁華街に面した部屋など、外からの日光や街灯などが気になる部屋に適しています。
また外からの光を防ぐだけでなく、室内から漏れ出る光も遮ってくれるため、遮像カーテンと同様にプライバシー確保にも役立ちます。
外からの光が気になる場合や、室内から明かりが漏れるのが気になる場合は、遮光機能を備えたカーテンを選びましょう。
断熱・遮熱機能
断熱・遮熱機能は、室内を快適な温度に保ちやすくなる機能です。
断熱と遮熱は厳密には異なるもので、以下のような違いがあります。
- 断熱:熱を伝わりにくくする機能。夏の熱気や冬の冷気が部屋内へ浸入するのを軽減し、室内の冷気・熱気の流出も防ぐ。
- 遮熱:光を反射させるなど熱を遮る機能。日光による室内の温度上昇を軽減するため、暑さ対策に役立つ。
一見似たような意味ではありますが、断熱機能は夏・冬どちらにも効果的なのに対し、遮熱機能は暑さの軽減に特化しています。
外気温の影響を抑えて冷暖房の効率をアップさせたいなら断熱機能を、日当たりが良く日光による温度上昇が気になる場合は遮熱機能といったように、悩みや部屋の間取りに応じて適した方を選びましょう。
ウォッシャブル機能
ウォッシャブル機能は、自宅でも洗濯可能なことを示す機能です。
自宅での洗濯ができない場合はクリーニングを依頼することになるため、手間と費用がかかります。
ウォッシャブル機能付きのカーテンであれば、自宅の洗濯機で丸洗いできるため、いつでも清潔な状態を保ちやすくなります。
また何度洗濯しても縮みや色落ちが発生しにくくなっており、お気に入りのカーテンを長く愛用しやすくなっているのもポイントです。
カーテンは静電気によりホコリが付着したり、食事やペット、タバコなど生活臭が付いたりと、部屋の中でも汚れがつきやすいアイテムです。
ウォッシャブル機能付きのカーテンを選べば、清潔な状態を保ちやすくなります。
4.部屋の用途を考えて選ぶ
部屋の用途に合わせて、適したデザイン・機能性のカーテンを選ぶことで、快適に過ごしやすい部屋になります。
部屋別にどのようなカーテンを選べばよいか詳しく見ていきましょう。
リビング
リビングは家族がくつろいで過ごす場所なので、落ち着いた色味のカーテンがよいでしょう。
例えばベージュやアイボリー、ブラウンなど落ち着いたアースカラーをはじめ、淡い色・薄い色を選ぶのがおすすめです。
ダイニングを兼ねている場合は、イエローやオレンジのような暖色系にすると、部屋全体が明るくなるため、食卓も楽しい印象になるでしょう。
リビングの窓は大きい場合が多いため、ベーシックな色やシンプルな柄など、飽きにくいデザインが適しています。
また外からの視線が気になる立地であれば、遮像機能や遮光機能などがあるとプライバシーを確保できます。
寝室
寝室は落ち着いて過ごせるように、リラックスできる色・柄のカーテンを選びましょう。
淡い色や寒色のような、視覚的に優しい刺激の少ない色を選ぶと、落ち着きやすい空間になります。
日光や街灯など、外からの光が気になって眠りにくい立地の場合は、遮光カーテンがおすすめです。
遮光等級の高いものを選べば、外が明るくて眠れなかったり、朝日で予定より早く起こされたりするのを防げるので、熟睡しやすくなります。
朝日で気持ちよく目覚めたい場合は、遮光等級を落としてみるのもよいでしょう。
和室
和室には、畳や障子、襖など自然素材のものとマッチしやすい、ナチュラルなカラーがおすすめです。
例えばベージュやアイボリー、ブラウンのようなアースカラーなど、落ち着いた雰囲気の色や柄を選ぶと、統一感あるインテリアコーディネートができます。
また和の雰囲気に合わせる以外にも、あえて洋風にして和洋折衷のモダンなインテリアにコーディネートする方法もあります。
和室にカーテンを設置すると畳の日焼け防止になるので、遮光機能付きのカーテンで効果を高めるのもよいでしょう。
子ども部屋
子ども部屋のカーテンは、子どもの年齢や好みに合わせて選びましょう。
可愛らしいポップな色や柄も子ども部屋なら違和感なく設置できますが、あまり子どもっぽ過ぎると成長後に買い替える必要性があります。
子どもが小さいときは、可愛らしく明るい色柄のカーテンを選び、少し大きくなったら勉強に集中できる落ち着いた色を選ぶなど、成長に合わせてカーテンを選びましょう。
長く使うことを前提にしているのであれば、年齢を問わず使用できるような、シンプルなものを選ぶのも一つの手です。
新築におすすめのカーテンの種類
ひと口にカーテンといっても、いくつかの種類があります。新築におすすめできるカーテンの種類として、代表的な4つを紹介します。
ドレープカーテン
ドレープカーテンはゆったりとしたヒダが特徴で、一般的にカーテンといわれてイメージする厚手のカーテンです。
色や柄、素材などが豊富にあるため、デザインの幅が広くなっているのが特徴です。
また生地が分厚いため外からの視線や光を遮りやすく、保温・断熱などの効果が高くなっています。
ただしヒダがあることで、圧迫感が出やすいのが難点です。
デザイン性の高いものや機能性が充実したものなど、バリエーションが豊富なため、複数の選択肢から気に入ったものを選びやすくなっています。
ブラインド
ブラインドは、スラットと呼ばれる羽根の角度で光の量や入り方を調節できるアイテムです。
オフィスや学校などで見かける横型のブラインドと、縦にスラットが付いた縦型の2パターンがあります。
スッキリした見た目のため、圧迫感が少なくスタイリッシュなのが特徴です。
素材は布ではなくアルミや木が一般的で、布製のカーテンとは違った雰囲気を演出できます。
また羽根の角度を調整すれば、視界を遮りつつ光や風だけを採り込めるので、プライバシーを確保しつつ快適な室内環境を整えられます。
ロールスクリーン
ロールスクリーンは、布をくるくると巻き上げて縦に開閉するカーテンです。ロールカーテンとも呼ばれます。
ヒダのないフラットな見た目のため圧迫感が少なく、部屋を広く感じやすいのが特徴です。
色や柄を一枚絵のように楽しめるので、カーテンのデザイン性を損なわないのも特徴だといえます。カーテンの色・柄にこだわりたい方におすすめです。
また小窓に設置できたり、部屋の間仕切りにもなったりと、他のカーテンでは使用できない箇所にも設置できます。
シェード
シェードは、ロールスクリーンと同様に縦に開閉するタイプで、大きな布を折りたたむように開閉するカーテンです。ローマンシェード・シェードカーテンとも呼ばれます。
窓周りをスッキリと見せられるため、シンプルなインテリアとマッチしやすく、部屋を広く感じやすいのが特徴です。
ドレープカーテンと同じ生地を使用できるため、大きな窓にはドレープカーテン、小さな窓にはシェードといったように、統一感あるコーディネートに仕上げられます。
オーダーカーテン通販【aiika】で新築におすすめのカーテン2選
新築にぴったりなカーテンの選び方がわかったところで、オーダーカーテン通販【aiika】で扱うおすすめのカーテンを2つ紹介します。
カーテン選びにお悩みの方は、ぜひチェックしてみてください。
無地の防炎1級遮光カーテン「HAUSKA」レース付き4枚セット
北欧をイメージしたカラーの防炎1級遮光カーテン2枚と、レースカーテン2枚の4枚セットとなっており、アイテムの揃っていない新築にぴったりな商品です。
ナチュラル・ビビット・シック・フェミニンの4つのグループに分けられた、全48色の中から好きなカラーを選べるので、好みやインテリアのテイストに合うカーテンを選びやすくなっています。
引き立て役にも主役にもなれるシンプルなデザインなので、インテリアコーディネートしやすいカーテンです。
もちろんデザイン性だけでなく機能性も充実しており、1級遮光や防炎、遮熱・断熱、ウォッシャブルなど、快適に過ごせる機能を完備しています。
1級遮光 遮熱 防炎 遮光カーテン「luonto(ルオント)」レース付き4枚セット
luontoは北欧をイメージしたカラーのカーテンで、無地の防炎1級レース付き遮光カーテン・レース付き4枚セットのため新築にぴったりです。
どのような壁紙ともマッチする織り感のある生地が特徴で、全25色の中から好きなカラーを選べます。
数種類の色を折り合わせているため、いずれの色も優しい穏やかな色に仕上がっています。
また2倍・1.5倍・フラットとヒダの強さを選べるので、より部屋の雰囲気に馴染みやすいデザインのカーテンを選ぶことが可能です。
1級遮光や防炎、遮熱・断熱、ウォッシャブルといった機能も備わっています。
ポイントを押さえて新築のカーテン選びを成功させよう
新築は「あんな雰囲気の部屋にしたい」「こんなコーディネートにしたい」と、理想の部屋を作るのに最適なタイミングです。
カーテンは部屋の雰囲気や印象を大きく左右するので、ポイントを押さえて理想的な部屋に仕上げましょう。
どのようなカーテンを購入しようか悩んでいる方は、オーダーカーテン通販【aiika】をチェックしてみてください。
サンプル生地を無料でお送りしているので、オンラインでも実際の色や質感を確認してから購入できます。ぜひ気軽にお問い合わせください。
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