おしゃれなカーテンの選び方とは? 種類・配色・素材で選ぶ方法やコーディネート例を紹介

空間を占める面積が広いカーテンは、お部屋の印象を大きく変えるインテリアです。
種類もデザインも豊富なため、「どのようなカーテンを選べば良いんだろう」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
本記事では、お部屋にぴったり合うおしゃれなカーテンを選びたい方のために、種類や配色、素材の選び方のポイントや、コーディネート例などをご紹介します。
機能性を重視することも大切ですが、お部屋の統一感を出すにはテイストに合わせたカーテンを選ぶことも重要です。
本記事を参考にして、ご自身のお部屋にぴったり合うすてきなカーテンを見つけましょう。
おしゃれなカーテンの選び方
おしゃれなカーテンを選ぶには、どのようなポイントを押さえておけば良いのでしょうか。
お部屋に合うカーテン選びの4つのポイントをご紹介します。
カーテンの種類で選ぶ
カーテンの種類で選ぶのは、お部屋に合うカーテン選びのポイントです。
ただし、一口にカーテンといっても、さまざまな種類があるので、まずは主なカーテンの種類と特徴を見ていきましょう。
【種類が豊富】ドレープカーテン
ドレープカーテンは、厚地でできており、ゆったりとした美しいヒダが特徴的なカーテンです。
カーテンと聞くと多くの方が、ドレープカーテンをイメージするのではないでしょうか。
ドレープカーテンは、フラットタイプ(ヒダなし)、1つ山ヒダタイプ(1.3~1.5倍ヒダ)、2つ山ヒダ(1.5~2倍ヒダ)、3つ山ヒダ(2倍ヒダ)タイプがあります。
ヒダのないフラットタイプはナチュラルな印象で、ヒダが多くなるほどゴージャスな印象になるのが特徴です。
一般的なカーテンであるため、色や柄、素材の種類が豊富で、機能性が高いものも多くあります。
お部屋のテイストにぴったりなカーテンを見つけたいなら、まずはドレープカーテンから探してみると良いでしょう。
【すっきりした印象】ロールスクリーン・ローマンシェード
ドレープカーテンよりもすっきりした印象のお部屋にしたい場合は、上下に開閉するロールスクリーンやローマンシェードを選ぶのがおすすめです。
どちらも一枚の布で作られていますが、ロールスクリーンは巻き上げ式のカーテンを指します。
一方、ローマンシェードは布を小さく折りたたむように閉じるタイプのカーテンです。
いずれの場合も一枚布なので場所を取らず、すっきりとした印象になります。
あまり広さのない部屋でも圧迫感がなく、空間を広々とした印象にしてくれるでしょう。
シンプル・モダンな印象のお部屋作りがしたい方、お部屋を広く見せたい方に向いています。
よりすっきりとした印象を求めるならロールスクリーン、カーテンを閉じたときもデザインを楽しみたいならローマンシェードがおすすめです。
【調光が可能】ブラインド
ブラインドは水平方向もしくは垂直方向に、スリットと呼ばれる羽が何枚も重なっているタイプのカーテンです。
開き具合やスリットの角度をコードで調節できるため、光を遮ることも、程良く自然光を取り入れることも可能です。
また角度によっては、遮光しながら室内に風を取り込んだり換気したりすることもできます。
ナチュラルな雰囲気のお部屋やモダンな雰囲気のお部屋にぴったりです。
代表的な素材はアルミですが、木製のブラインドもあります。
配色のバランスで選ぶ
カーテンを選ぶ際は、お部屋全体の配色のバランスを考えて選ぶことも大切です。
一般的にインテリアの配色の黄金比は、以下のように示されています。
カラー名 | 使用箇所 | 割合 |
ベースカラー | 天井・壁・床 | 70% |
メインカラー(サブカラー) | カーテン・ラグ・ソファ | 25% |
アクセントカラー | クッション・ブランケット・小物など | 5% |
上記のように、カーテンはメインカラーとなる色にするとインテリアのバランスが取りやすいです。
お部屋の広さによっては、メインカラーの類似色をサブカラーとして取り入れても、おしゃれなお部屋作りができます。
例えばベースカラーとメインカラーを同じような系統のカラーにすると、お部屋の統一感が生まれやすいです。
どのような色を合わせるかは好みになりますが、カーテンの色を選ぶ際は上記の配色の黄金比を参考に、他のインテリアや家具との配色パターンも意識してみてください。
配色のパターンで選ぶ
前述したように、他のインテリアや家具との配色パターンを意識してカーテンを選ぶことは、インテリアコーディネートで重要なポイントです。
代表的な配色パターンをご紹介します。
類似色
類似色とは色相環上で隣り合う色のことです。
例えば、以下のような組み合わせが類似色になります。
- 赤系統(赤オレンジ・赤・赤紫)
- 黄色系統(黄オレンジ・黄・黄緑)
- 緑系統(黄緑・緑・青緑)
- 青系統(青緑・青・青紫)
- 紫系統(赤紫・紫・青紫)
類似色は彩度や明度に差があまりない色で、似たような色の組み合わせなので色同士の相性が良く、お部屋に統一感が生まれやすいです。
ただし類似色だけでインテリアの配色を決めてしまうと、味気ない印象になります。
アクセントカラーを取り入れることで、お部屋にメリハリが生まれやすくなるでしょう。
同系色
同系色とはベースとなる一つの色に対して、白や黒を加えて彩度や明度を変えた色のことです。
例えば、以下のような組み合わせが同系色になります。
- 赤系統(えんじ・赤紫・オレンジ・ピンク)
- 青系統(紺・青紫・水色)
- 緑系統(深緑・青緑・黄緑)
同系色でインテリアコーディネートをすると色のグラデーションが生まれるので、ベース色の印象をキープしつつ、立体感のある空間が作れます。
ただし類似色と同じように、同系色だけでインテリアコーディネートをするとのっぺりとした印象になってしまうため、アクセントカラーを取り入れるのがおすすめです。
反対色
反対色とはベースとなる色の正反対の色である補色や、補色の類似色のことです。
例えば、以下のような色が反対色になります。
- 赤:黄緑(補色)・緑・青緑
- 青:黄オレンジ(補色)・赤オレンジ・黄色
- 黄:青紫(補色)・青・紫
- 緑:赤(補色)・赤オレンジ・赤紫
反対色はベースとなる色を引き立ててくれる色なので、類似色や同系色でまとめる場合も、アクセントカラーに反対色を取り入れることでお部屋にメリハリが生まれます。
ベースカラーやメインカラーとして反対色を取り入れると、個性的な印象に仕上がります。
トライアド配色
トライアド配色とは色相環に正三角形を合わせたときに、頂点に当たる3つの色の組み合わせです。
例えば、以下のような配色がトライアド配色になります。
- 赤・黄・青
- オレンジ・緑・紫
- ピンク・黄緑・青緑
- 青紫・橙色・黄緑
- 赤紫・黄・青緑
トライアド配色は色同士がお互いを引き立てるので、コントラストの美しいインテリアコーディネートになりやすいです。
反対色を取り入れるよりも、まとまりが感じられる仕上がりになります。
ただし、トライアド配色の3色の配分を均等にしてしまうと、それぞれのインパクトが強いため、統一感のない印象になりやすいです。
トライアド配色のうち1色をメインカラー、残り2色をアクセントカラーにすると、統一感のある雰囲気に仕上がるでしょう。
モノトーン
モノトーンとはモノクロームトーン(monochrome tone)の略語です。
黒・白・灰色などの無彩色が、モノトーンに該当します。
モノトーンでまとめると、お部屋がシックでモダンな印象になりやすいです。
白が多めの配色にすると開放感のある印象になり、黒が多めの配色にすると高級感のある印象になります。
同じモノトーンのインテリアコーディネートでも色の配分でイメージが異なるので、どのような印象にしたいかを考えて、配分を決めることが大切です。
ただしモノトーンだけでインテリアコーディネートをしてしまうと味気ない印象になってしまうため、小物などで有彩色を程良く取り入れると良いでしょう。
素材で選ぶ
カーテンの素材によっても印象やお手入れのしやすさは変わってくるので、素材を意識してカーテン選びをすることも大切です。
代表的なカーテンの素材をご紹介します。
【ナチュラルな素材】天然繊維のカーテン
天然素材はコットン・リネンなどの植物繊維やカシミヤ・シルク・ウールなどの動物繊維のことです。
天然素材で作られたカーテンには自然な風合いがあり、ナチュラルな雰囲気の空間に向いています。
天然素材は肌触りが良く、通気性や吸湿性に優れているのがメリットです。また静電気が起こりにくいため、後述する化学繊維に比べるとホコリが付きにくい傾向にあります。
ただし伸び縮みしやすく、耐久性が化学繊維よりも低いことがデメリットです。
【お手入れしやすい素材】化学繊維のカーテン
化学繊維とは石油を主原料としたポリエステルやナイロンなどの合成繊維と、素材を熱や化学反応で変性させたレーヨン・リヨセルなどの再生繊維のことです。
大量生産が可能でコスパが良いため、多くのカーテンに使用されています。
化学繊維のカーテンは耐久性が高く、お手入れも比較的簡単なのがメリットです。また遮光性や遮熱性、防炎性能など機能性に優れたラインナップが豊富にあり、デザインも豊富なのでご自身のお部屋にあったカーテンが選べます。
ただし静電気が発生しやすいため、天然繊維に比べるとホコリが付きやすいのがデメリットです。
お部屋の雰囲気別カーテンのコーディネート例
ここからはお部屋の雰囲気別にカーテンのおすすめコーディネート例をご紹介します。
ご自身のお部屋のテイストに合わせて、参考にしてみてください。
モダンなお部屋
スタイリッシュで洗練された印象のモダンなお部屋には、以下のような色・柄・素材のカーテンがおすすめです。
色 |
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柄 |
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素材 |
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オーダーカーテン通販【aiika】で扱っている「グリマー」は、モダンなお部屋にぴったりのシックな2級遮光カーテンです。
落ち着きを感じさせるカラーラインナップで、光沢のある生地に配されたランダムなボーダーが高級感を与えます。
北欧風のお部屋
シンプルながらも暖かみがあり、近年人気が高い北欧風のお部屋には、以下のような色・柄・素材のカーテンがおすすめです。
色 |
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柄 |
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素材 |
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オーダーカーテン通販【aiika】で扱っている「ナチュラル ノルディック」は、北欧をイメージして作られたオーダーカーテンです。
複数のデザインがあり、暖かみのある北欧風のお部屋にアクセントをプラスしてくれます。
ナチュラルなお部屋
木製家具との相性が良く、リラックスできるナチュラルなお部屋には、以下のような色・柄・素材のカーテンがおすすめです。
色 |
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柄 |
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素材 |
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オーダーカーテン通販【aiika】で扱っている「ブリュッセル」は、濃い色と淡い色に染め分けた糸を織って作られた杢調(もくちょう)生地のカーテンです。
ポリエステル製でありながら麻のような自然な風合いを感じられます。
シンプルなお部屋
ミニマルですっきりとした印象のシンプルなお部屋には、以下のような色・柄・素材のカーテンがおすすめです。
色 |
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柄 |
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素材 |
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遠目に見ると無地のようにも見える「ソアラ」は、同系色のシンプルなストライプ柄のカーテンです。シンプルながらもお部屋にさりげないアクセントを与えてくれます。
遮光2級で防炎加工がされており、洗濯機での丸洗いも可能です。
ヴィンテージ風のお部屋
レトロでクラシカルな印象があり、重厚感を感じさせるヴィンテージ風のお部屋には、以下のような色・柄・素材のカーテンがおすすめです。
色 |
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柄 |
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素材 |
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オーダーカーテン通販【aiika】は、その名も「ヴィンテージ」というヴィンテージ風のお部屋にぴったりなカーテンを扱っています。
丁寧に編まれたツイード調の生地が、お部屋に高級感と重厚感を与えてくれます。
韓国風のお部屋
白やアイボリーを基調としたおしゃれな韓国カフェのような雰囲気で、トレンド感満載の韓国風のお部屋には、以下のような色・柄・素材のカーテンがおすすめです。
色 |
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柄 |
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素材 |
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オーダーカーテン通販【aiika】が扱っている「ルオント」は、ナチュラルベーシックなカラーラインナップで、優しい風合いが特徴のオーダーカフェカーテンです。
つっぱり式カーテンポールで取り付けられるため、カーテンレールがない小窓などにも簡単に設置できます。
タッセルのカラーが選べるので、カラーアクセントをプラスしたい方にもおすすめです。
フェミニンなお部屋
ふんわりと可愛く、女性らしさが感じられるフェミニンなお部屋には、以下のような色・柄・素材のカーテンがおすすめです。
色 |
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柄 |
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素材 |
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オーダーカーテン通販【aiika】が扱っている「ロジェ」は、シャビーなジャガード柄に大きな花がデザインされた大人可愛いカーテンです。
インテリアの主役となるデザインで、フェミニンなお部屋に高級感をプラスしてくれます。
おしゃれなカーテン選びのコツを押さえてお部屋作りを楽しもう
お部屋の印象を大きく変えるカーテンは、インテリアコーディネートをする上で重要なアイテムです。
他のインテリアや家具とのバランスを意識しつつ、テイストに合ったおしゃれなカーテンを選びましょう。
オーダーカーテン通販【aiika】ではご紹介した以外にも豊富なカーテンのラインナップがあります。
おしゃれなデザインと遮光・熱などの機能を兼ね備えたカーテンもあるので、ぜひホームページをチェックしてみてください。
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