一人暮らしのカーテン選びのポイントは?おすすめのカーテンもご紹介

一人暮らしのカーテン選びのポイントは?おすすめのカーテンもご紹介

カーテンは部屋の印象をガラッと変化させるので、一人暮らしのカーテン選びは、家具選びと同じくらい重要です。

もちろんインテリア以外にも、日差し対策やプライバシーの確保など実用的な面からも必要不可欠なアイテムです。

とはいえカーテンのバリエーションは豊富にあるため、一人暮らしに合うカーテンを選ぶのにお悩みの方が多いでしょう。

そこで一人暮らしのカーテン選びのポイントを解説するとともに、おすすめのカーテンを紹介します。カーテン選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

一人暮らしのカーテン選びのポイント

一人暮らしのカーテン選びのポイント

一人暮らしのカーテン選びのポイントとして、大きく3つの項目が挙げられます。

「サイズ」「色・柄」「機能性」の3つの面から、選び方のポイントを解説します。

部屋に適したサイズのカーテンを選ぶ

まず部屋に適したサイズのカーテンを選びましょう。

カーテンの幅が足りず光が漏れたり、丈が足りなくて冷気が入り込みやすくなったりするなど、サイズが合っていないと不便に感じることがあります。

カーテンのサイズを測る際は、窓の大きさではなく「カーテンレール」を基準に採寸しましょう。

不動産業者からカーテンサイズを教えてもらえることもありますが、稀に窓サイズが知らされていて、カーテンレールを基準にした実際のカーテンサイズより小さくなる場合があります。面倒でも必ず自分で採寸しましょう。

以下に幅・丈それぞれの採寸方法を解説します。

カーテンの幅の選び方

カーテンの幅は、カーテンレールの両端に固定されている輪っか(固定ランナー)から、反対の輪っかまでの距離を測ります。

注意点として、基本的にカーテンにはヒダがあるので、採寸した幅そのままで注文すると、必要な幅より短いカーテンが届いてしまいます。

カーテン同士の間に隙間が生じてしまうので、採寸した幅に+2cmのゆとりを足した幅で注文しましょう。

例えば、カーテンレールの幅を採寸して160cmだった場合は、162cmのカーテンを注文します。

ただし両開きのカーテンは、レール幅の半分のカーテンを2枚注文しましょう。上記の例の場合であれば、レール幅の半分である80cmに2cmのゆとりをプラスした82cm幅×2枚になります。

カーテンの丈の選び方

カーテンの丈も、カーテンレールを基準に採寸し、窓枠よりも長めの丈になるのが理想です。

掃き出し窓の場合は、カーテンレールの輪っかから、床までの距離を採寸します。

長過ぎると裾が床に届いて引きずってしまいますが、反対に短過ぎると光や外気などが漏れやすくなります。

窓枠よりも長く、床から少し離れる丈になるよう、採寸サイズから1~2cmマイナスしたサイズで注文しましょう。

また腰高窓の場合は、カーテンレールの輪っかから窓枠下までの距離を測ります。光漏れ防止のために、窓枠までの長さにプラス15cmしたサイズがおすすめです。ただし窓枠の下に家具などがある場合は、カーテンの裾がかからないよう、プラスする長さを調整してください。

どちらの場合も、窓枠よりも長めのサイズを選ぶのがポイントです。

部屋が広く見える色や柄を選ぶ

部屋が広く見える色や、柄を選ぶのが大切です。

カーテンはインテリアの中でも大きなアイテムで、部屋の大部分を占めるため、色・柄によっては圧迫感が生じます。

特にワンルームなど一人暮らしの部屋は、圧迫感ある部屋になりがちです。伸び伸びと暮らせるように、部屋が広く見える色・柄のポイントを押さえておきましょう。

壁と似た系統の色

壁と似た系統の近い色を選ぶと、部屋が広く感じやすくなります。

一般的に部屋の壁の色は白系が多いので、白やアイボリー、ベージュ、クリームなど、壁

と同系統の色を選ぶと、部屋を広く感じられます。

反対に濃い色や大きな柄は圧迫感が出やすいので、避けるのが無難です。

またアイボリーやホワイト、クリームといった色は、窓周りの印象を柔らかくしてくれる効果もあります。

もし壁紙が白系統でない場合や、DIYで変更したい場合などは、その壁紙の色に合わせたカーテンを選びましょう。

インテリアと相性の良い色

インテリアと相性の良い色を選ぶことで、部屋全体に統一感が出て、圧迫感が薄れる効果もあります。

家具の色がバラバラだと、一つひとつのアイテムは良くても全体で見たときに、雑然とした印象になりがち。家具やカーテンの色を揃えて、統一感を演出しましょう。

またインテリアのテイストに合わせるのも、大切なポイントです。

例えば、モダンな雰囲気の部屋ならグレーやベージュなどのカーテンを、ナチュラルな雰囲気の部屋ならアースカラーのカーテンが馴染みやすくなっています。

カーテンを選ぶ際は、インテリアとの相性も考えましょう。

色を取り入れるなら後退色

一人暮らしのカーテンに色を取り入れるなら、後退色を選ぶのがおすすめです。

後退色とは、空間に奥行きが見える色のこと。青や青紫をはじめとした寒色などが当てはまり、実際よりも部屋を広く見せてくれます。

反対に赤や黄色などは進出色と呼ばれ、前に飛び出して見えるため、圧迫感が生じやすくなっています。

進出色を選ぶと部屋が狭く感じてしまうので、広く見える後退色を選びましょう。

進出色なら淡くて明るい色

どうしても進出色が好みであれば、淡く明るい色を選びましょう。

進出色は前に飛び出るように見えるため、圧迫感があり一人暮らしの部屋には適しません。ただし進出色の中でも、淡く明るい色なら圧迫感を軽減できます。

例えば同じ赤系統でも、濃い赤色より薄いピンク色の方が圧迫感は薄れます。

暖色系のカーテンを取り入れたいものの圧迫感が気になる場合は、くすみカラーのような淡く明るい色を選びましょう。

柄入りカーテンならストライプやボーダー

柄入りのカーテンを選ぶ場合は、ストライプもしくはボーダーを選ぶのがおすすめです。

大きな柄が入ったカーテンは、圧迫感が出やすく実際よりも部屋を狭く見せてしまうため、基本的に一人暮らしのカーテンには不向きです。

ただしストライプやボーダーのように、縦もしくは横に線が入ったタイプであれば、空間を広く見せてくれるためおすすめです。

ストライプなら天井を高く見せてくれ、ボーダーなら横に広く見せてくれるので、部屋が広く感じられます。

また柄入りを選ぶ場合、小さい水玉模様など控えめなものを選ぶのもよいでしょう。

機能性を考えて選ぶ

カーテンを選ぶ際は、どのような機能が備わっているかも大切です。あなたの部屋や暮らしに必要な機能を選べば、快適に過ごしやすくなります。

遮像機能

遮像機能はカーテンにシルエットが映ることを防いで、外から室内の様子がわからないようにする機能です。

レースカーテンは適度に光を採り入れつつ外からの視線を遮れますが、室内で明かりを点けるとシルエットが透けて、中の様子がわかってしまうのが難点です。

遮像機能付きのレースカーテンであれば部屋の様子がわからなくなるので、プライバシーを確保できることに加え、防犯対策としても役立ちます。

1階の部屋や道に面した部屋など、外からの視線が気になりやすい場合におすすめです。

遮光機能

遮光機能は光を遮ってくれるため、日光や街灯など外からの光や、室内からの光漏れを防いでくれます。

遮光性能の高さに応じて1級~3級までの等級に分かれており、1級では人の顔や表情がわからないレベルで、真っ暗な部屋にすることが可能です。

繁華街に近く、明るくて眠りにくい場合や、朝日で起こされたくない場合などにおすすめです。

また部屋の光が漏れ出なかったり、部屋の様子が見えなかったりすることから、防犯上のメリットもあります。

断熱・遮熱機能

断熱・遮熱機能があると、室内を快適な温度に保ちやすくなります。

断熱は暑さや寒さを防いでくれる機能で、室内から冷暖房が逃げるのを防いでくれます。

対して遮熱は日光を反射させて熱を遮ってくれるため、室内の温度上昇を抑えてくれる機能です。

冷暖房の効率をアップさせたいなら断熱機能を、日光による温度上昇を防ぎたい場合は遮熱機能がおすすめです。

どちらの機能も部屋を適温に保つ助けになるので、快適に過ごしやすくなります。

UVカット機能

UVカット機能があれば、室内への紫外線の侵入を防げます。

室内にいても窓から紫外線は降り注いでおり、肌の日焼けや家具・畳・本などの変色につながります。

UVカット機能搭載のカーテンであれば、室内への紫外線の浸入を軽減してくれるため、肌やインテリアへのダメージを軽減することが可能です。

カーテンによってUVカット率は異なるので、紫外線が気になる場合は、カット率の高さに注目しましょう。

遮音機能

遮音機能があると室内の音が外に漏れにくくなるため、近隣への騒音を軽減できます。

一人暮らしでは室内の音が大きくても気付きにくく、つい大きな音でゲームしたり音楽を聴いたりしてしまいがちでしょう。

遮音機能が備わったカーテンは特殊な素材や織り方で作られているので、音を遮断・吸収することで音漏れを軽減してくれます。

もちろん室内からだけでなく、外からの音も防いでくれます。

特に中音域から高音域の軽減が得意で、ピアノの音や女性の声、テレビの音などの遮音に効果的です。

ただし振動で伝わる音には効果がないため、電車や工事などの音のカットには不向きです。

カーテンは引越しの当日までに用意しておこう

一人暮らしのカーテン選びのポイント

カーテンは引越し当日までには、用意しておきましょう。

購入するのが引越しギリギリになってしまうと、当日までに届かないかもしれません。配達の遅延や突発的なトラブルの発生も考えられるので、早めに注文しましょう。

もし当日までに届かなければ、カーテンがないまま生活することになってしまいます。

カーテンは単なるインテリアアイテムとしてだけでなく、外からの視線を遮る防犯の役割もあります。空き巣などに狙われないためにも、早めの準備が大切です。

入居前にサイズを測っておき、住み始めるタイミングでカーテンをセットできるように準備を整えておきましょう。

オーダーカーテン通販【aiika】で一人暮らしにおすすめのカーテン2選

一人暮らしにぴったりなカーテンの選び方がわかっても、市販のカーテンが多くて決められない方もいらっしゃるでしょう。

そこでオーダーカーテン通販【aiika】で扱っている商品の中でも、一人暮らしにおすすめのカーテンを紹介します。

遮光率99.99% 無地の防炎1級遮光カーテン「HAUSKA」

HAUSKAは北欧をイメージした全48色から、ファッション感覚でカラーを選べるカーテンです。

豊富なカラーバリエーションが用意されているので、あなたの好みやインテリアにあった色を選びやすくなっています。

また遮光率は99.99%となっており、防犯対策やプライバシー確保、外光のシャットアウトなどに効果的です。

高い断熱性・保温機能を備えているので、冷暖房効率を高めて節電にもつながります。

豊富な選択肢から選びたい方や、節約志向の方にぴったりです。

自然光で明るく過ごせる光を採り込むレースカーテン「ブライトベール」

帝人(TEIJIN)の特殊素材「WAVERON+」を使用したレースカーテンで、昼も夜も外から見えにくくなっています。

遮像性の高いカーテンは部屋の中も暗くなりがちでしたが、ブライトベールは外光を多く採り込みながらも、視線や紫外線をカットできる商品です。

外から室内のシルエットが見えなくなるため、プライバシーを守り防犯対策にもつながります。

また無地以外にも柄入りのものもあります。

明るい白に柄が入っているタイプは、コンパクトになりがちな一人暮らしの部屋を明るく広く見せてくれるでしょう。

お気に入りのカーテンで一人暮らしを楽しく快適に!

一人暮らしのカーテンは、広く見せる色・柄や機能性を重視して選びましょう。サイズを測る際にはご紹介したポイントを押さえて採寸してみてください。

入居前にカーテンサイズを計測・購入しておき、引越し当日にはカーテンを設置できるようにしましょう。

とはいえ引越し前には揃えるものが多く、店舗へ行く時間を確保できないかもしれません。

オーダーカーテン通販【aiika】なら、オンラインでカーテンを購入可能。生地の無料サンプルをお送りしているので、実物の色・質感を確認した上でご購入いただけます。

一人暮らしの生活を彩るお気に入りのカーテンを見つけて、楽しく快適な生活を送りましょう。

 

aiika編集部

aiika(アイカ)は、お好みの生地とサイズ、縫製スタイルを選ぶだけで、お手頃価格のカーテンが簡単にオーダーできるカーテン通販専門店です。
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