玄関用カーテンの役割は?選び方のポイントや注意点について解説

カーテンはリビングや寝室など部屋の窓だけでなく、玄関と部屋の間仕切りとして使用されることもあります。
一般的なカーテンと同じく目隠しや防寒対策としての役割がありますが、いざ欲しいと思ってもどのような基準で選ぶべきか、わからない人も多いのではないでしょうか。
ひと口にカーテンといっても多種多様で、機能性もさまざまあります。
玄関用カーテンの役割を紹介するとともに、選び方のポイントや注意点を解説します。玄関にカーテンを設置しようか悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
玄関用カーテンの主な役割
玄関用のカーテンの主な役割は「防寒」「目隠し」の2つです。
それぞれ詳しく解説するので、玄関にカーテンを設置するか検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
防寒・断熱効果
空気の通り道となる玄関にカーテンを設置することで、外からの冷気が部屋に届くのを防いでくれます。
玄関の開閉による冷気の侵入や、金属・ガラスといった冷気を伝えやすいドアの材質、隙間などから、玄関は家の中を冷やす原因となりやすくなっています。カーテンを設置して冷気をシャットダウンすれば、寒さを感じにくくなることに加え、暖房効率もアップするでしょう。
また家の中の暖かい空気を、外に逃がさない役目もあります。
目隠し効果
玄関から室内の様子が見えないように、目隠しする効果もあります。
玄関入ってすぐにリビングがあるような間取りの場合、ドアの開閉や宅配物の受け取り時などに、家の中が丸見えになってしまいます。玄関にカーテンを設置して目隠しにすれば、プライバシーを守れることに加え、防犯対策にもつながり安心です。
また突然の来客時で部屋が散らかっているような状況でも、サッとカーテンを閉めれば見えなくすることができます。
玄関用カーテンの選び方6つのポイント
玄関用のカーテンが欲しいと思っても、多くのカーテンが販売されており、なかなか候補を絞れない方も多いのではないでしょうか。
玄関用カーテンの選び方として、6つのポイントを解説するので、どのようなカーテンにすべきか悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
用途に応じてカーテンの種類を選ぶ
なぜ玄関にカーテンが必要なのか、用途に応じて最適なものを選ぶことが大切です。
カーテンは生地の種類や厚さ、機能性など多種多様なので、防寒や目隠しなど使用目的に合致するものを選ぶことで、より快適に過ごしやすくなります。
防寒・断熱効果を得たいなら「ドレープカーテン」
防寒対策としてカーテンを設置するのであれば、生地が分厚いドレープカーテンがおすすめです。
リビングなどで使用されるヒダ付きの一般的なカーテンで、生地が厚手でヒダに空気が溜まることで、断熱性能が高く防寒対策にぴったりです。
中には遮熱・断熱など防寒性能を高めた機能性の高い商品もあるので、防寒対策に特化させたいなら、機能性も重視しましょう。冷暖房費の節約にもつながります。
部屋の印象を損なわずに目隠ししたいなら「ロールスクリーン」
部屋の印象を損なわずに目隠ししたいのであれば、簡単に引き上げられるロールスクリーンがおすすめです。
常にカーテンがあると重たい見た目になってしまったり、インテリアに合わなかったりする可能性があり、ネックに感じる方もいらっしゃるでしょう。ヒダがなくスッキリとした見た目のロールスクリーンならインテリアへの影響も最小限で、必要ないときには引き上げて収納することも可能です。通行を妨げません。
また遮光性の高いものであれば、透けにくいため目隠しとして十分に効果を発揮します。下ろす長さを調整することで、目隠ししながら風を通すことも可能です。
風や光を通しつつ目隠しするなら「レースカーテン」
暑さの軽減や換気のために風通りを確保したいのであれば、レースカーテンがおすすめです。薄手で透け感のある生地なので、視線を遮りながらも風は取り込めるようになっています。
風だけでなく光も通すので、カーテンを設けても圧迫感がないのも特徴です。シンプルなデザインが多いので、どのような部屋にも馴染みやすくなっています。
寒い時期には不向きなので、夏はレースカーテン・冬はドレープカーテンと季節によって使い分けるのもおすすめです。
必要な機能性によってカーテンを選ぶ
カーテンにはさまざまな機能性が付与されたものもあるので、必要に応じた機能を持つカーテンを選ぶのも大切です。
例えば防寒目的であれば遮熱や断熱などの機能がぴったりで、目隠し目的であれば遮光や遮像などの機能が適しています。
カーテンによって付与されている機能はさまざまなので、使用目的と合致するものを選びましょう。
カーテンの取り付け方法で選ぶ
カーテンの取り付け方法は大きく2つで、突っ張り棒を使ったものかカーテンレールを使ったものに分かれます。
住居のタイプやカーテンに合った方法を用いましょう。
突っ張り棒
突っ張り棒にカーテンを通して、固定する方法です。どこにでも設置できる方法なので、カーテンレールがなくても問題ありません。壁に傷を付ける必要もないので、賃貸住宅でも気軽に使用できます。ただしドレープカーテンなど重いカーテンの場合は、突っ張り棒が耐えられない可能性があります。使用前に耐荷重の範囲内か、必ず確認しましょう。
カーテンレールがなくても設置でき、工事も不要で気軽に設置できる方法です。
カーテンレール
安定性を求める場合や、落ちてこないか心配な場合は、カーテンレールを設置するのがおすすめです。
一般的なカーテンと同じような感覚で使用できるので、重たい厚手のカーテンでも難なく使用できます。ただし玄関にカーテンレールがない家庭が多いので、レールを取り付ける必要があります。天井や壁に穴を開ける必要があるので、使用できる家庭が限られるのがネックです。
設置場所に適したサイズを選ぶ
設置場所の適したサイズのカーテンを選ぶと、隙間が生じず快適に使用できます。
カーテンを購入する際は、設置場所のサイズを測って、できる限り隙間が生じないサイズのカーテンを選びましょう。
ちょっとした隙間でも冷気を通してしまうので、特に防寒対策としてカーテンを購入する場合は、しっかりとサイズを測って壁や床との間が空かないようにすることが大切です。
自宅で手入れできるかで選ぶ
玄関用のカーテンは通り道に設置するため、一般的なカーテンより触れるタイミングが多く、どうしても汚れやすいため、手入れできるかどうかは重要なポイントです。
クリーニングに持って行くのは面倒で費用もかかるので、自宅でも簡単に洗えるウォッシャブル機能付きがおすすめです。汚れや臭いが気になった際に、すぐ洗濯できます。
人目に付きやすい場所で使うので、常に清潔さを保てるのは重要なポイントです。
また防臭・防汚・抗菌など、そもそも汚れが付きにくくしてくれる機能があると、より清潔に保ちやすくなります。
玄関の雰囲気に合わせたデザインを選ぶ
おしゃれな玄関にするためには、玄関の雰囲気に合うデザインを選ぶことが大切です。
カーテンはインテリアの中でも大きな面積を占めるので、色や柄などデザインによって、空間の印象を大きく左右します。
機能性だけを重視してしまうと、玄関や部屋のインテリアを損ねてしまうので、調和が取れるデザインやアクセントになるカラーを選びましょう。
バランスを崩さないようなデザインを選ぶことが大切です。
玄関にカーテンを設置する際の注意点
玄関のカーテンは頻繁に開け閉めすることになるので、重た過ぎるものは避けましょう。
単純に開け閉めしにくくストレスに感じることも問題ですが、重たいカーテンを頻繁に開け閉めすることで、突っ張り棒や壁・天井へ大きな負担がかかる可能性があります。場合によっては、突っ張り棒が落ちたり曲がったりするかもしれません。
突っ張り棒を使用してカーテンを設置する際は耐荷重範囲内のものを使用し、あまり重過ぎないカーテンを購入するようにしましょう。
オーダーカーテン通販【aiika】でおすすめの玄関用カーテン
オーダーカーテン通販【aiika】で扱う商品の中から、玄関カーテンにおすすめの商品を紹介します。
どちらも人気のカーテンなので、カーテン選びに悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
遮光率99.99% 選べる48色 無地の防炎1級遮光カーテン「HAUSKA」
北欧をイメージした全48色から、ファッション感覚で選べるカーテンで、玄関や部屋のインテリアに合わせたものを選びやすくなっています。
遮光率は1級と高く、外からの光と視線をシャットアウトしてくれるだけでなく、断熱性・保温性も高いので、冷気を抑えて暖気を部屋の中にとどめてくれます。
機能性が高いカーテンなので、防寒・目隠しどちらの目的にもおすすめです。
オーダーロールスクリーン(無地)/遮光2級防炎/ 様々なテイストのカラーをラインナップ ベーシック
通行の邪魔になりにくいロールスクリーンで、遮光2級のため透けにくく外からの視線をバッチリ遮ってくれます。
1cm単位で注文できるので、玄関サイズに合わせてオーダーできるので、隙間が生じにくくなっているのもポイントです。
シンプルな見た目かつ無地の落ち着いたカラーリング8色から選べるので、どのようなインテリアにも馴染みやすくなっています。
玄関にカーテンを設置して快適に過ごそう
玄関にカーテンを設置すれば、冷気の侵入を防ぎ暖気を逃がさないので、快適な室温で過ごすことができます。また外からリビングなど室内が見えないよう隠すのにも有効なので、プライバシー保護や防犯対策としても有効です。
オーダーカーテン通販【aiika】では豊富なカーテンを取り扱っているので、あなたの住まいに合ったものがきっと見つかるでしょう。
サンプル生地を無料でお送りしているので、ぜひ気軽にお問い合わせください。
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