カーテンのカビ対策完全ガイド:除去方法から予防策まで徹底解説!

カーテンのカビ対策完全ガイド:除去方法から予防策まで徹底解説!

気付いたときにはカーテンにカビが発生してしまっていて、洗濯しても生地が傷まないか、きれいに落ちるのかと不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

そのままカビを放置すると健康への悪影響も懸念されるため、速やかな対処が必要です。

本記事では、カーテンにカビが発生するメカニズムを解説した上で、自宅でできる適切な除去方法を紹介します。

日頃から取り組めるカビ予防の対策も併せて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

【この記事で分かること】

  • カーテンにカビが発生するメカニズム
  • カーテンのカビを除去する方法
  • カーテンのカビの再発を予防する対策

カーテンにカビが発生するメカニズム

カーテンにカビが発生するメカニズム

適切なカビ対策を講じるには、カビが発生する原因を正しく理解することが大切です。

原因を把握しておけば、カビが生えにくい環境作りに役立ちます。

カーテンにカビが生える主な原因は、以下の3つです。

  • 湿度
  • 温度
  • 栄養源

ここでは、カーテンにカビが発生するメカニズムを詳しく解説します。

湿度と結露

カビは湿度70%で活発に繁殖し、特に75%を超えると一気に増殖速度が加速します(※)。

特に注意したいのは、外気との温度差で生じた窓ガラスの結露です。

結露の発生は窓際の湿度を高めるだけではなく、水分を吸った生地が湿った状態のまま放置されることで、カビの温床を作り出します。

冬場は空気が乾燥しており、カビが生えにくい季節と思われがちですが、実際は暖房の影響で室内外の温度差が広がって結露が生じやすい環境です。

そのため、季節を問わず窓周りの湿度上昇には注意が必要です。

※参考:文部科学省.「カビ対策マニュアル 実践編」.”1-4温度・湿度データの記録と解析”.https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/sonota/003/houkoku/08111918/003.htm ,(参照2026-02-26).

温度と換気不足

カビは20〜40度の環境下で発生し、特に25〜28度で最も活発に増殖します(※)。

特に気密性の高い現代の住宅では、室内の空気が滞留しやすいため、意識的な換気による対策が欠かせません。

エアコンやサーキュレーターなどで空気が循環しているように見えても、カーテンの裏側やヒダの間は、どうしても風が届きにくい死角となります。

空気が乾燥する時期であっても、局所的にこもった湿気によりカビの発生リスクが高まります。

※参考:東京ガス ウチコト.「梅雨(長雨)に増殖するカビはどう防ぐ? 家中のカビの取り方と対策」.https://uchi.tokyo-gas.co.jp/topics/2277 ,(2024-02-19).

カビの栄養源となる汚れ

カビの発生には湿度や温度だけではなく、栄養源となる汚れの存在も深く関わっています。

主な栄養源は、ホコリや手あかなどの皮脂汚れ、料理の油汚れなどです。

一見清潔に見えるカーテンでも、レール上部やヒダの間、タッセル周辺には見えない汚れが蓄積していることがあります。

汚れに湿度や温度などの条件が重なると、カビが爆発的に繁殖する引き金となります。

汚れを放置した場合、繊維の奥まで汚れが入り込んで自宅では洗浄しにくくなるため、定期的なケアを行うことが大切です。

カーテンのカビ除去方法

カーテンのカビ除去方法

カーテンにカビを発見した場合は、放置せず適切な方法で速やかに除去することが重要です。

そのまま放置すると、他の家具へカビが広がる恐れがある他、アレルギー症状を引き起こす原因になりかねません。

ここでは、自宅でできるカーテンのカビを除去する手順を解説します。

事前準備と洗濯表示の確認

自宅でカーテンを洗濯する前に、まずはタグに記載されている洗濯表示を確認しましょう。

水洗いや漂白剤の使用が可能かといった情報を事前に把握しておくことで、カーテンの素材に適した正しい方法で対処できます。

洗濯表示にない間違った方法で洗ってしまうと、深刻な生地の傷みや縮みを引き起こす原因になります。

特に「家庭での洗濯禁止(おけにバツ印)」のマークがある場合や、自宅での洗濯が難しい大きなカーテンなどは、無理せずクリーニング店へ相談しましょう。

手洗い・予洗いする

カビが付着したカーテンを洗う際は、そのまま洗濯機へ入れるのではなく、まずは目に見える範囲の汚れを取り除くことが大切です。

特に汚れがひどい部分を洗濯前に手洗い・予洗いしておくことで、繊維の奥まで入り込んだカビをピンポイントに落としやすくなります。

手洗い・予洗いをする場合、まずはカーテンをレールから外しましょう。

ここで重要なのは、水にぬらす前の乾いた状態で、カビが発生している部分を歯ブラシや洗濯用ブラシなどを使って優しく払い落とすことです。

先に水にぬらしてしまうとカビが繊維の隙間に入り込んでしまい、かえって落としにくくなるため、乾いた状態で作業することがポイントです。

またブラシで払い落とす際に、カビの胞子が周囲に舞い散る恐れがある点に注意しましょう。

健康への影響を考慮し、カビの胞子を吸い込んだり肌に直接触れたりしないように、作業時はマスクと手袋を着用します。

併せて、窓を開けたり換気扇を回したりするなど、十分に換気した状態で作業を進めましょう。

漬け置き洗いをする

カビを根本から取り除くには、漂白剤を用いた漬け置き洗いの工程が重要です。

家庭用の衣類用漂白剤には「酵素系」と「塩素系」の2種類があり、特に強力な効果を持つ塩素系漂白剤は色落ちのリスクを伴うため、使用は白いレースカーテンに限定しましょう。

その他の色柄物やデリケートな素材のカーテンには、生地へのダメージを抑えながら漂白できる酵素系漂白剤を使用するのが一般的です。

具体的な漬け置き洗いの手順は、まずバケツや浴槽に40度前後のぬるま湯を張り、酵素系漂白剤と洗濯洗剤を規定量溶かします。

そこにカーテンを浸し、30分程度そのまま漬け込みましょう。

お湯の温度が高過ぎると、生地の傷みや縮みを引き起こす恐れがあるため、熱過ぎないことがポイントです。

漬け置き後も汚れが残っている場合は、ゴム手袋を着用した上で、生地を傷めないように優しくもみ洗いしましょう。

特に汚れが目立つ部分には、洗剤を含ませたブラシを使い、軽く叩くように洗います。

洗濯機で仕上げ・乾燥させる

漬け置き洗いで主な汚れが落ちたら、カーテンを洗濯ネットに入れた上で、タグの洗濯表示に従い洗濯機で洗い上げます。

洗濯ネットの使用は、生地の過度なこすれによる傷みを防ぐだけではなく、脱水時に起こりやすい摩擦を軽減して仕上がりのしわを抑え、美しく仕上げるためにも欠かせません。

洗濯機の設定は、脱水時間を通常の洗濯より短めにし、生地へのダメージをできるだけ和らげることがポイントです。

洗濯が終わった後はそのまま放置せず、速やかにカーテンレールに戻し、吊るしたまま自然乾燥させましょう。

ぬれたカーテン自体の重みで全体のしわが自然に伸びるため、面倒なアイロン掛けの手間を省くことにもつながります。

生乾きの状態で長時間放置すると、せっかく落としたカビの再発を招く恐れがあるため注意が必要です。

速やかに乾燥させるためにも、窓を開けてカーテンに直接風が当たるようにする他、サーキュレーターや除湿機を併用するなど、常に風通しが良い状態を保つことが大切です。

カーテンを洗濯できない場合の対処法

カーテンを洗濯できない場合の対処法

水洗い不可の素材、レールから外すのが困難なケースなど、洗濯機が使えないときはアルコールを使用してカビを取り除く方法もあります。

カビ除去には、主に消毒用エタノールや無水エタノールが使用可能で、どちらも効果を発揮します。

作業時は手袋を着用し、タオルにエタノールを染み込ませて、カビが生えた部分を叩くように拭き取ります。

注意したいのは、素材によって染みになる恐れがある点です。まずは、目立たない場所で試して問題ないかを確認してから使用しましょう。

カビを寄せ付けないための予防対策

カビを寄せ付けないための予防対策

カーテンのカビを除去しても、窓辺周囲の環境が変わらなければ再発する恐れがあります。

繰り返しの洗濯は生地の傷みや縮みなど、劣化を早める原因にもなるため、日頃のケアが大切です。

ここでは、きれいな状態を長く保つための予防対策を解説します。

徹底した換気と湿度管理

カーテンのカビを未然に防ぐには、日頃からの徹底した換気と湿度管理が重要です。

カビは湿度が高まると活発に繁殖するようになるため、まずは室内の空気を停滞させない工夫をしましょう。

基本の対策は、朝晩2回、10分前後窓を開けて換気することです。

対角線上にある窓やドアを開けて空気の通り道を作ると、効率よく湿気を逃せます。

小まめな換気は、室内の湿度を抑えるだけではなく、カビの原因となる「窓ガラスの結露」の予防にも効果的です。

特に加湿器の使用中や洗濯物の部屋干し時は、想像以上に湿度が上がることがあります。

窓を開けるのが難しい場合でも、サーキュレーターや換気扇を活用して空気を循環させるなど、湿度をためないよう日頃の対策を心がけましょう。

結露対策の強化

室内の湿度が高くない状態でも、窓ガラスに発生した結露によりカーテンがぬれることでカビが生える原因になるため、対策が必要です。

特に結露がひどい時期は、毎日タオルや雑巾で窓やサッシの水分を拭き取り、水滴がない状態を保つことが基本です。

小まめな拭き取りが難しい場合は、市販されている便利な結露防止グッズを活用するのも選択肢の1つです。

窓に貼る「結露防止シート」や「断熱フィルム」、水分を吸う「結露吸収テープ」、結露を抑える「窓用ヒーター」などを取り入れることで、手間なく対策できます。

さらに、根本的な結露対策として、リフォームやDIYで「二重窓(内窓)」を設置する方法も有効です。

窓の断熱性が高まることで、結露の発生そのものを予防できます。

定期的なお手入れと掃除

カーテンのカビは、高い湿度にホコリなどの栄養源が加わることで一気に増殖します。

そのため、湿度管理だけではなく、カーテン周りの定期的な掃除でカビの栄養源を絶つことが予防につながります。

具体的には、週に1回程度のホコリ払いと、カーテン自体の定期的な洗濯の習慣化です。

はたきや掃除機を使って、生地の表面だけではなく、ホコリがたまりやすいレール上部や窓のサッシに付いた汚れも丁寧に取り除きましょう。

また、見落としがちなのが家具の配置です。

ソファや棚などの家具がカーテンを窓に押し付けた状態になると、結露の水分やホコリがカーテンに付きやすく、カビの温床になりかねません。

家具がカーテンに直接触れないように少し離し、風の通り道を確保できる配置にしましょう。

機能性カーテンへ買い替えるのも一つの方法

カビ対策には日々のお手入れや掃除も大切ですが、「機能性カーテン」への買い替えも有効です。

特に洗濯してもカビが落ちない場合や、北向きの部屋で環境的にカビが生えやすい場合は、カーテン自体の機能で対策することで、カビ対策の負担を減らせます。

防カビ・抗菌カーテン

カビが発生しやすい環境や、お手入れの手間を減らしたい場合は、「防カビ・抗菌加工」が施されたカーテンを選ぶとカビの予防に効果的です。

繊維の特殊加工や表面の特殊コーティングにより、カビの胞子がカーテンに付着しても根を張って繁殖しにくい性質を持っています。

特に、湿気がたまりやすい部屋や結露が激しい窓など、カビが生えやすい環境に適しています。

また抗菌機能は雑菌の増殖を抑えるため、特有の嫌なにおいを防ぎ、空間を清潔に保つ役割も果たします。

ただし、機能性カーテンだからといって、カビを完全に防ぐものではありません。

これまで紹介した定期的な換気やお手入れなどの対策と組み合わせることで、より長くきれいな状態を維持できます。

遮像・断熱レースカーテン

結露によるカビへの対策には、「断熱機能」を備えたレースカーテンへの買い替えも有効です。

冬場に窓ガラスに発生する結露は、屋外と室内の大きな温度差が原因で起こります。

断熱機能を持つカーテンは、生地自体の断熱効果に加え、窓との間に空気の層を作ることで外の冷気を遮断し、窓辺の急激な温度変化を緩和します。

この「二重窓」のような構造が温度差による影響を減らし、結果としてカビ発生の原因となる結露を抑えることが可能です。

さらに遮像機能付きなら、昼夜問わずレースカーテン1枚でも室内が見えにくくなるため、周囲の視線を遮るのに役立ちます。

プライバシーを守りながら、手間をかけずに結露によるカビ予防が可能となります。

オーダーカーテン通販【aiika】のおすすめ3選

カーテンのカビ対策は、日頃のお手入れと防カビ・抗菌などの機能が備わったカーテンを組み合わせることが大切です。

ここでは、オーダーカーテン通販【aiika】のラインナップから、特にカビ対策に適したカーテンを2つ紹介します。

遮光率99.99% 選べる48色 無地の防炎1級遮光カーテン「HAUSKA」

機能性の高さはもちろん、豊富なカラーからお部屋の雰囲気に合ったものを選びたいなら、防炎1級遮光カーテン「HAUSKA」がおすすめです。

断熱率は57.5%と高性能で、夏場の外から入る熱は70%以上、冬場の外に逃げる熱は50%以上もカットします。

この優れた断熱性により、室内外の温度差が軽減され、一年を通して過ごしやすい快適な空間作りに役立ちます。

また、洗濯機での丸洗いが可能なウォッシャブル機能により、日々のメンテナンスを自宅で気軽に行えることも魅力の1つです。

遮光カーテン 1級遮光 遮熱 防炎 全25色 ドレープカーテン「luonto(ルオント)」

デザイン性を重視するなら、北欧の暮らしをイメージしたカラーが魅力のドレープカーテン「luonto(ルオント)」もおすすめです。

単色だけではなく、好みに合わせて2色を組み合わせたツートンカラーや、カーテンとタッセルの色の組み合わせ、ヒダの形状を選択できるため、理想のお部屋作りが可能です。

また洗濯機での丸洗いが可能で、定期的にお手入れしやすいメリットもあります。

同シリーズの1.5倍または2倍ヒダのタイプには形状記憶加工が付いており、洗濯後の型崩れを予防できます。

カビ対策には防カビ・断熱機能に優れたカーテンがおすすめ

カーテンのカビは、湿度や温度、換気不足、汚れが主な原因です。

カビは適切なお手入れで除去できますが、再発を防ぐには日常的な換気や湿度管理、掃除の徹底が不可欠です。

汚れが落ちない場合や、生地が傷んでいる場合は、防カビや断熱機能などの機能性カーテンへの買い替えも検討しましょう。

オーダーカーテン通販【aiika】には、断熱性が高いだけではなく、ウォッシャブル機能を備えたものもあります。

カビ対策しやすいカーテンに買い替えた上で、小まめな湿度管理や換気を意識しましょう。

 

aiika編集部

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