窓から入る隙間風の対策にはカーテンがおすすめ! 原因やおすすめのカーテンも紹介

寒い季節になると、どこからともなく隙間風が入ってくることがあります。
その状態を放置していると暖房効率が悪くなる他、冷えを感じる要因になるため早めに対策をしましょう。
そこで本記事では、隙間風対策におすすめの方法を紹介します。
隙間風の原因や放置した場合の悪影響なども紹介しているので、併せて参考にしてください。
目次
隙間風はどこからなぜ入り込んでくるの?
自宅にいると隙間風を感じる方も多いかもしれません。
隙間風があると暖房の効果をあまり感じられない上、くつろげる空間が損なわれると思う方もいるでしょう。
特に冬は隙間風を感じやすく、どこから入ってくるのか気になる方もいるはずです。
まずは、隙間風が入り込んでくる場所とその原因について解説します。
窓
隙間風は、窓から入り込んでくるといわれています。その原因を見ていきましょう。
【原因】サッシや窓枠のゆがみ
窓から隙間風が入り込む原因は、主にサッシや窓枠のゆがみです。
一般的な住宅に取り付けられているアルミサッシの寿命は20〜30年ほどといわれており、それ以上経過すると劣化によって隙間風が入り込みやすくなります。
窓は毎日開け閉めすることが多いため、経年劣化が起こりやすい場所です。
また片面が外気にさらされている点も劣化を早める要因になっています。
従って、築年数が経過した住宅は、窓からの隙間風が入り込みやすいのです。
玄関
隙間風は玄関からも入り込んできます。その原因を詳しく解説します。
【原因】玄関ドアの枠の隙間や玄関ポスト
玄関から隙間風が入り込む原因は、主に玄関ドア枠の隙間や玄関ポストです。
そもそも玄関は、住宅の中でも特に寒くなりやすい場所です。
玄関ドアは鍵をかけて閉め切った状態でも枠の隙間から冷気が入り込みやすく、隙間風を感じやすいでしょう。
また玄関ドアにポストが付いている住宅では、ポストのふたと枠の隙間から風が入り込むため部屋全体を冷やす要因となります。
ポストの多くはアルミやステンレスといった熱伝導率の高い金属を使用していることから、冷えを感じやすいといえるでしょう。
隙間風の原因が分からないときの調べ方
隙間風の原因が分からないときは、以下の手順に沿って調べましょう。
- ろうそくや線香を用意して火をつける
- 隙間風がありそうな場所に1を近づける
- 炎や煙が大きくなびく場所を見つける
ろうそくや線香を隙間風の原因場所に近づけると、炎や煙が風で揺れます。
その場所に手を近づけると、冷たさや風圧の変化を感じられるはずです。
またろうそくや線香の香りがどのように広がっているのかを観察すると、隙間風の流れを把握しやすいです。
窓の隙間風にはどのような対策ができる?
上記の方法で窓の隙間風の発生箇所を特定したら、必要な対策を施しましょう。
隙間風を防げれば冬でも暖かい空間を作りやすくなる他、省エネ効果が期待できます。
快適で過ごしやすい部屋を作るためにも、早急に対処してください。
なお本記事では、コストを抑えながら比較的簡単に行える対策を紹介します。
特に、窓はリビングのような長時間過ごす部屋に設置されているケースが多いため、取り組みやすい対策を講じてみるのがおすすめです。
機能性カーテンを取り付ける
隙間風が気になる窓には、機能性カーテンを取り付けましょう。
遮光性の高いカーテンなら断熱性の効果に期待できます。
また外気からの冷気を遮る厚手のカーテンを設置すると、隙間風が室内に入り込みにくくなります。
加えてカーテンを窓枠よりも長くすると、冷気を感じにくいです。
隙間風が入りにくい状態を作っておくと、室内の温度をキープしやすいでしょう。
なおカーテンボックスを併用すると、より高い効果が期待できます。
カーテンボックスとは、カーテンレールやカーテンの取り付け部分を覆い隠す箱型のインテリアのことです。
窓とカーテンレールの隙間を密閉できるため、隙間風が入りにくく断熱効果の向上が期待できます。
断熱用バブルシートを貼る
隙間風対策には、断熱用バブルシートを活用するのがおすすめです。
バブルシートとは、荷物を梱包する際に使用する空気を含んだ衝撃材のことです。
断熱性に優れたバブルシートが販売されており、これを窓の大きさに合わせて貼り付けると冷気の侵入を防げます。
窓の開け閉めを頻繁に行わない窓であれば、窓枠を含めた窓全体を断熱用バブルシートで覆うことでより高い効果を見込めます。
隙間テープを貼る
窓からの隙間風を防ぎたい場合は、隙間テープを活用しましょう。
貼り付けたい場所に合わせて隙間テープの種類を選ぶと、効果をより実感しやすいです。
例えばポリウレタン製のスポンジタイプはクッション性に優れており、厚みがあるのが特徴です。
窓周りの隙間を防ぎながら、室内温度を維持しやすくなります。
起毛素材でできた毛付きタイプであれば、隙間テープを貼りにくい場所にも活用できます。
貼り方によって毛の長さを調整できるため、状況に応じた対策を講じられるでしょう。
なお隙間テープは水気や直射日光、熱などによって劣化しやすく、長期間の使用には不向きです。
カビの発生要因ともなるため、ワンシーズンごとに貼り替えるのがおすすめです。
それでも改善されなければ
上記の方法を試しても隙間風が改善されないときは、専門業者に頼るのも一つの方法です。
例えば窓枠に目視で確認できるほどの隙間がある場合は、機能性カーテンを掛けたり隙間テープを貼り付けたりしても冷気が入りやすいです。
従って窓や玄関のドアがゆがんでいたり、サッシやパッキン交換を必要としたりする場合は、専門業者に修理を依頼することで快適な室内環境を作れるでしょう。
また雨戸や二重窓を設置するリフォームを行うと、より隙間風が入り込みにくいです。
必要に応じて専門業者に依頼すると、生活の質向上が期待できます。
ただし、賃貸物件の場合は勝手に修理したりリフォームしたりできないため、修繕が必要な場合は管理会社へ相談してください。
分譲マンションの場合も窓や玄関ドアは共用部分として扱われることが多ため、管理規約を事前にチェックしましょう。
隙間風を放っておくと生活に影響が出る
隙間風の対策をせずに放置すると、生活に以下のような支障が出る可能性があります。
- 気密・断熱性の低下
- 防音・遮音性の低下
- 防犯性の低下
- 虫やほこりの侵入
- 電気代の向上
室内に隙間風が入り込むと、気密性や断熱性が低下します。
屋外と室内の空気が常に出入りしているため、外気温の影響を受けやすくなるからです。
すると温度差によって結露が発生しやすくなり、カビの発生要因になります。
さらに室内温度を維持できず、暖房の使用が増えて電気代も高くなりやすいでしょう。
隙間風が入り込む住宅では防音性や遮音性、防犯性も低いです。
外の音が室内に響きやすい上、空き巣などに狙われやすくなる可能性があります。
なお隙間風が入り込むほどの隙間がある場合は、そこから虫やほこりも入ってきやすいです。
近所に畑や公園などがある場合は、特に汚れがたまりやすいため注意しましょう。
隙間風があると分かったら、取り組みやすい対策を選んで安心して暮らせる住環境を整えてください。
オーダーカーテン通販【aiika】で隙間風対策におすすめのカーテン
最後に、オーダーカーテン通販【aiika】で隙間風対策におすすめのカーテンを紹介します。
それぞれの特徴を参考に、自宅に合ったカーテンを取り付けてください。
カーテン1.遮光カーテン 1級遮光 遮熱 防炎 全25色 ドレープカーテン「luonto(ルオント)」
luontoは北欧をイメージしたデザインで、織り感のある生地が特徴のカーテンです。
カラーバリエーションが豊富なため、部屋の雰囲気や好みに合わせたカーテンを選べます。壁紙との相性も良く、統一感のある空間を作れるでしょう。
数種類の色を織り交ぜた生地は、優しい風合いを醸し出しています。
カーテン2.遮光率99.99% 選べる48色 無地の防炎1級遮光カーテン「HAUSKA」
HAUSKAも北欧をイメージしており、壁の配色や季節に合わせてセレクトしやすいカーテンです。
カラーバリエーションが豊富なため、ファッション感覚でカーテンを選べる楽しさもあります。
遮熱・断熱効果も期待でき、隙間風対策としても活用しやすいでしょう。
またHAUSKAは窓幅の1.5倍の生地を使ってヒダを作る「1.5倍ヒダカーテン」と、ヒダを作らない「フラットカーテン」の2つから選べるのも特徴です。
遮熱・断熱効果をより高めたい場合は、1.5倍ヒダカーテンの使用がおすすめです。
隙間風が気になるときは機能性カーテンで対策を
隙間風の多くは、窓や玄関が原因です。経年劣化によるものや玄関ポストの隙間などから隙間風が入り込むことで、冷えを感じやすくなります。
隙間風対策にはさまざまな種類がありますが、機能性カーテンを活用するのがおすすめです。
屋外からの冷気を防ぎつつ、インテリアを楽しみながら快適な室内環境を作れるでしょう。
オーダーカーテン通販【aiika】は、1cm単位でオーダーできるカーテン専門店です。
今回紹介したカーテンの他にも、多種多様なカーテンを取りそろえています。
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