レースカーテンの寿命はどのくらい?寿命のサインや劣化を早めない方法を紹介!

レースカーテンの寿命はどのくらい?寿命のサインや劣化を早めない方法を紹介!

レースカーテンは、日中に光を室内に取り込みつつ、外からの視線を防ぐプライバシー保護の役割も持ちます。

しかし、日光にさらされている時間が長い上に薄く繊細な生地でできていることが多いため、劣化によって寿命が短くなることがあります。

また、機能性カーテンの場合は寿命を迎えるとカーテンの効果が落ちてしまうので、買い替えがおすすめです。

そこで本記事では、レースカーテンの寿命のサインや正しい洗濯方法、おすすめのレースカーテンをご紹介します。

レースカーテンの寿命

レースカーテンの寿命のサイン

レースカーテンの寿命は、一般的に4~5年程度といわれています。

レースカーテンは日中も閉めた状態で使用することが多いため、紫外線の影響を受けやすく、繊細な薄い生地で作られていることから劣化により破れたり穴が開いたりしやすくなるためです。

レースカーテンは厚手のドレープカーテンと比べ洗濯の頻度が高いことが多く、その分生地が傷みやすくなります。

この点も、夜間のみ閉めることが多いドレープカーテンよりもレースカーテンの寿命が短くなる原因です。

レースカーテンの寿命のサイン

レースカーテンは、使い続けているうちにいずれ寿命が訪れます。

では、レースカーテンにどのようなサインが見られたら寿命と判断できるのでしょうか。

使用中に確認できる3つのサインをご紹介します。

洗濯しても落とせない汚れが付いている

レースカーテンのカラーは白やアイボリーが多いので、汚れが目立ちやすいです。

使用しているうちに、洗濯をしても黒ずみや黄ばみなどが残ることがあります。

窓に近い位置に取り付けられているレースカーテンは結露が付着しやすいため、黒カビが発生しやすい点も目立つ汚れが付きやすい理由です。

黒カビのような汚れは洗濯をしても落としにくいので、洗濯でも落とせない汚れが目立ってきたときはレースカーテンの寿命と判断でき、買い替えの時期が来ているといえるでしょう。

破れている部分がある

薄く繊細な生地でできているレースカーテンは、少しの衝撃やダメージで穴が開いたり破れたりすることがあります。

長く使っていて生地そのものが劣化していると、さらに破れやすくなってしまいます。

破れや穴開きが見られるレースカーテンは見た目が悪いだけではなく、外から室内の様子が見えやすくなってしまうのがデメリットです。

UVカット効果や遮熱効果などを備えた機能性カーテンの場合、破れや穴開きでそれらの効果が薄れることがあるので、破れている部分があるレースカーテンは買い替え時期が来ていると判断できます。

5年以上使っている

目立つ汚れや破れ、穴開きがないレースカーテンでも、生地そのものは使用しているうちに劣化していきます。

特殊加工を施した生地が使用された機能性カーテンの場合、洗濯などでその効果が極端に落ちることはないものの、5年以上もの長期にわたり使用していると繊維が細くなっていくことにより、機能が落ちてしまいます。

機能性カーテンは購入当初の機能をそのまま維持できるわけではないため、カーテンの機能を求めるのであれば、5年以上使用したカーテンは買い替えが必要です。

中でも、UVカット効果のある機能性カーテンは細くなった繊維の間に隙間ができやすく、UVカット効果が低減するため、2~3年ごとの買い替えが必要でしょう。

劣化を早めないための洗濯方法

劣化を早めないための洗濯方法

洗濯ができるレースカーテンでも、洗濯方法を誤ると劣化が進んでしまいます。

レースカーテンの劣化をできるだけ遅らせるためには、正しい方法で洗濯することが必要です。

レースカーテンの劣化を早めることなく洗濯をするにあたって、以下の4つのポイントを押さえましょう。

窓の汚れやカーテンのほこりを小まめに取り除く

窓に近い場所に取り付けて使用するレースカーテンは、窓周囲の汚れが付着しやすく、そのままカーテンの汚れになってしまいます。

さらに、結露もカビの原因となりカーテンの劣化を早めます。

一方で、洗濯頻度が多いと生地が傷むため、汚れたからといって頻繁に洗濯することもおすすめできません。

レースカーテンの劣化を抑えるには、生地が傷む原因や洗濯頻度を減らすことが有効です。

まず大切なのは、レースカーテンの汚れの原因を取り除くことです。

付着しやすい窓の汚れやほこり、カーテンに付着した汚れはカビの餌になりやすいため、小まめに取り除きましょう。

また、断熱シートなどを使用して結露対策をすることもレースカーテンの劣化を防ぐポイントです。

洗濯ラベルを確認してから洗う

レースカーテンには、さまざまな種類の生地が使用されています。

生地の違いによって洗濯方法が異なるため、誤った方法で洗濯してしまうと劣化を早めてしまいます。

たとえ洗濯可能なカーテンであっても、洗濯温度や洗濯機使用の可否などに違いがあり、中には家庭での洗濯が不可の場合もあるので注意が必要です。

そのため、洗濯する前に必ずレースカーテンの洗濯表示を確認し、指示された方法で洗いましょう。

洗濯ネットに入れて洗う

洗濯機の中では、洗濯物がかくはんされて生地同士の摩擦が起こります。

レースカーテンは繊細な生地でできているので、そのまま洗濯機で洗うと摩擦によって生地が傷みやすく、引っかかりによる破れやほつれができてしまうことがあります。

できるだけ生地の傷みを防いで洗濯するには、洗濯ネットの活用が有効です。

レースカーテンを洗濯ネットに入れて洗うことによって、洗濯の際に生地同士のこすれ合いが減り、カーテンへのごみや糸くずの付着、型崩れも防げます。

レースカーテンの洗濯に使う洗濯ネットは、カーテンの大きさに対して小さ過ぎるものは避けましょう。

小さい洗濯ネットにカーテンを押し込んで洗濯すると、洗濯ネットの中に余裕がなくなり生地が重なり合う部分が増えるため、汚れの落ちが悪くなります。

そのため、レースカーテンのサイズに適した容量の洗濯ネットを使用しましょう。

乾燥機にかけない

洗濯した後のレースカーテンは、乾燥機にかけてはいけません。

なぜなら、乾燥機で乾かすと生地が傷んで劣化が進むばかりか、生地が縮む原因となってしまうからです。

場合によっては、静電気が発生したり変色したりすることもあるので、レースカーテンを乾かすために乾燥機を使うことは避けましょう。

洗濯したレースカーテンはぬれたままの状態でフックに掛け、カーテンレールに吊るして自然乾燥させます。

水分を多く含んだ状態でカーテンレールに吊るすと、床やサッシがぬれてしまうので、洗濯機で1分ほど軽く脱水した後に吊るしましょう。

洗い替えを購入しておく

レースカーテンを長持ちさせるには、複数のカーテンを用意しておくこともおすすめです。

ローテーションすると使用していない方のカーテンを一定期間休ませられるため、長持ちしやすくなります。

また、レースカーテンはUVカット効果や遮熱効果などさまざまな機能を持つタイプもあります。

夏の紫外線が強い時期はUVカット効果の高いレースカーテンを使用するなど、洗い替えのレースカーテンがあると季節に応じて使い分けが可能です。

カーテンを変えることで部屋の雰囲気も変えられるので、洗い替えを用意しておくとレースカーテンの劣化を防ぐ以外のメリットにも期待できるでしょう。

オーダーカーテン通販【aiika】で買い替えにおすすめのレースカーテン3選

繊細な生地を使っているレースカーテンは、丁寧にお手入れをしていても一定期間使用すると劣化して寿命を迎えてしまうものです。

そこで、オーダーカーテン通販【aiika】でおすすめのレースカーテン3種類をご紹介します。

エアコン効率アップ! 無地の防炎 省エネミラーレースカーテン

帝人(TEIJIN)が開発した特殊な生地を使用したレースカーテンです。

カーテン素材に、夏は遮熱効果、冬は断熱効果を発揮する「エコリエ」、火が付いても燃えにくい「スーパーエクスター」を使用しているので、エアコン効率をアップさせる省エネ効果に加えて、万が一の火災時でも火の燃え広がりを防ぐ難燃性も兼ね備えています。

また、UVカット効果で室内の家具やフローリングの変色、日焼け防止効果も期待できます。

ミラー効果もあるので、太陽光を反射して外からの視線を遮り、プライバシー保護にも役立つカーテンです。

無地 綿(コットン)100%ダブルガーゼカーテン

柔らかな綿100%のダブルガーゼを使用したカーテンです。

ナチュラルで清潔感のある生地は室内を優しい印象に演出してくれます。

程よい透け感を持つダブルガーゼのカーテンなので、レースカーテンとしてだけではなく厚手カーテンとしても使用可能です。

手触りが良いダブルガーゼの質感が人気のカーテンは、ホワイトとキナリの2種類からカラーを選択でき、同素材のタッセルも付属しています。

自然光で明るく過ごせる光を採り込むレースカーテン「ブライトベール」

ブライトベールは、帝人(TEIJIN)が開発した特殊繊維「WAVE RON+」を使用した生地「BRIGHT VEIL」を使った、昼も夜も透けにくいレースカーテンです。

四ツ山扁平状の繊維構造が光を拡散・反射・屈折させて、外からの視線を遮りながら自然光を室内の隅々まで取り込めます。

カーテンを閉めても室内が明るいのに透けにくく、さらに遮熱性・断熱性にも優れているので冷暖房効率アップも期待できる省エネカーテンです。

また、紫外線吸収剤を繊維原料に使用しているブライトベールの生地はUVカット率80%以上を実現しており、高い紫外線カット効果も期待できます。

レースカーテンの寿命が来たら新しいものに買い替えましょう

レースカーテンはプライバシー保護の役割を持つ他、機能性カーテンなら紫外線カットや省エネ効果も期待できます。

しかしその素材の特徴から比較的寿命が短いカーテンででもあります。

破れや穴開き、洗濯をしても取れない汚れが付いた場合は買い替えがおすすめです。

もし使用中のレースカーテンの寿命を迎えた場合、または洗い替えのカーテンを検討しているなら、多彩なカーテンを取りそろえるオーダーカーテン通販【aiika】でレースカーテンを探してみましょう。

目的に応じた機能性やイメージに合ったデザイン性の高いレースカーテンを、窓のサイズや雰囲気に合わせてオーダーできます。

新しいレースカーテンを選んで、室内を清潔かつ快適な空間にしてみてはいかがでしょうか。

 

aiika編集部

aiika(アイカ)は、お好みの生地とサイズ、縫製スタイルを選ぶだけで、お手頃価格のカーテンが簡単にオーダーできるカーテン通販専門店です。
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