カーテンを通販で頼むと色が違うのはなぜ? 失敗しないための手順を紹介
通販でカーテンを購入したとき「インターネット上の写真と実物で色みが違う」と感じた経験がある方もいるでしょう。
ネット通販に載せるためにカーテンの写真撮影をする際、なるべく実物に近い状態で紹介できるように配慮されているものの、さまざまな要因によって色が違って見えるケースがあります。
そのため通販でカーテンを購入する際は、写真と実物で色が違って見える原因をあらかじめ把握し、ポイントを押さえて選ぶことが重要です。
本記事では、通販で購入したカーテンの色が実物と違う理由について解説します。
失敗を未然に防ぐ購入手順も紹介しているので、併せて参考にしてください。
目次
カーテンの色がインターネットと実物で違うのはなぜ?
通販でカーテンを購入した際に「写真と違った」と感じる要因はいくつかあります。まずは、その理由を見ていきましょう。
写真撮影時の照明の影響
カーテン撮影時の照明と自分の部屋の照明が違うと、印象が変わる可能性があります。
例えばオフホワイトのカーテンを掛けているとき、照明を白からオレンジに変えると印象がガラリと変わるでしょう。
同じようにカーテン撮影時とお部屋の照明が違えば、実際のカーテンの色みが異なって見えるケースがあります。
たとえ同系色の照明を使っていたとしても、日光や明るさの違いなどによって印象が変わる可能性も十分にあり得ます。
カーテン撮影時は実物と相違のないように注意を払っているものの、多少の違いは生まれてしまいます。
めがねのレンズ、パソコン・スマートフォンの液晶画面の色の影響
カーテンは、めがねのレンズやパソコン・スマートフォンの液晶画面の色によっても印象が変わります。
例えばインターネット上でカーテンの写真を見るときに、ブルーライトカット効果のあるめがねを装着していると実物とは違って見える可能性があります。
同様に、パソコンやスマートフォンの液晶画面の明るさやモードによって、カーテンの印象が実物とは違って見えていた可能性も否定できません。
また液晶画面に保護フィルムを付けている場合も、印象が変わる懸念があるでしょう。
パソコン・スマートフォン自体の色の影響
パソコンやスマートフォン自体の色によって、インターネット上の写真の見え方が変わる場合があります。
例えば、カレーライスを白いお皿に盛り付けたときと、黒いお皿に盛り付けたときとでは、見た目の印象に差が生じます。
白いお皿の場合はルーの茶色が際立って見える一方、黒のお皿はお米の白が目立つでしょう。
これと同じようにカーテンの写真を見る端末の色によって印象が異なるため「写真と実物が違う」と感じる要因になります。
背後の壁の色の影響
カーテンを掛けている背後の壁の色によって、写真と実物の印象が違って見えるケースもあります。
例えば、白の壁に白のカーテンを掛けると、同系色でまとまった印象を与えます。
水色の壁に白のカーテンを掛けた場合は、爽やかさが強調されてすっきりとした印象に変化するでしょう。
見た目の印象が変わるとインターネット上の写真と実物が違うと感じやすくなるため、違和感を覚える方も少なくありません。
通販でカーテンを購入するときは、あらゆる要因によって印象が変わる点を考慮しておきましょう。
失敗せずに通販でカーテンを買うための手順
通販で失敗せずにカーテンを購入するためには、ポイントを押さえることが大切です。ここでは、後悔のないカーテン選びの手順を紹介します。
生地サンプルの無料請求をする
通販で失敗せずにカーテンを購入するためには、生地サンプルを請求しましょう。
前述のとおり、インターネット上の写真と実物はあらゆる要因によって印象が異なる可能性があるため、生地サンプルを取り寄せて実際の色みをチェックするのがおすすめです。
生地サンプルを手に取ってみると色みだけではなく、質感や厚みなども分かります。
生地サンプルの取り扱いは通販サイトによって異なるため、事前に確認しておくことも大切です。
生地サンプルを部屋の照明の下で見てみる
生地サンプルが届いたら、お部屋の照明の下で確認してみましょう。
「インターネット上の写真と印象に違いはないか」「違う場合はお部屋に掛けても問題ないか」などをチェックします。
お部屋の照明の明るさを調整しながら、使用シーンを想像してみるのがおすすめです。
なお、生地サンプルの確認を行う場合は、太陽光の当たる昼間と夜の両方で実施してみてください。
同じ照明の下であっても、太陽光の有無によってカーテンの印象が変わる可能性があるため、事前に確認しておくことが大切です。
入念にチェックしていれば、購入後の後悔も減らせるでしょう。
生地サンプルを壁や床に当ててみる
生地サンプルは壁や床にも当ててみましょう。
「実際に自分のお部屋にカーテンを掛けた場合、どのような印象になるか」「床との相性も問題ないか」などをよく確認します。
特に床の色との相性は見落とす方も多いため、よく確認しておくと購入後の後悔を防げます。
なお、カーテンはインテリアの中でも大きな面積を占めるため、お部屋全体の雰囲気への影響も考慮してください。
具体的には「統一感のあるお部屋にしたい場合、壁や床の色とマッチしているか」「カーテンをお部屋のアクセントにする場合、浮きすぎていないか」などを考慮しながら決めていくと、購入後に失敗したと感じにくくなります。
色選びが難しいカーテンの種類
カーテンは頻繁に購入するものではないため、色選びが難しいと感じる方も多いでしょう。
特に「遮光カーテン」と「レースカーテン」は色選びが難しく、購入後に失敗したと思う方もいます。
そのため、後悔しないカーテン選びをするためにも、購入に関するポイントを押さえておくことが重要です。
ここでは、色選びが難しい遮光カーテンとレースカーテンの選ぶポイントを紹介します。
遮光カーテン
生地に黒い糸を織り込んでいる遮光カーテンは、色みが実際よりも黒く見える場合があります。
特に淡くて色の薄いカーテンは、黒い糸の影響が出やすく、実際と異なる印象になる場合もあるでしょう。
具体的には表面の糸がアイボリーで織られているにもかかわらず、実際に掛けてみるとグレーやカーキ色に見えるケースがあります。
黒く見えた場合はお部屋全体が落ち着いた印象になるものの「インターネット上の写真とはイメージが全然違う」「本来の欲しい色のカーテンとは違う」といった思いを抱える要因となります。
そのため、遮光カーテンを購入予定の方は、実際よりも黒く見えることを考慮した上でカーテン選びをするのがおすすめです。
なお、遮光カーテンでも黒い糸を使用せず、コーティングによって遮光性を持たせている場合は、色の差異は生まれにくいです。
気になる方は、カーテンの遮光性をチェックしてみてください。
レースカーテン
レースカーテンは透ける性質を持っているため、畳んだときと広げたときでは色みの印象が異なります。
また、照明や太陽光の当たり具合で、カーテンの雰囲気が違って見えるでしょう。
例えば、白のレースカーテンは生地によって微妙にニュアンスが異なるため、実際に掛けてみるとアイボリーに見えてしまうケースがあります。
そのため、レースカーテンを購入する際は、事前に透け具合や色みを確認しておくことが重要です。
実際に掛けたシーンを想定しながら、カーテンの色をチェックしてみてください。
カーテンを購入する際は生地サンプルを取り寄せよう
カーテンを通販で購入する場合は「イメージと違った」「写真と実物の色みが違う」といった失敗を避けるためにも、生地サンプルの取り寄せがおすすめです。
実際に生地を手に取って確認すると、色みだけではなく厚みや質感なども把握できます。
購入後に後悔しないためにも、ぜひ生地サンプルを活用してみてください。
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