迷ったらコレ! カーテンの人気色10選と選び方のポイントを解説
インテリアの選び方や配置で部屋の雰囲気が大きく変わるのは周知のことですが、カーテンの選び方によってもがらりと印象が異なります。
しかしカーテンにはさまざまなカラーバリエーションがあるため、インテリアを考えたとき、部屋の雰囲気に何か合うか迷うことも多いもの。また、いつも同じような色のカーテンを選んでしまうけれど、他の色にも挑戦してみたいと考えていることもあるでしょう。
本記事では、カーテンの人気色10選と選び方のポイントについて解説します。
カーテンの色選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
目次
カーテンは部屋の雰囲気を決める重要なアイテム
カーテンは部屋の雰囲気を左右するアイテムの一つです。
部屋の設計にもよりますが窓は空間の中でも比較的大きな割合を占めることが多く、窓の大きさに比例してカーテンの存在感は大きくなります。特にカーテンを閉じた状態では色や柄、質感などが部屋に与える印象は少なくありません。
落ち着きのある色、優しい色、元気が出る色、集中できる色など、色にはそれぞれに特長があり、心理的にも影響を与えるとされています。
どんなインテリアにしたいかだけではなく、どんな風に過ごしたいかを考えてカーテンの色選びをするのもおすすめです。
カーテンの人気色10選とおすすめアイテム
では実際にどのような色のカーテンが選ばれているのでしょうか。カーテンの人気色を10つ選びましたので、順番に見ていきましょう。それぞれの色にあわせて、おすすめのアイテムもご紹介します。
1.ベージュ・アイボリー
ベージュ・アイボリーは落ち着きと品のある色合いで、ぐっと抑えた大人の雰囲気を部屋にもたらします。
安心感を与える色であり、部屋を広く見せる効果もあるため、リビングや寝室、書斎などくつろいで過ごす空間に用いるのに適しています。
カーテンの生地が薄いほど色も淡く感じるため、厚みを含めて色を選ぶのがおすすめです。
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主張しすぎない光沢と繊細な織り感が美しい防炎遮光カーテン「アルファ」ベージュ
オーダーカーテンの「アルファ」は1級遮光と防炎機能を持った商品です。
上品で落ち着きのある光沢と美しく緻密な織りが特徴。光の当たる角度によって横糸が煌めくヨコ糸が入っておりアクセントになっています。
高級感あふれる無地のカーテンであるため、寝室のみならずリビングなどゆったりとくつろぐ空間に用いるのがおすすめです。
遮光や防炎といった機能性はもちろん、まるで一流ホテルを思わせる、ラグジュアリーな雰囲気を部屋に与えるカーテンといえるでしょう。
2.グレー
グレーは知的でクールなイメージがあり、部屋の雰囲気をスタイリッシュに引き締める効果があります。
一口にグレーといっても明度や色調によって大きく印象が異なり、例えば濃いほどに重厚さが増し、薄くなるほど軽やかで明るさを感じさせます。
また主張が強くないためさまざまなシチュエーションやインテリアに合わせやすく、基本的にはどのような部屋にも用いることができる汎用性の高さも魅力です。
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温もりのあるシンプルな太めストライプ柄の2級遮光カーテン「レーテ」グレー
オーダーカーテンの「レーテ」は、シンプルな太めのストライプ柄が特徴の2級遮光カーテンです。
自然の風合いの太い糸で織られた質感は素朴さとナチュラルさを演出し、カジュアルな雰囲気で用いることが可能です。
淡い色合いと自然を感じさせる素材感で落ち着きのある空間になじみ、飽きのこないシンプルさは温もりある印象を部屋に与えます。
ストライプ模様は織りの変化によって描き出されており、メランジ調の糸でざっくりと織られた生地によりカジュアルな風合いに仕上がっています。
3.ホワイト
ホワイトは清潔感があり、光をよく反射して部屋全体を明るく見せる効果を持っています。
カーテンの色に用いる際はどのような部屋にも合いますが、寝室など窓から差し込む太陽光を遮断する時間を過ごしたい場合には、遮光機能の付いたものを選ぶようにしましょう。
またホワイトは空間を広く感じさせる色の効果もあるため、限られたスペースで使用して圧迫感を軽減させることも可能です。
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柔らかい生地にふわりとした肌触りの白い1級遮光カーテン「マシュマロ」ホワイト
オーダーカーテンの「マシュマロ」は、ふんわりした肌触りの柔らかな生地が特徴です。
1級遮光の機能を持っていますが遮光カーテン特有の色のくすみがなく、ホワイトは明るく清潔感あふれる発色となっています。
裏地はグレーで、どのような部屋やインテリアにもなじむ高い汎用性を誇るカーテンです。
4.ブラック
最も暗い色であるブラックはクールさや知的なイメージを部屋にもたらします。
また遮光機能がないタイプのカーテンでも黒いものだとより光を通しにくいため、寝室など日差しを避けたい部屋に用いることが適しています。
一方でブラックは圧迫感を与えやすい色でもあるため、多用すると部屋が狭く感じられたりやや威圧的な雰囲気になったりしてしまうことも。
バランスよく用いることに配慮しましょう。
レザー調のエンボス加工を施したシックな防炎1級遮光カーテン「クエロ」ブラック
オーダーカーテンの「クエロ」は、レザーのような風合いの加工を施された商品です。
エンボス加工によって本革のような質感を表現し、防炎と1級遮光の性能を付与されています。
シンプルな造りながらリアルな革風の素材感がシックで、部屋の印象をクールに引き締めるのが特徴です。
5.ブルー
ブルーは清潔感と開放感のある色で、誠実かつ爽やかな印象を部屋に与えます。
一般に寒色系は人に涼感を抱かせたり集中力を高めたりする効果が知られており、夏場のリビングや仕事部屋などにブルーのカーテンを用いるのがおすすめです。
一口にブルーと言っても濃度や明度によってさまざまな色調がありますが、濃いほどにかっちりとした印象が強まり、薄くなるほどカジュアルな雰囲気が高まります。
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ナチュラルな質感と色合いを持つ杢調生地のオーダー防炎遮光カーテン「ブリュッセル」ブルー
オーダーカーテンの「ブリュッセル」は麻布のような生地の風合いが特徴的な商品です。
濃淡2種類に染め分けられた糸でざっくりと織られた生地は杢調を表現し、ポリエステル素材でありながら本物の麻を思わせる自然な素材感を演出しています。
防炎と1級遮光の機能を持ち、家庭でも簡単に手入れすることが可能です。
6.グリーン
グリーンは自然の草木が持つ新鮮な葉の色を思わせ、安心感を得られるカラーとされています。
緊張感をほぐしてリラックスさせたり目の疲れを癒したりする効果があるため、書斎や仕事部屋のカーテンに取り入れるのもよいでしょう。
オフィスなどに観葉植物の緑を置くのも同じ理由とされており、科展の色として用いることで住空間にも癒しを演出することが可能です。
ナチュラルな質感と色合いを持つ杢調生地のオーダー防炎遮光カーテン「ブリュッセル」グリーン
ブルーで紹介したブリュッセルの別色です。
この他にも様々なカラーがある商品なので、きっとお好みの色が見つかるでしょう。
7.ブラウン
ブラウンは穏やかさや安心感を抱かせる落ち着いた色で、心理的にも安定したイメージがあります。
温もりを感じさせるともいわれるのは自然に存在する樹木にも通じる色のためとされ、カーテンに用いた場合もウッディな内装やインテリアともよく調和します。
安定感や信頼感を想起させる大人の色でもあり、リビング、あるいは畳敷きの部屋にも合わせやすいカーテン色です。
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重厚感のあるカラーとかすれた縦ラインがクールな印象の1級遮光カーテン「キャナル」ブラウン
オーダーカーテンの「キャナル」は上質な風合いが特徴的な商品です。
縦に流れる杢調が印象的で、表面はシックな色合いで染め分けられた生地、裏面はブラック一色の無地となっています。
重厚感を演出した造りと縦方向の独特の模様がクールで、1級遮光の機能を有しています。
ラグジュアリーな雰囲気を醸し出すタイプのため、ゆったりと過ごすリビングなど大人の空間に適したカーテンの一つです。
8.ピンク
ピンクといえば明るくかわいらしく、どちらかというとフェミニンな色というイメージが強いかもしれません。
しかし一口にピンクといっても実に多くの色調があり、ビビッドなものから落ち着いたものまで千差万別です。
例えば男性用カラーシャツにもピンクのものがあり、濃度を抑えたタイプなど清潔感ある色遣いも知られています。
カーテンとしてピンクを用いる場合はリビングなど開放的な空間では明度と濃度を抑えたおとなしめの色を選ぶようにするとよいでしょう。
また寝室にも使えますが、ビビッドなピンクは神経を昂らせる効果があるため大きな面積での使用は控えるなどの対策が必要です。
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リサイクルしたポリエステルで作ったエコな無地防炎遮光カーテン ECO「エコール」ピンク
オーダーカーテンの「エコール」は軽やかですっきりとした佇まいが特徴的な商品です。
素材にはリサイクルポリエステルを100%使用しており、回収したペットボトルなどを主原料としています。
2級遮光と防炎機能を有した無地のカーテンで、エコマークを取得するなどSDGsに対応していることも大きな特徴です。
9.イエロー
イエローは明るく華やかで、元気が出る色というイメージがあります。
ビビッドなレモンイエローなどはビタミンカラーとも呼ばれるように鮮烈な印象があり、カーテンに使うと部屋全体を照らすかのようなインパクトがあるでしょう。
それ自体が光を感じさせるような強い色ですので、大きな空間のリビングや子ども部屋に用いるなど、明るさがほしい場所に適しています。
またイエロー系の色は集中力をアップさせ、会話をスムーズに運ぶ手助けをするともいわれています。
ポップなカラーのカジュアルなワッフルドレープカーテン「ワッフル」(イエロー)
オーダーカーテンの「ワッフル」は、シンプルな無地のワッフル生地が特徴的な商品です。
家庭用洗濯機で簡単に洗うことができ、本体のウェーブが美しく保たれる形状記憶加工のオプションを施すことも可能です。
ワッフル地は柔らかく素朴な風合いで、カジュアルなかわいらしさを演出します。
10.パープル
パープルは上品で洗練された、高級感を思わせる色です。
高貴さの象徴といわれることもあり、感性を豊かにして直観力を高め、潜在能力を引き出す効果があるとされています。
一方では集中力を高めたり精神を落ち着かせたりする作用もあるため、カーテンとして用いる際にはリラックスして過ごすリビングや書斎におすすめです。
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高級感のあるツイード調生地の洗える防炎カーテン「ヴィンテージ」(パープル)
オーダーカーテンの「ヴィンテージ」は、ツイード調に仕上げられた生地が特徴的な商品です。
丁寧な織りには高級感が溢れ、空間に上質な雰囲気を演出します。
上品な光沢を持ちながら家庭用洗濯機で丸洗いすることもでき、なおかつ2級遮光・遮熱・断熱・防炎等の機能も付与されています。
カーテンを選ぶ際のポイント
実際にカーテンを選ぶ段階になって、いつもと違うものをチョイスしたいもののどう絞り込めばいいのかわからなくなることもあるでしょう。
せっかく選んだのに後悔することになるのではないかと不安な人に、本体の色だけではなく部屋全体との調和を考慮した上での選び方のポイントを解説します。
以下、代表的な5つの例を見てみましょう。
3つのカラーを意識する
カーテンを選ぶ際には「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」の3種類の色に着目する方法があります。
ベースカラーとは壁や床、天井といった部屋全体の色を指します。
メインカラーはカーテンおよび家具など、インテリアの中心になる色のことです。
アクセントカラーは小物やクッション等々、インテリアのポイントとして機能する色を意味します。
この3つの配色バランスを考慮してカーテンの色を選ぶのがポイントです。
メインカラーとなるカーテンは部屋の中でも大きな面積を占めるため印象を左右しやすく、ベースカラーと相性の良い色を選ぶことで統一感を演出することができます。
同系色でまとめたりトーンを揃えたりといった基本の他、あえて反対色を使ってバランスを取るのもよいでしょう。
いずれにせよ部屋の中でカーテンだけが浮いた色にならないよう、全体としての調和を心がけるのがすっきりとまとめるコツです。
家具と同系色でまとめる
先に述べたメインカラーに通じるポイントですが、カーテンを家具と同系色でまとめるという方法もあります。
部屋はカーテンや家具、壁紙など2~3種類の色遣いで抑えると統一感が出るため、その点を意識しましょう。
部屋の中における家具の存在感は大きなものがあり、占有しているスペースにもよりますがその色や形、配置などが全体の印象を大きく左右します。
そこで部屋の家具と同系色のカーテンを用いれば、家具を中心として色のバランスを取ることが可能です。
家具といってもさまざまなものがあり、全部が同じ色にはなりませんが、一種の系統として色遣いの傾向を把握しましょう。
もしバラバラである場合は最も大きいか、あるいは多くの面積を占めているなどよく目立つ家具の色に合わせてカーテンを選ぶのも一つの手段です。
個性を出すなら素材にこだわる
カーテンは色だけではなく、使用する素材によっても大きく雰囲気が変わるアイテムです。
例えばコットンだとしっとりとして柔らかな風合い、リネンは素朴で涼しげな印象、シルクはなめらかな光沢でゴージャスさを演出できます。
個性を出すためにカーテンの素材にこだわるのも一つの手段ですので、以下に代表的な各素材のメリットとデメリットを表にしました。
素材 | メリット | デメリット |
コットン(綿) | ・吸水性が高い ・丈夫 ・肌触りがいい |
・色移りがしやすい ・毛羽立ちやすい ・日光で変色しやすい |
リネン(麻) | ・耐水性が高い ・耐熱性が高い ・通気性がいい |
・しわになりやすい ・湿気で伸縮しやすい |
ウール(毛) | ・保温性が高い ・質感に温もりがある ・汚れにくい |
・虫食いが起きやすい ・洗濯すると縮みやすい |
シルク(絹) | ・しわになりにくい ・保温性が高い ・光沢が美しい |
・単価が高い ・虫食いやカビに弱い ・日光で変色しやすい |
ポリエステル | ・単価が比較的安い ・丈夫 ・しわになりにくい |
・静電気が溜まりやすい ・ホコリが付きやすい ・吸湿性が低い |
レーヨン | ・シルクに似た風合いがある ・吸湿性が高い |
・摩擦に弱い ・洗濯で縮みやすい |
アクリル | ・風合いが柔らかい ・しわになりにくい ・虫食いや薬品に強い ・洗濯で縮みにくい |
・静電気が発生しやすい ・毛玉ができやすい |
柄のカーテンを選ぶ際は部屋のテイストに合わせる
カーテンには無地のものだけではなく柄をあしらったものもあります。
柄付きのカーテンを選ぶ際には、部屋全体のテイストと調和するようなものを選ぶようにしましょう。
繰り返し述べてきたように、カーテンは部屋の中でも大きな面積を占めるアイテムのため、統一感のない柄だとそこだけ浮いて見えてしまう恐れがある点に注意が必要です。
過ごしやすい機能で選ぶ方法もある
カーテンには遮光や防炎、防音や防水などさまざまな機能を付与されたものがあります。
部屋の用途に従ってその機能を補強するカーテンを用いることで、より快適に過ごすことができるでしょう。
例えば、寝室に外部からの光を入れたくない場合は強力な遮光性能を持つものを選ぶ、内外からの音漏れが気になる場合は防音カーテンを選ぶといった方法があります。
部屋のカーテンを変えて気分転換をしよう
カーテンの人気色10選と、カーテン選びのポイントについて解説しました。
色によって大きく部屋の雰囲気を変えるカーテンは、手軽な遊び心でさまざまなものを試せるのも魅力です。
インテリアとしてだけではなく住空間の快適性も左右するため、色やデザインの好みに加えてその機能性についても最適なものを選びたいものです。
また一種類だけではなく、部屋ごとあるいは季節ごとにいくつかのバリエーションも楽しむのも良いでしょう。
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