一人暮らしのカーテンの相場は? 費用に関わる要素も併せて解説

引っ越しの際は部屋の間取りや家具を選ぶのと同じく、カーテン選びも重要です。
カーテン一つで、部屋の雰囲気や印象はがらりと変わります。
カーテンは防犯上の観点からも、入居当日から欲しいアイテムです。
そのため一人暮らしを決めたら早めにカーテンを選び、注文しておくのがよいでしょう。
引っ越しはただでさえ費用がかかります。カーテンにどの程度の費用がかかるのかあらかじめ知っておくのは、総費用を把握する上でも欠かせません。
そこで本記事では、一人暮らしのカーテンの相場や費用に影響する項目を解説します。記事後半では一人暮らしにおすすめのカーテンを3つご紹介するので、カーテンをお探しの方はぜひ参考にしてください。
目次
カーテンの相場はどのくらい?
カーテンの相場は、部屋の間取りによって異なります。
ワンルーム(一人暮らし)、2LDK、3LDKのそれぞれで、部屋に設けられている窓の数や種類が異なるためです。
一般的に賃貸には、床まで広がる引き戸式の「掃き出し窓」と、腰の高さに設置される「腰高窓」、お風呂場やトイレに設置される「小窓」に大別できます。
カーテンを設置するのは主に掃き出し窓と腰高窓なので、ワンルーム(一人暮らし)、2LDK、3LDKのそれぞれに分けて相場を見ていきましょう。
ワンルーム(一人暮らし)の場合
ワンルーム(一人暮らし)の場合、基本的に窓は掃き出し窓の一つです。
ここでは、一般的な賃貸に多い掃き出し窓のサイズである、幅100cm×丈200cmに合うカーテンの相場を計算してみましょう。
カーテンの種類 | 1窓当たりの値 |
ドレープカーテン(掃き出し窓用) | 3,000〜5,000円 |
レースカーテン(掃き出し窓用) | 1,000〜2,500円 |
合計(掃き出し窓用×2枚) | 8,000〜15,000円 |
上記は一般的な相場です。遮光レベルなどの機能性が高いカーテンや、オーダーメイドの高品質な素材を使ったカーテンは、数万円に上るケースもあります。
一人暮らしをするに当たってどのようにカーテンを選べばよいのか気になる方は、以下の記事も参考にしてみてください。
一人暮らしの人必見!カーテンの上手な選び方とは?失敗しないポイントを徹底解説!
2LDKの場合
2LDKの場合、2つの掃き出し窓に加えて2つの腰高窓がある間取りが一般的です。
掃き出し窓のサイズは先程と同じく幅100cm×丈200cm、腰高窓のサイズは幅100cm×丈125cmです。
それぞれに合うカーテンの相場を紹介します。
カーテンの種類 | 相場 |
ドレープカーテン(掃き出し窓用) | 3,000〜5,000円 |
レースカーテン(掃き出し窓用) | 1,000〜2,500円 |
ドレープカーテン(腰高窓用) | 2,000〜4,000円 |
レースカーテン(腰高窓用) | 1,000〜2,000円 |
合計(掃き出し窓用×4枚 + 腰高窓用×4枚) | 28,000〜54,000円 |
ワンルーム(一人暮らし)の場合と比較して、窓が多い分合計金額も高くなります。また、合計金額の幅にも差が見られるのが特徴です。
3LDKの場合
3LDKの場合、設置される窓の数は間取りによって大きく異なりますが、ここでは掃き出し窓は4つ、腰高窓は6つある想定で計算を進めていきましょう。
カーテンの種類 | 相場 |
ドレープカーテン(掃き出し窓用) | 3,000〜5,000円 |
レースカーテン(掃き出し窓用) | 1,000〜2,500円 |
ドレープカーテン(腰高窓用) | 2,000〜4,000円 |
レースカーテン(腰高窓用) | 1,000〜2,000円 |
合計(掃き出し窓用×8枚 + 腰高窓用×12枚) | 64,000〜126,000円 |
さすがに3LDKともなれば、カーテン一式をそろえるのに10万円を越えるケースも珍しくありません。
あらかじめ予算に入れて考えておきましょう。
カーテンの費用に影響する要素
カーテンの費用は、以下の要素に影響されます。
- 既製品かオーダーか
- サイズ
- 素材
- デザイン
- ブランド
それぞれどのような形でカーテンの費用に影響を与えるのか、詳しくご紹介します。
既製品かオーダーメイドか
カーテンの費用は、既製品かオーダーメイドかによって費用が異なります。
既製品のカーテンは、ホームセンターや家具店、オンラインショップなどで気軽に購入できます。
サイズは決められていることが多く、丈の長さに過不足があったり、細部の微調整が難しかったりしますが、比較的安価な点が特徴です。
一方のオーダーメイドのカーテンは、窓枠のサイズにぴったり合わせられるのはもちろん、素材やデザインのカスタマイズの幅が広いという特徴があります。
作るのに手間がかかる分、既製品のカーテンに比べて費用は高くなる傾向にあります。
サイズ
カーテンのサイズは大きければ大きいほど、使用する布の量が多くなるため、当然費用は高くなります。
また一般的な大きさの窓は既製品のカーテンで対応できるかもしれませんが、規格外の大きな窓に合わせたい場合は、カーテンも特注する必要があります。
必然的にオーダーメイドとなる分、費用がかかるでしょう。
素材
カーテンに用いられる素材も、費用に影響する要素の一つです。
一般なカーテンには、以下の素材が使われていることが多いです。
- 綿(自然素材)
- 麻(自然素材)
- ポリエステル(化学繊維)
- アクリル(化学繊維)
- レーヨン(再生繊維)
自然界に存在するもので作られている綿(コットン)や麻(リネン)などの素材は、肌触りが良い点が特徴です。
希少性の高い素材や製品にするのが難しい素材で作られたカーテンほど、価格は高い傾向にあります。
一方の化学繊維は大量生産できる点が特徴で、比較的値段は抑えられる傾向にあります。
デザイン
意匠的なデザインが施されているカーテンは、オーソドックスなカーテンと比べると、高価になるケースがあります。
また特徴的な模様や形に加工するには、オーダーメイドにする必要性が出てくるでしょう。
その場合も、やはり費用は高くなる傾向にあります。
ブランド
カーテンを製造しているブランドによっても、価格設定は大きく異なります。
海外の有名な高級家具ブランドには、幅100cm×丈200cmのサイズで数万円するものもあります。
一人暮らしなら費用もある程度限られているケースも多いので、予算を適切に分配して、お求めやすいカーテンを購入するのもよいでしょう。
カーテンサイズの測り方のポイント
いざカーテンを選ぶ際に戸惑うのが、サイズ感です。カーテンサイズの測り方は、以下のポイントを押さえておきましょう。
- レールのタイプ別に幅を採寸する
- 丈を採寸する
- フックのタイプにも気を付ける
各ポイントの内容を見ていきましょう。
レールのタイプ別に幅を採寸する
まず把握しなければならないのが、カーテンレールの幅です。
カーテンレールは、機能レールと装飾レールに分けられます。
機能レールには、フックをかける固定ランナーと呼ばれる部品があります。
一方の中心から他方の中心までを測りましょう。
装飾レールなら、装飾キャップ同士の幅を測定してください。
丈を採寸する
カーテンの幅と同じく、丈も採寸します。
どの程度の長さが必要になるかは、窓の種類によって変わるので注意してください。
掃き出し窓の場合は、カーテンの開閉によって床のホコリが付着しないよう、床から数cm程度離れるように計算するのがよいでしょう。
腰高窓のカーテンは一般的に、窓枠から15cm〜20cmほど長めにします。
窓を完全に覆うことで外気が直接伝わるのを緩和でき、直射日光も防げます。
なお出窓の場合は、窓の高さから1センチほど短いものにするのがおすすめです。
カウンター部分にたまったホコリが付いたり、裾部分がほつれたりするのを防げるでしょう。
フックのタイプにも気を付ける
カーテンのフックは、カーテンレールが見える仕様のAフックと、カーテンレールを隠す仕様のBフックに分けられます。
同じ丈のカーテンでも、Bフックの方がAフックよりも長さが必要です。
どのタイプのフックにするかも、カーテンのサイズを採寸する際に決めておきましょう。
一人暮らしにおすすめのカーテン3選
一人暮らしにおすすめのカーテンは、以下の3つです。
- 遮光率99.99% 選べる48色 無地の防炎1級遮光カーテン「HAUSKA」
- 北欧をイメージしたオーダー遮光カーテン「ナチュラル ノルディック」
- 自然光で明るく過ごせる光を採り込むレースカーテン「ブライトベール」
各カーテンの特徴や詳細を見ていきましょう。
遮光率99.99% 選べる48色 無地の防炎1級遮光カーテン「HAUSKA」
「HAUSKA」とは、フィンランド語で「楽しい」を意味する言葉です。
このカーテンには、部屋の雰囲気や印象に大きな影響を与えるカーテンを、洋服をコーディネートする感覚で楽しんで欲しいという想いが込められています。
48色の豊富なカラーバリエーションはさることながら、遮光性能も抜群で、落ち着いて過ごしたい方やホームシアターを楽しみたい方におすすめです。
カラーに加えて、1.5倍ヒダカーテンとフラットカーテンからタイプを選べます。
遮光・断熱性能を重視する方は前者が、部屋をすっきりとした印象にしたい方は後者がおすすめです。
北欧をイメージしたオーダー遮光カーテン「ナチュラル ノルディック」
北欧チックなオーダーメイドのカーテンで部屋をおしゃれに仕上げたい方は「ナチュラル ノルディック」がおすすめです。
カーテンの柄には、北欧をイメージした10種類以上の豊富なラインナップがあります。
自然素材を生かした柔らかさを感じさせるものが多く、落ち着いたナチュラルな雰囲気を創り出せるでしょう。
オプションで形状記憶加工を施せば、美しいウェーブを半永久的に保ってくれます。
自然光で明るく過ごせる光を採り込むレースカーテン「ブライトベール」
高い透過性を兼ね備えているブライトベールは、自然光を取り込みたい方におすすめのレースカーテンです。
自然光は紫外線が心配ですが、特殊な加工により光の明るさを拡散させつつ、紫外線はしっかりと吸収します。
光の透過性が高いと、外から生活が見えやすくなってしまうのではと気になりますが、ブライトベールは昼夜を問わず、外からの視線を遮ります。
プライバシーが守られるので、安心して生活できるでしょう。
デザインはシンプルなものが多く、さまざまなスタイルのインテリアの良さを引き立てながら調和します。
一人暮らしのカーテンの相場を基に、カーテン選びを楽しもう
一人暮らしのカーテンの相場は、カーテンのブランドや素材、サイズ、デザインにもよりますが一般的には2万円以内で購入できます。
費用を抑えるなら既製品を、より部屋の雰囲気を鑑みておしゃれを楽しみたい方はオーダーメイドで注文するのもよいでしょう。
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