カーテンの素材はどれがおすすめ?素材別の特徴や選び方を解説

カーテンの素材はどれがおすすめ?素材別の特徴や選び方を解説

カーテンはインテリアの中でも大きな面積を占めるアイテムなので、部屋の雰囲気を大きく左右します。

カーテンは取り付ける部屋や色・柄などを変更するだけで、一気におしゃれな空間を演出できます。他にも大事な要素として挙げられるのが「素材」です。素材が異なるだけで、見た目の印象はガラッと変わります。

カーテン生地の素材は大きく分けて「天然繊維」と「化学繊維」の2種類。どちらも豊富な種類があるので、バリエーションはさまざまです。

「どれを選ぶべきかわからない」方に向けて、素材別の特徴や選び方を解説するので、カーテン選びに悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。

カーテン生地の素材はさまざま

カーテンにはさまざまな種類がありますが、代表的なものとして「レースカーテン」と「ドレープカーテン」の2種に大別できます。

それぞれ役割や見た目などが異なり、以下のような特徴があります。

  • レースカーテン:薄手のレース生地のカーテンで、光を取り込みつつ外から見えにくくするものです。基本的にドレープカーテンとセットで使用されます。
  • ドレープカーテン:一般的にイメージされるカーテンのタイプで、ドレープと呼ばれるヒダがあるのが特徴。厚手の生地で、光を遮る能力が高くなっています。

これらカーテンには、さまざまな素材が使用されており、リネンやコットンのような天然繊維を使用したものもあれば、ポリエステルをはじめとした化学繊維が使用されたものまで幅広くあります。

カーテン生地の素材ごとの特徴

カーテン生地の素材ごとの特徴

カーテンは、生地に使われる素材によって見た目や特徴が異なります。

代表的な以下の素材について、それぞれの素材ごとの特徴を解説します。

  • ポリエステル
  • 新合繊(しんごうせん)
  • アクリル
  • ナイロン
  • レーヨン
  • コットン(綿)
  • リネン(麻)
  • シルク(絹)
  • ウール(羊毛)

ぜひカーテン選びの参考にしてみてください。

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ポリエステル

カーテン素材としてポピュラーなもので、特にレースカーテンではシェア率約99%を占めるほどです。石油・石炭・天然ガスなどを原料にした化学繊維で、耐久性に優れているのが特徴です。丈夫なため長く使用することができます。

シワになりにくく、カビ・虫・熱に強く手入れしやすいことに加え、リーズナブルなのが魅力です。また特殊加工を施しやすいので、遮熱・遮像・防音といった機能性を付与しやすいのもメリットです。

新合繊(しんごうせん)

ポリエステルの特徴を活かして開発された合成繊維の総称で、ポリエステルを進化させた素材です。新合繊と呼ばれる素材は複数あり、代表的なものとして絹のような光沢がある「ニューシルキー」や、桃の表面のように短い毛羽がある「ピーチスキンタイプ」などがあります。

通気性が高く軽くて柔らかい素材感が魅力で、しっとりとした手触りやドライタッチなど天然素材にはない質感や風合いが楽しめます。

アクリル

ふっくらと柔らかく、ウールのような性質を持つ化学繊維です。

ニットや靴下などに使われる素材で、カーテンの場合は他の繊維と混紡して使用されることが多くなっています。

洗濯による縮みや型崩れが起きにくいので、頻繁に洗濯してもお気に入りのカーテンが劣化しにくくなっています。キレイ好きな方や子供・ペットがいる家庭でも使いやすい素材です。

ナイロン

ナイロンは摩擦や折り曲げに強いのが特徴で、アクリル同様に伸び縮みや型崩れが起きにくい素材です。カビや虫害にも強いので、衣類をはじめインテリア製品にも幅広く使用されています。

伸び縮みや型崩れが起きにくいことに加え、シワになりにくいため、洗濯しやすいカーテン素材です。日光による変色が課題でしたが、近年では改良傾向にあるため、カーテンに使用しやすい素材となってきています。

レーヨン

シルクの代用品として、木材パルプなどを主原料に作られた化学繊維です。

シルクのような光沢のあるサラリとした風合いや、柔らかく滑らかな生地感・肌触りが特徴的です。また美しいドレープを生み出すのも魅力。ヒダがしっかりと出たメリハリのあるカーテンが好みであれば、レーヨンを素材にしたカーテンを選びましょう。

コットン(綿)

優しい風合いと柔らかい肌触りが特徴で、ナチュラルな風合いを楽しめます。

通気性・保湿性が高いため、季節を問わず使える素材です。また染色性に優れているので、カーテンのカラーバリエーションが豊富。好みの色を見つけやすいでしょう。

ただし染まりやすく、シミができやすいため注意が必要です。

リネン(麻)

サラッとした手触りが気持ち良く、丈夫で長持ちするのが特徴です。

使うほどに柔らかく馴染んでいくため、日々使い続けることで育ててゆく楽しさがあります。また吸湿性・速乾性が高く、ジメっとしやすい夏場でも快適に暮らしやすくなります。抗菌性が高く、雑菌が繁殖しにくいのも魅力です。

ただし洗濯で縮みが発生しやすいため、あえて長めの丈を購入するなど、工夫が必要です。

シルク(絹)

高級素材であるシルクは、特有の優雅な光沢や滑らかな手触りが特徴です。

シワになりにくいため、開閉を繰り返しても美しい状態が持続しやすい素材。染色性が良いため、美しい発色を楽しめるのも魅力です。ただし高級素材のため一般的なカーテンに使用されるのは稀で、ホテルなどに使用される高級品となっています。

ウール(羊毛)

保湿性・吸湿性・伸縮性に優れているのが特徴で、染色性が高く色落ちしにくい素材です。

セーターやカーペットなどでお馴染みの素材ですが、カーテンではあまり使用されない素材で、厚手のドレープカーテンには一部使用されます。

汚れが付きにくい素材なので、子供・ペットがいる家庭のカーテンとして、使用しやすい素材です。また熱伝導率が低いため、保温性が高く冬でも暖かく過ごしやすくなっています。

素材以外で注目するべき4つのポイント

素材以外で注目するべき4つのポイント

カーテンを選ぶ際には、素材以外にも「機能性」にも注目しましょう。カーテンにはさまざまな機能が付加されているので、より快適に過ごしやすくなります。

代表的なものとして「ウォッシャブル効果」「遮光効果」「断熱効果」「ミラー効果」の4つが挙げられます。

それぞれ解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

ウォッシャブル機能

家庭用洗濯機で、丸ごと洗える機能です。通常のカーテンは家庭用洗濯機で洗うと、縮みや変色が起きるものですが、ウォッシャブル機能があれば問題ありません。

洗濯試験を行い伸縮や色あせ、シワなど、外観に問題がないカーテンに表示されるもので、クリーニングに出さなくても、自宅で簡単に手入れできます。耐久性の高いポリエステル生地に多く、天然繊維100%のカーテンは、ウォッシャブル機能のないものがほとんどです。

遮光効果

外から入る日光や街灯などの光を、遮ることができる効果です。

遮光性の高い順に1級~3級の等級があり、2級~3級は人の顔や表情が判別できるレベルですが、1級になると遮光率は99.99%以上で、人の顔や表情が判別できないレベルになります。また外からの光を遮断するだけでなく、自分の部屋から外に漏れる光もシャットアウトしてくれます。

朝日や街灯が気になる寝室や、西日が強く差し込む部屋などに適した機能です。

断熱効果

熱が伝わらないようにする効果で、部屋の中を適温に保ちやすくなります。

たとえ締め切っていても、ちょっとした隙間や壁、天井、床などから外気温の影響を受けるものですが、中でも窓は熱の出入りが激しいポイントです。窓からの熱の出入りを防ぐことで、暑さ・寒さ対策ができるため、季節を問わず過ごしやすい空間にできます。

ミラー効果

外からの視線を遮ることで、プライバシー保護につながる機能です。

例えばポリエステルの光沢により光を反射したり、特殊な糸で磨りガラスのように視線を遮ったりすることで、外から室内を見られないようにすることができます。

プライバシー保護はもちろんですが、防犯にもつながります。外からの視線が気になりやすい通りに面した部屋や、女性の一人暮らしなどにおすすめです。

素材別おすすめカーテン3選

カーテンの素材ごとの特徴や、注目すべきポイントについて解説してきましたが、ここからは「オーダーカーテン通販【aiika】」がセレクトしたおすすめカーテンを3つ紹介します。

素材別に紹介するので、カーテンに悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.主張し過ぎない光沢と繊細な織り感が美しい防炎遮光カーテン「アルファ」

主張し過ぎない光沢が、高級感を醸し出すラグジュアリーな無地カーテン。ポリエステル100%のためシワになりにくく、丈夫に仕上がっています。

ライトが当たる角度によって、キラッと輝くヨコ糸がアクセントで、美しい光沢は寝室やリビングなど幅広い部屋を彩ってくれます。また1級遮光で光をシャットダウンしてくれ、遮熱・断熱機能や防炎機能、ウォッシャブル機能なども備わった機能性抜群のカーテンです。

2.ざっくりとしつつ柔らかい自然な素材感の麻混ドレープカーテン「ナチュラム」

麻混でざっくりとしつつも、柔らかさを兼ね備えた自然な素材感のカーテンです。

ポリエステル生地の中に、ところどころ麻の繊維が混ぜ込まれているので、化学繊維の丈夫さに天然繊維ならではの素材感がプラスされています。また自宅の洗濯機で丸洗いできるので、清潔に保ちやすいのも魅力。アイボリー・ベージュの2色展開で、どのようなインテリアにもマッチしやすくなっています。

3.綿(コットン)ミラーレースカーテン

綿の柔らかな手触りを持ちつつも、省エネ効果のある特殊な糸を使って冷暖房効率を高めたミラーレースカーテンです。外からの視線を遮ってくれるので、視線が気になる外から見えやすい部屋にぴったりです。他にも遮熱・断熱効果や、UVカットといった機能もあります。

天然繊維ならではの優しい質感と風合いが際立つ商品で、ナチュラルな雰囲気の部屋におすすめです。

部屋の雰囲気に合わせた素材を選んでみましょう

ひと口にカーテンといっても、生地に使用される素材によって見た目や機能性など、多くの面で異なる特徴があります。さまざまな素材が使用されているので、カーテンに求める機能やインテリアとの相性などから、適したものを選ぶことが大切です。

オーダーカーテン通販【aiika】では、多種多様な素材のカーテンを取り揃えています。カーテンを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

 

aiika編集部

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