一人でできる!カーテンの測り方ガイド|採寸のコツや必要な道具まで解説

カーテンを新しく購入するために採寸したいと思っても、「一人でできるだろうか」と不安に感じている方は多いのではないでしょうか。
カーテンの測り方は、コツさえ分かれば難しいものではなく一人でも十分可能です。
本記事では、一人でできるカーテンの正しい測り方を、ブラインドやロールスクリーンの測り方と合わせて解説します。
自分で正しく採寸し、丁度よいサイズの新しいカーテンを取り付けたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
一人で測る前に知っておきたいカーテン採寸の注意点
一人でカーテンを採寸する際、まず気を付けたいのが、カーテンレールがない状態では採寸しないことです。
一般的にカーテンのサイズは、窓枠の幅ではなくカーテンレールを基準に採寸するため、カーテンレールがない状態では本当に必要なカーテンの大きさが分かりません。
まだカーテンレールを設置していない段階であれば、先に設置しておくことをおすすめします。
また、現在使用中のカーテンそのものを採寸して購入サイズを決めるのも避けた方がよいでしょう。
今使っているカーテンが、必ずしもその窓に最適なサイズとは限らないためです。
あくまでカーテンレールと窓を基準に測り、適切な大きさを知ることが大切です。
さらに注意すべき点もあります。それは、カーテンレールと窓を基準に採寸したとしても、その数値をそのままオーダーサイズに当てはめてはならないという点です。
詳しくは後述しますが、レールや窓のタイプ、取り付け方によっても、適切なサイズは変わります。
一人でカーテンを採寸するために用意する道具
一人でカーテンを採寸する際には、まず以下のアイテムを用意しておきましょう。
- メモ帳やペン、スマホ
- メジャー
- マスキングテープ、養生テープ
- 脚立や踏み台
メモ帳やペンは測定した数値をその場で記録するために必要です。
スマートフォンのメモ機能を利用したり、メジャーの目盛りを撮影したりして記録してもよいでしょう。
一人で作業する場合、メジャーはたゆまない金属製のものを使うのがおすすめです。
マスキングテープや養生テープがあれば、メジャーを固定したいときに役立ちます。
高い位置にあるカーテンレールに安全に手が届くよう、安定感のある脚立や踏み台も用意しておきましょう。
一人でできる! カーテンサイズの測り方

方法さえ分かればカーテンの測り方は簡単です。
一人でもできるため、これから紹介するポイントを押さえておきましょう。
窓とカーテンレールのタイプを確認する
カーテンの大きさを測る前に、以下の点を確認しましょう。
- 窓の種類
- レールの種類
腰高窓(床から離れた位置にある窓)、掃き出し窓(床までの窓)、出窓など、窓の種類によって適切なカーテン丈は異なるため、まず窓の種類を押さえておく必要があります。
併せてレールの種類も確認しておきましょう。
例えば「機能性レール」は装飾などのない一般的なカーテンレールを指します。
「装飾レール」はレールの端などに飾りや特別なデザインが施されたもののことです。
カーテンレールがカーテンボックスに設置されている場合も、基本的にはカーテンレールの種類に沿った採寸の仕方で問題ありません。
幅の採寸をする
カーテンの幅は基本的にはレールに沿って端から端まで測りますが、レールのタイプによって測定ポイントが異なります。
機能性レールの場合は、両端の固定ランナーの距離を測ります。
装飾レールの場合は、両端のキャップの付け根までの距離を測りましょう。
装飾部分を除いた実用部分の長さを測るのがコツです。
出窓の場合も同様に、固定ランナーの端から端までをカーテンレールに沿って採寸しましょう。
採寸した数値はメモして忘れないようにしてください。
脚立などを使い、カーテンレールと目線が合う位置で測ると採寸しやすいのでおすすめです。
メジャーの片方をマスキングテープなどで固定して測ると安定するので、一人で採寸しても斜めになる心配がありません。
メジャーや脚立は倒れないよう安定した場所に設置しましょう。
丈の採寸をする
カーテンの丈は窓の種類によって採寸すべき長さが変わります。
腰窓はランナーから窓枠までを測り、プラス15cmほどにした長さにしましょう。
掃き出し窓や出窓はランナーから床(窓の下端)までを測ります。
金属製のメジャーを使い、爪の部分をマスキングテープなどでランナーに固定しておくと、一人でも採寸しやすくなります。
床面まで伸ばしたメジャーを目視しにくい場合は、スマートフォンでメモリを撮影すると確認しやすいでしょう。
ドレープカーテンはマイナス1cm程度、レースカーテンはマイナス2cm~3cm程度にすると、床にすれてカーテンが汚れたりホコリがたまったりするのを防げます。
なお、断熱性や遮光性を高めるためなどの目的で、掃き出し窓のカーテンを長めのブレイクスタイルにする場合は、床までの長さに10cm~15cm程度プラスするとよいでしょう。
仕上がりサイズ(オーダーサイズ)を計算する
カーテンをオーダーする際は、「採寸したサイズ」と「仕上がりサイズ」の違いに注意が必要です。
丈は、一つ前の工程で窓の種類に合わせて採寸・調整したサイズで問題ありません。
幅については、計測したレール幅にゆとり分を足す必要があります。
ゆとり分の考え方の一つが、採寸した幅に2cm足す方法です。
もう一つの考え方は、採寸した幅の3%~5%を足す方法です。この場合の計算式は以下のようになります。
カーテンの仕上がり幅=採寸したサイズ(cm)×1.03~1.05
インターネット上のオーダーメイドサイトでは、「仕上がりサイズで入力」と明記されていることが多いです。
ただしサイトによっては採寸サイズを入力すると、ゆとり分が自動で計算されるサイトもあります。
「採寸サイズ」と「仕上がりサイズ」どちらで入力する仕様になっているかよく確認してから注文しましょう。
カーテンの開き方(片開き・両開き)を選ぶ
カーテンの開き方には「両開き」と「片開き」の2種類があります。
両開きは中央で左右に開くタイプで、幅の広い窓や左右対称を重視する場所に適しています。
片開きは一方向にのみ開くタイプで、窓の横に家具がある場合や狭いスペース、またデザイン性の高いカーテンを一枚布として見せたい場合に有効です。
両開きは採寸した幅の半分の長さに、それぞれゆとり分を足して2枚、片開きは採寸した幅にゆとり分を足して1枚注文します。
なおゆとり分の計算方法は利用する店舗や通販サイトごとに若干異なるため、都度注文方法を確認しましょう。
ブラインド・ロールスクリーンも一人で採寸できる!

ブラインドやロールスクリーンの測り方も、一般的なカーテンと大きくは変わりません。
しかし取り付け方によって仕上がりサイズが変わるため、以下のポイントを押さえておくようにしましょう。
設置方法の違いを確認する
ブラインドやロールスクリーンには、以下の4つの設置方法があります。
- 天井付け:窓枠の天井部分に取り付ける方法
- 正面付け:窓枠より上の位置から設置し、窓枠をすっぽり覆うように設置する方法
- カーテンボックス:カーテンボックス内に設置する方法
- 突っ張り式:窓枠に突っ張り棒の要領でカーテンを取り付ける方法
設置方法ごとに測る場所や仕上がりサイズが変わるため、採寸前に「どの設置方法にするか」を決めることが重要です。
天井付けの場合
窓枠内側の端から端までを採寸します。
幅と高さを採寸したら、採寸値からそれぞれ1cm程度引いた長さが一般的な注文サイズです。
例えば、窓枠の内側寸法が幅50cm・高さ90cmの場合、注文サイズは幅49cm・高さ89cmとなります。
なお、窓枠の奥行きが4cm以下の場合設置できない製品もあるので、製品の特徴と併せて奥行きサイズも測っておくことが大切です。
採寸の際は斜めに測ってしまうのを防ぐために、金属製のメジャーを使いましょう。
金属製のメジャーの始点を窓枠へ垂直にしっかり固定しておくと、窓枠の中央部分も測りやすくなります。
カーテンの場合と同様に、採寸値はメモしておくようにしましょう。
正面付けの場合
正面付けをする場合、窓枠の外寸以上のサイズにする必要があります。
幅は窓枠より1cm以上大きいサイズにしましょう。
腰窓の場合の丈は好みの長さで問題ありませんが、一般的には窓枠より5~10cm程度長めにすることが多い傾向です。
掃き出し窓の場合は、床から1cm短く仕上げます。
窓枠の外側を端から端まで測り、幅と高さが分かったら、必要な長さを足し引きして実際のサイズを決めましょう。
カーテンボックスに取り付ける場合
カーテンボックスにブラインドやロールスクリーンを取り付ける場合、幅はカーテンボックスの内側の寸法から1cm以上引いたサイズか、窓の幅より少し広めのサイズに決定します。
丈はカーテンボックスの内側上部を起点に寸法を測ります。
正面付けの場合と同様に、腰窓は窓枠より5~10cm程度長めに、掃き出し窓の場合は床から1cm程度短めのサイズにしましょう。
カーテンボックスは天井に近い位置に取り付けられているため、採寸時に無理な体勢になることもあります。
安定した脚立を使い、安全に配慮しながら測りましょう。
突っ張り式の場合
突っ張り式のブラインドやロールスクリーンを取り付ける場合は、窓枠の内側寸法と同じサイズで注文すれば問題ありません。
突っ張り棒は基本的に窓枠内に設置するため、ある程度窓枠に幅が必要です。
製品によって異なるため取り付け可能な幅を確認しましょう。
窓枠より大きくなるとせっかくのブラインドやロールスクリーンがはまらないため、正しく採寸することが大切です。
オーダーカーテン通販【aiika】のおすすめオーダーカーテン3選
オーダーカーテン通販【aiika】では、自宅の部屋を彩る、さまざまな種類のカーテンを取りそろえています。
ここからは【aiika】おすすめのカーテンを紹介します。
遮光率99.99% 選べる48色 無地の防炎1級遮光カーテン「HAUSKA」
「HAUSKA」は北欧をイメージした豊富なカラーラインナップが魅力のカーテンです。
シンプルな無地のカーテンなので、どのような部屋やインテリアにもなじむでしょう。
タッセルも好きなカラーから選べ、例えばカーテンはベージュ、タッセルはブラックといった好みの合わせ方が可能です。
防炎加工が施されているため、火を使うキッチンなどの近くでも安心して利用できます。
また1級遮光カーテンなので、昼夜問わず部屋を暗くして寝たいという方にもぴったりです
1級遮光 遮熱 防炎 全25色 ドレープカーテン「luonto(ルオント)」
「luonto(ルオント)」は、部屋になじみやすいナチュラルでベーシックなカラーがそろうドレープカーテンです。
織り感のある生地が魅力で、優しい風合いを醸し出すとともに、気品のある雰囲気を演出してくれます。
防炎、1級遮光カーテンのため、リビングから寝室まで幅広い部屋に対応可能です。
断熱性・保温性にも優れているため、夏場冬場の寒暖差対策にも役立ちます。
北欧をイメージしたオーダー遮光カーテン「ナチュラル ノルディック」
「ナチュラル ノルディック」は、北欧をイメージした自然のモチーフとパターンから選べるカーテンです。
お部屋の雰囲気に合わせて好みの柄を選べるため、インテリアの一つとして楽しめます。
「無地のカーテンではもの足りない」「部屋に華やかさが欲しい」という方におすすめです。
柄によって遮光の種類も変わるため、機能性を見て選ぶのもよいでしょう。オプションで形状記憶加工も可能です。
一人でも正確に測れる!あなたの窓にぴったりのオーダーカーテンを見つけよう
カーテンの測り方はコツさえつかめば比較的簡単で、一人でも十分行えます。
採寸の際に脚立などを使う場合は、安全に配慮し、採寸結果を忘れないようにメモを取りながら進めましょう。
オーダーカーテン通販【aiika】では、部屋の雰囲気にマッチするさまざまなカーテンを用意しています。
一般的なドレープカーテンやレースカーテン、ブラインドやロールカーテンまで種類も豊富です。
新しいカーテンが気になっている方は、ぜひオーダーカーテン通販【aiika】をチェックしてみてください。
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