カーテンの黒ずみは何が原因なの? 洗濯や予防方法を紹介

カーテンの黒ずみは何が原因なの? 洗濯や予防方法を紹介

カーテンの黒ずみが気になり、困っている方もいるのではないでしょうか。

カーテンに黒ずみがあると見た目が悪い上、さまざまな悪影響をもたらします。

そのため、カーテンの黒ずみを発見したら速やかに対処することが大切です。

本記事では、カーテンの黒ずみの原因を紹介します。洗濯手順や予防方法も紹介しているので、併せて参考にしてください。

カーテンの黒ずみの原因

カーテンの黒ずみの主な原因は黒カビです。

天気の影響や加湿器の使用などにより、窓周辺の湿度が高くなるとカーテンに黒カビができやすくなります。

また窓周辺はほこりが黒カビの栄養となり、増殖しやすい傾向にあります。

カーテン付近は湿気やほこりがたまりやすく、黒カビにとって心地よい環境といえるでしょう。

その結果カーテンに黒カビが生え、黒ずみが発生します。

なお、タバコのヤニもカーテンを汚す原因となるため、室内で喫煙する方は注意が必要です。

黒ずんだカーテンを使い続けるデメリット

黒ずんだカーテンを使い続けると見た目が悪いだけではなく、さまざまな悪影響をもたらします。

黒ずみの原因である黒カビの胞子は、空気に乗って移動するからです。

例えば、黒カビの胞子が他の家具に付着すると、その家具にもカビが生える可能性があります。

また黒カビの胞子を人が吸い込んだり、体に付着したりすると鼻炎や喘息といったアレルギー症状を引き起こします。

以上のことから、カーテンに黒ずみが発生したら、迅速な対応が必要です。

カーテンの黒ずみを落とす方法

カーテンの黒ずみを落とす方法

ここからは、カーテンの黒ずみを落とす方法を紹介します。

それぞれの方法を参考に、カーテンをきれいにしてみてください。

漬け置き&洗濯

カーテンの黒ずみは、洗濯洗剤と酸素系漂白剤を使用すると落とせます。

酸素系漂白剤は色落ちの心配が少なく、色柄のカーテンにも活用できるのがポイントです。

以下の手順を参考に黒ずみを落としてみましょう。

  1. 大きめのバケツや浴槽に30~40度ほどのぬるま湯を入れる
  2. 1に酸素系漂白剤を入れてかき混ぜる
  3. 黒ずみのついたカーテンを30分ほど漬ける
  4. カーテンを洗濯ネットに入れる
  5. 洗濯機の中にカーテンを入れ、洗濯洗剤で洗濯する
  6. 洗濯が完了したら、約30秒脱水する
  7. カーテンレールに吊るして自然乾燥させる

酸素系漂白剤を使用する場合は、汚れの落ちやすい粉末タイプがおすすめです。

手荒れ予防のためにゴム手袋を着用し、肌に付かないように注意してください。

なお、カーテンの種類によっては、自宅で洗濯できない場合があります。

黒カビを除去する際は洗濯表示タグをチェックし、洗濯できるかどうかを確認しましょう。

洗濯方法についても、表示タグに従って行ってください。

手洗い

黒カビがカーテンの広範囲に広がっていない場合は、手洗いで落とすことも可能です。具体的な手順は以下の通りです。

  1. 歯ブラシまたは洗濯用のブラシを用意する
  2. ブラシで黒カビが発生したところを叩く
  3. 中性洗剤を付けたブラシをもうひとつ用意する
  4. カーテンの裏にタオルを当て、3のブラシで再度叩く

ブラシを使う場合は、カーテンを優しく叩きましょう。

力強く叩いたり、こすったりするとカーテンの生地を痛める要因となります。

ブラシで優しく叩きながら、黒カビの状態をチェックしてください。

頑固な黒ずみを落とすには

上記の方法でカーテンの黒ずみが落ちない場合は、塩素系漂白剤や重曹を活用するのがおすすめです。

ここでは、それぞれの方法について解説します。

塩素漂白剤を使う

カーテンの黒ずみがなかなか落ちない場合は、塩素系漂白剤を活用するのも一つの方法です。

塩素系漂白剤は酸素系漂白剤よりも漂白力が強く、黒カビへの効果も期待できます。

ただし、塩素系漂白剤は色落ちのリスクが高いため、白い生地のカーテンにのみ利用しましょう。

また酸素系漂白剤よりも生地が傷みやすい点にも注意が必要です。

塩素系漂白剤を使った黒ずみの除去方法は以下の通りです。

  1. 大きめのバケツや浴槽に30~40度ほどのぬるま湯を入れる
  2. 1に塩素系漂白剤を入れてかき混ぜる
  3. 黒ずみのついたカーテンを30分ほど漬ける
  4. カーテンを洗濯ネットに入れる
  5. 洗濯機の中にカーテンを入れ、洗濯洗剤で洗濯する
  6. 洗濯が完了したら、約30秒脱水する
  7. カーテンレールに吊るして自然乾燥させる

なお塩素系漂白剤を使用する際も、手袋を忘れずに着用しましょう。

重曹を使う

カーテンの黒ずみが落ちにくい場合は、重曹を併用すると黒カビを除去しやすいです。

消臭効果も期待できるため、洗濯洗剤と併用すると良いでしょう。

具体的な手順は塩素系漂白剤を使った方法とほとんど同じです。

塩素系漂白剤の代わりにスプーン1杯程度の重曹を混ぜて使用してください。

カーテンの黒ずみを予防する方法

カーテンの黒ずみを予防する方法

カーテンの黒ずみを除去したら、再度発生しないように予防することが大切です。

ここでは、カーテンの黒ずみを予防する方法を紹介します。

結露を付着させない

カーテンの黒ずみを予防するためには、結露対策が欠かせません。

結露がカーテンに付着すると黒カビが発生しやすくなるため、小まめに拭き取ることが大切です。

結露を頻繁に拭き取れない場合は、結露防止アイテムを活用するのも一つの方法です。

あらかじめ窓に結露ができない対策をしておくと、カーテンの黒カビ予防につながります。

清潔に保つ

黒カビを予防するためには、カーテンを清潔に保つことも大切です。

カーテンにほこりなどの汚れがついてしまうと黒カビが発生しやすくなるため、常に清潔な状態を心掛けましょう。

例えば、カーテンにブラシをかけたり、カーテンレールや窓周辺のほこりを払ったりするのも効果的です。

室内の掃除を行う際には、窓周辺の掃除も併せて実施しましょう。

また年に2~3回ほど、カーテンを洗濯するのも有効です。

季節の変わり目を目安に洗濯すれば、きれいな状態を保ちやすくなります。

換気をする

カーテンの黒ずみを予防するためには、小まめな換気も重要です。

窓とカーテンの間に湿気がこもらないように、定期的に窓を開けて換気をしましょう。

また換気によって室内の空気が入れ替われば、部屋全体のカビ予防にもつながります。

カーテン以外の場所でも黒カビが発生しないように、湿気のこもりにくい部屋作りを意識してください。

抗菌・防カビアイテムを活用する

カーテンの黒ずみを防ぐには、抗菌・防カビアイテムを活用するのも一つです。

抗菌・防カビ作用のある機能性カーテンにすると黒カビができにくく、日頃のお手入れが楽になります。

特に結露の発生しやすい窓にカーテンを掛けたい場合は、機能性カーテンを活用すると良いでしょう。

使用しているカーテンが機能性カーテンではない場合は、除菌スプレーなどを吹き掛けると黒カビの抑制につながります。

カーテンの黒ずみが落ちない場合は買い替えがおすすめ

先ほど紹介した方法でカーテンの黒ずみが落ちない場合は、クリーニングを活用するのも一つです。

特に自宅で洗濯できないカーテンの場合は、クリーニング業者に依頼してきれいにしてもらうと良いでしょう。

しかし、黒ずみの発生したカーテンは寿命を迎えている可能性があることから、無理に汚れを落とすのではなく買い替えを検討することも大切です。

場合によっては、クリーニング業者に依頼するよりも、買い換える方が費用を抑えられる可能性もあります。

買い替えを行う場合は前述した抗菌・防カビ作用のある機能性カーテンを選ぶと、黒カビ予防にもつながります。

オーダーカーテン通販【aiika】でお手入れのしやすいおすすめのカーテン3選

最後に、オーダーカーテン通販【aiika】でおすすめのカーテンを3つ紹介します。

それぞれの特徴を参考に、お手入れしやすいカーテンを見つけてみてください。

1.遮光率99.99%選べる48色遮熱・断熱無地の防炎1級遮光カーテン「HAUSKA」

HAUSKAは、北欧をイメージしたカーテンです。カラーバリエーションが豊富なため、ファッション感覚でカーテンを選べます。

そのため「季節に合わせたカーテンを取り付けたい」「他のインテリアとの相性を重視したい」といった方にもおすすめです。

またHAUSKAは高密度に織り込まれており、しなやかでなめらかな表情を生み出せるのが魅力です。程よい光沢感が部屋全体を明るく包み込んでくれるでしょう。

2.ナチュラルノルディック ブルック(ネイビー)オーダーカーテン

ナチュラルノルディックブルックは、自然をモチーフにしたシンプルな遮光カーテンです。

自然素材の色調や質感を生かしたシンプルな形状は、ナチュラルな部屋との相性も良く、より落ち着く空間に仕上がります。

部屋の雰囲気にあったカラーを選べば、統一感のある空間になるでしょう。

3.オーダーカーテン/エアコン効率アップ!高機能防炎省エネミラーレースカーテン

こちらのカーテンは夏の太陽光を反射して部屋を涼しくし、冬は生地が太陽光を取り入れて赤外線を出す防炎ミラーレースカーテンです。

1年を通して快適な室内温度を維持できるため、過ごしやすい空間を作りたい方におすすめです。冷暖房効率もアップし、省エネ効果が期待できるでしょう。

さらに燃えにくい素材でできているため、火を使うキッチンに取り付けた方にもおすすめできます。

カラーバリエーションも豊富で、他のインテリアや好みを考慮しながらお気に入りの1枚を見つけられます。

カーテンの黒ずみ予防には日頃のお手入れが大切

カーテンの黒ずみは黒カビが主な原因であるため、日頃からきれいな状態を維持することが大切です。

小まめに結露を拭いたり、換気を心掛けたりすると黒カビの発生を抑えやすくなるでしょう。

黒カビを自宅で落とせないときは、買い替えを検討するのも一つです。

オーダーカーテン通販【aiika】は、1cm単位でオーダーできるカーテン専門店です。

今回紹介したカーテン以外にも豊富な種類を取りそろえており、お気に入りの1枚を見つけられます。

またお好みの生地サンプルを無料でお届けしているため、実際の質感などを確かめた上で購入できるのもポイントです。

黒ずみによる買い替えを検討している方は、ぜひオーダーカーテン通販【aiika】をご利用ください。

 

aiika編集部

aiika(アイカ)は、お好みの生地とサイズ、縫製スタイルを選ぶだけで、お手頃価格のカーテンが簡単にオーダーできるカーテン通販専門店です。
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