カーテンとブラインドどっちを選ぶべき?メリット・デメリットを比較

カーテンとブラインドどっちを選ぶべき?メリット・デメリットを比較

「カーテンにすべきかブラインドにすべきか」悩まれる方が多いのではないでしょうか。光や視線を遮るという役割はどちらも共通ですが、さまざまな点で異なっています。

とはいえ、具体的にどのような点が異なるのか、分からない方もいらっしゃるでしょう。

カーテンとブラインドには、どちらもメリットもあればデメリットもあるため、好みや使用する部屋などに応じて使い分けるのが理想的です。

カーテンとブラインドのメリット・デメリットを挙げていくので、どちらがあなたの家に合っているか比較してみましょう。

カーテンとブラインドどちらを選ぶべきか迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

カーテンのメリット

カーテンのメリット

カーテンのメリットは、大きく4つ挙げられます。

ブラインドとは異なる、布製のカーテンだからこそのメリットもあるので、両者を比較してから、あなたの部屋に合った方を選ぶことが大切です。

デザインが豊富にある

デザインが豊富にあり、部屋のインテリアや雰囲気、窓の種類などに合わせて選べるのが、大きなメリットだといえます。

ひと口にカーテンといっても一般的なヒダのある厚手のドレープカーテンや、薄手のレースカーテン、突っ張り棒で取り付けられるカフェカーテンなど、種類が豊富です。

窓の大きさや種類に合わせて、適切なものを使い分けられます。

また色や柄、素材なども多様にあるため、インテリアにマッチするものを選びやすいのも嬉しいポイント。インテリアコーディネートしやすくなっています。

耐久性が高い

耐久性が高く、長く使いやすいのもカーテンのメリットの一つです。

リビングなどに使われる厚手のドレープカーテンは、一般的に10年ほど使い続けられるとされており、薄いレースカーテンでも5~10年は使用できます。

もちろん結露や日光の当たり方など、劣化の進行具合や生地の素材などにも左右されますが、長く使い続けやすいのが特徴です。

コスパが良いのはもちろん、一つのカーテンを長く使い続けられることで、お気に入りのカーテンを長期間にわたって楽しめます。

多種多様な機能性がある

カーテンの中には機能性を備えているものもあり、部屋の悩みを解消してくれます。

機能は多種多様で、例えば以下のようなものが挙げられます。

  • 遮光:光を遮り、部屋を暗くしてくれる。寝室や日差しの強い部屋に効果的。
  • 遮熱:冷気・暖気を遮ってくれるため、快適な室温で過ごしやすくなる。
  • 遮像:外から部屋の様子がわかりにくくなる。
  • 防炎:燃え広がらない加工が施されており、火事の延焼を遅らせる。
  • UVカット:紫外線をカットしてくれるので、家具や床の日焼けを防げる。

こうした機能のうち、いずれかまたは複数が備わったカーテンが多くあり、部屋に合ったものを選ぶことで、居心地の良い部屋にできます。

清潔に保ちやすい

清潔に保ちやすいのも、カーテンのメリットです。

カーテンの機能性の一つにウォッシャブル機能というものがあり、自宅で丸洗い可能なものもあります。

クリーニングに出す必要がなく、気軽に洗濯できるため、いつでも清潔な状態を保ちやすくなっています。

特にダニやハウスダスト、花粉などのアレルギーがある方にとって、常に清潔な状態を保てるのは大きなメリットでしょう。

カーテンのデメリット

さまざまなメリットがあるカーテンですが、同時にいくつかデメリットもあります。

デメリットも知っておくことで、カーテンの使用に適した部屋かどうか判断しやすくなります。

種類によっては圧迫感がある

カーテンの種類や部屋によっては、圧迫感が生まれることもあります。

一般的なヒダのあるドレープカーテンは、ヒダがあることで幅を取りやすく、ワンルームなど狭い部屋では圧迫感が出やすくなっています。

特に遮光性・遮音性の高い機能的なカーテンは、厚手になりやすく、より圧迫感が出やすいでしょう。

またカーテンが窓の両側にまとまるため、カーテンを全開にしていても、窓が小さく見え重苦しく感じられるかもしれません。

ヒダのないカーテンを選んだり、圧迫感の出にくい色を選んだりと、工夫して選ぶことが大切です。

水回りには向いていない

布製のカーテンは、カビが発生しやすいため、水回りには向いていません。

リビングなどに設置しているカーテンでも、冬場に発生する結露でカビが生えてしまうことがあるように、布製のカーテンはカビが発生しやすくなっています。

キッチンやトイレ、お風呂場など、水回りで布製のカーテンを使用すると、カビの温床になってしまうかもしれません。

不衛生なだけでなく、カーテン生地の劣化にもつながります。

布製のカーテンは、水回り以外で使用しましょう。

通気性が悪くなりやすい

通気性が悪くなりやすいのも、カーテンのデメリットとして挙げられます。

カーテンは窓を覆うように設置するので、カーテンを閉めていると当然ながら風通りは悪くなります。

カーテンは開く・閉じるのどちらかなので「日光を遮りながら風は取り込みたい」といったことはできず、常に通気性を確保するのは難しいのがデメリットです。

通気性を重視するのであれば、カーテンよりもブラインドの方が適しています。

ブラインドのメリット

ブラインドのメリット

ブラインドのメリットは、大きく3つ挙げられます。一般的なドレープカーテンが持つデメリットを克服できるのが、ブラインドの魅力だといえるでしょう。

どちらを選ぶべきか悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。

室内をすっきり見せられる

ブラインドはドレープカーテンのように厚みがないことから、窓周りがすっきりとし、圧迫感のない部屋にできるのがメリットです。

窓にぴったりとフィットするスタイリッシュな形状なので、室内全体をすっきり見せられます。

外から窓が吹き込んでも、カーテンのようになびかないことも、窓周りをすっきり見せて圧迫感を軽減させてくれるポイントです。

また横型のブラインドだけでなく、縦型のものもあります。縦型のブラインドは、天井まで縦に伸びるラインが、室内を広く見せてくれるでしょう。

一人暮らし向けのワンルームをはじめ、圧迫感を抑えたい部屋や、広く見せたい部屋に適しています。

通気性が優れている

通気性に優れているのも、ブラインドの大きなメリットです。

ブラインドはスラットと呼ばれる羽の角度を変えて、光の入り方を細かく調整できます。

スラットの角度は自由に調整できるので、外からの光や視線を遮りながらも、風だけを通すことも可能。通気性に優れているのが魅力です。

例えば夏の強い日差しを遮りながらも、換気して室内を涼しい環境に整えるといったことができるので、気温や季節を問わず快適に過ごしやすくなります。

水回りにも使いやすい

ブラインドに使われる素材によっては、水回りにも使いやすくなっています。

一般的にブラインドにはアルミや木などが使用されており、特にアルミは錆びに強い素材なので、水回りでも問題なく使用できます。

耐水タイプのアルミブラインドは錆びにくく、丸洗いできるのもポイントです。ホコリや汚れ、カビなどを洗い流せます。

しかし布製のカーテンよりはリスクが低いものの、カビは発生するので、換気など日頃のメンテナンスが大切です。

ブラインドのデメリット

ブラインドのメリットだけでなく、デメリットも把握しておきましょう。メリット・デメリット両面を把握しておくことで、納得した上でカーテンを選びやすくなります。

カーテンとブラインドどちらを選ぶべきか、比較する参考にしてみてください。

音や光を遮りにくい

音や光を遮りにくいのは、ブラインドの大きなデメリットだといえるでしょう。

ブラインドはスラットを開閉させることで光を遮りますが、完全に密閉できるわけではないので、わずかに光が漏れやすくなっています。

隙間ができることで音を遮る能力も低いため、外からの音が聞こえやすく、室内の音漏れもしやすくなっています。

寝室など、外からの光や音が気になりやすい部屋には不向きです。

掃除の手間がある

汚れやホコリを掃除するのに、手間がかかるのが難点です。

ブラインドは、スラットがいくつも組み合わさった構造をしているので、スラット一つひとつを掃除するのが面倒です。

特にアルミ製のブラインドは、静電気でホコリを吸着してしまうため、ホコリが溜まりやすくなっています。

耐水性のあるものなら丸洗いも可能ですが、基本的にはメンテナンスしにくいアイテムだといえます。

カーテンとブラインドどっちを選ぶ?選び方のポイント

カーテンとブラインドは、どちらもメリット・デメリットがあります。どちらが良いというわけではなく、適材適所で使い分けることが大切です。

どちらを選ぶべきか、選び方のポイントを4つ紹介します。どちらにすべきか悩まれる方は、ぜひ参考にしてみてください。

デザイン性で選ぶ

デザイン性で選ぶのも、一つの手です。

カーテンやブラインドは部屋の中でも大きな面積を占めるので、インテリアの印象を大きく左右します。部屋に合ったデザインを選ぶことが大切です。

基本的にカーテンは色の選択肢が多く、好きな色や部屋のインテリアに合った色を選びやすくなっています。

柄も無地のものから、ボタニカル柄、ドットやストライプなど幅広くあり、素材のバリエーションも豊富にあるため、デザイン性が豊かになっています。

対してブラインドは、アルミもしくは木製のものが多く、デザイン性の幅はそれほど広くありません。

どのようなインテリアにしたいのか考えて、理想にマッチするものを選びましょう。

見た目の印象で選ぶ

見た目の印象から、どちらを選ぶか決める方法もあります。

一般的なヒダ付きのカーテンは高級感があり優雅な印象を与える一方で、部屋の広さや生地の厚みなどによっては圧迫感を与えることもあります。

対してブラインドはスタイリッシュな印象を与えるとともに、圧迫感が少なくなっていますが、アルミ製の場合は無機質な印象を与えることもあるのが特徴です。

部屋をどのような雰囲気にしたいかによって、カーテン・ブラインドを選ぶとよいでしょう。

開閉しやすさで選ぶ

毎日使うものなので、開閉しやすさもポイントです。

カーテンは簡単に開けやすく束ねるのも一瞬で、開閉の音もそれほど気になりません。頻繁に開閉する場合や、子ども部屋など静かに開け閉めしたい部屋に適しています。

対してブラインドはスラットの操作に時間がかかることや、木製の場合は重く操作しづらいのが難点です。しかし微調整が可能なので、通気性を確保したい部屋に適しています。

頻繁に開閉する部屋にはカーテン、微調整したい部屋にはブラインドと使い分けましょう。

手入れのしやすさで選ぶ

手入れのしやすさも、重要なポイントです。

カーテンは丸洗い可能なものであれば、自宅でも簡単に手入れできます。ただし素材によっては洗濯不可の場合もあるので、事前に確認することが大切です。

ブラインドはスラットにホコリや汚れが溜まりやすく、一つひとつを掃除するのに手間がかかります。中には耐水仕様のものもあるので、丸洗い可能なものを探すのも一つの手です。

カーテンもブラインドも手入れしやすいものと、そうでないものがあるので、見た目やデザインだけで選ばず、使い続けやすいかどうかも含め吟味しましょう。

価格で選ぶ

カーテンとブラインドどちらか決めかねる場合は、価格で比較するのもよいでしょう。

一般的に同じようなサイズであれば、カーテンの方がリーズナブルな価格で購入することができます。

コスパを重視したい場合などは、カーテンがおすすめです。

オーダーカーテン通販【aiika】でおすすめのカーテン&ブラインド

カーテン・ブラインドそれぞれのメリットとデメリットがわかったところで、オーダーカーテン通販【aiika】で扱っているおすすめのカーテン&ブラインドを紹介します。

いずれも人気商品ばかりなので、どれにしようか悩まれている方は、ぜひチェックしてみてください。

遮光率99.99% 選べる48色 無地の防炎1級遮光カーテン「HAUSKA」

HAUSKAは、北欧をイメージした全48色から、ファッション感覚で選べるカーテン。ナチュラル系からビビット、フェミニンなど多様なカラーバリエーションが用意されています。

多種多様なカラーリングの中から選べるので、部屋のインテリアに合ったものを選びやすくなっています。

またヒダのあり・なしも選べるので、圧迫感が気になる部屋でも使用しやすいのもポイントです。

デザイン性だけでなく、1級遮光や防炎機能、遮熱・保温性能、ウォッシャブル機能など、機能性が充実したカーテンです。

北欧をイメージしたオーダー遮光カーテン「ナチュラル ノルディック」

自然をモチーフにしたシンプルで美しいデザインが魅力で、北欧風インテリアをはじめとしたナチュラルテイストな部屋にぴったりです。

ボタニカル柄や動物柄、幾何学模様など、北欧インテリアの特徴的なモチーフが取り入れられており、シンプルながらも部屋を華やかにしてくれます。

遮光性能は1級~2級とデザインによって異なるものの、高水準となっています。加えて遮熱・断熱性能があり、丸洗い可能と機能性も高いカーテンです。

オーダーアルミブラインド/ベーシックタイプ

サイズをオーダーできるアルミブラインドで、カーテンレールにも使用できるようになっています。

窓枠や壁などに穴を開けることなく設置できるので、賃貸住宅などキズを付けたくない場合でも使用できます。

またカラーバリエーションが豊富で、全30色の中から好きなものを選べます。

一般的にイメージされる無機質なものとは違い、ポップで可愛らしい色味が多くなっているため、スタイリッシュな部屋から愛らしい部屋まで幅広い部屋におすすめです。

オーダーアルミブラインド/TOSO社製 ワンポール操作のアルミブラインド

ワンポールタイプのオーダーアルミブラインドです。ワンポール操作でスラットを簡単に操作でき、調光しやすくなっています。

こちらもカーテンレールにも設置できるため、幅広い家庭で使用しやすくなっています。

また多くの色の中から好きな色を選べるため、部屋にマッチするものを選びやすく、ツヤ消しタイプの色もあるので「ブラインドのツヤが苦手」という方にもおすすめです。

カラーバリエーション以外にも、木目調タイプや遮熱タイプなど見た目・機能の異なるタイプもあります。

部屋の雰囲気に合わせてカーテン・ブラインドを選ぼう

カーテンとブラインドは、どちらも窓からの光や視線を遮るためのアイテムですが、互いにメリット・デメリットが異なります。

どちらも一長一短なので、部屋のインテリアや用途、好みなどから適した方を選ぶことが大切です。

どちらを選ぶべきか迷った場合は、デザイン性・見た目の印象・開閉しやすさ・手入れのしやすさ・価格などから比較すると、理想的なものを選びやすくなります。

オーダーカーテン通販【aiika】では、カーテンもブラインドも豊富に取りそろえています。購入を検討されている方は、ぜひチェックしてみてください。

 

aiika編集部

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