カーテンを閉めっぱなしにするのは危険? デメリットやおすすめのカーテンをご紹介!

カーテンを閉めっぱなしにするのは危険? デメリットやおすすめのカーテンをご紹介!

部屋のカーテンは、時間帯に応じて開けたり閉めたりすることが多いですが、場合によっては1日中閉めっぱなしにする家庭もあるでしょう。

しかし、カーテンを閉めっぱなしの状態はさまざまなデメリットを引き起こすこともあります。

そこで今回は、閉めっぱなしのカーテンで起こり得るデメリットと危険性、閉めっぱなしでも問題のないカーテンとおすすめのカーテンをご紹介します。

カーテンを閉めっぱなしにするデメリット

カーテンを閉めっぱなしにするデメリット

通常、カーテンは朝に開けて外が暗くなってから閉めるものです。

さまざまな理由でカーテンを閉めたままで1日を過ごす場合もあるかもしれませんが、カーテンの閉めっぱなしは以下に挙げる多くのデメリットがあるため、あまりおすすめできません。

カビが繁殖しやすくなる

梅雨の時期や冬は、外との気温差や高湿度などの原因によって窓に結露が発生しやすくなります。

結露で窓が濡れた状態でカーテンを閉めっぱなしにしていると、水分がカーテンに付着してカビが繁殖しやすくなります。

カーテンは断熱効果があるため、カーテンを閉めた方が結露防止になるといわれてはいるものの、必ずしも結露を防止できるわけではありません。

閉めっぱなしのカーテンのすぐそばで結露が発生した場合、カーテンが結露の水分を吸収してカビが繁殖しやすい環境を作ってしまいます。

日中も照明をつけなくてはならなくなる

カーテンは日光を遮ってしまうため、カーテンを閉めっぱなしの室内には太陽光がほとんど入ってこなくなります。

当然ながら日中も差し込む光が少ないため室内が暗くなり、日中も照明を使う必要があるでしょう。

一日中照明を使っていると、本来カーテンを開けることで節約できる照明にかかる電気代が余計にかかってしまい、毎月の電気代が高くなる点も大きなデメリットです。

冬は室温が上がりにくくなる

日光は、室内の温度を上げる要素の1つです。

しかしカーテンを閉めっぱなしにしていると室内に日光が入りにくくなるので、室温も上がりにくくなります。

特に冬は、日光がほとんど入ってこない部屋と日光が降り注ぐ部屋では室温に大きな差が出ます。

室温が上がりにくくなるということは、冬場の暖房器具の使用時間を増やしたり設定温度を上げたりしなければならず暖房コストも上がるため、照明と同様に光熱費が高くなる原因となるでしょう。

気持ちが落ち込みやすくなる

普段何気なく浴びている日光は、実は日々の体調や気分に影響を与えています。

日光が届かない暗い室内にいるだけでも、気持ちが落ち込みやすくなります。

日光が届かない部屋でネガティブな気持ちになってしまうのは、暗さだけが原因だけではありません。

日光を浴びることで分泌が増える「幸せホルモン」とも称されるセロトニンの分泌が減るため、ストレスやイライラを感じやすくなりネガティブな状態になりやすくなることも、気持ちが落ち込む一因となります。

ペットや植物にも悪影響を及ぼす可能性がある

ペットも人間と同様、日光を浴びることでセロトニンの分泌や、カルシウム吸収に欠かせないビタミンDの生成も活発になります。

さらに紫外線には皮膚の殺菌効果もあるので、ペットの健康維持にも効果的です。

カーテンを閉めっぱなしにした日光の当たらない部屋はこのような良い効果を得られなくなり、ペットの健康へ悪影響を及ぼす可能性があるでしょう。

また、室内に置いた植物の発育にも日光が必要です。

日光の当たらない部屋の植物は、十分に成長しなくなることも考えられます。

不在が多いと判断されてしまう

カーテンを閉めていれば外から内部を見られることがなく、安全と考えがちです。

しかし、カーテンが閉めっぱなしの部屋は不在と判断されることが多いものです。

空き巣は、不在の部屋をターゲットにしています。

つまり、カーテンを常に閉めていると不在をアピールしていることになり、空き巣の被害に遭うリスクを高めてしまうのです。

もし空き巣に入られた場合も、外から中の様子がわからず通報まで時間がかかることも考えられるでしょう。

一人暮らしでカーテンを閉めっぱなしにするのは危険!

前述の通り、カーテンを閉めっぱなしの部屋は不在と認識されてしまうことが多く、不在を狙う空き巣の被害に遭いやすくなります。

特に一人暮らしの場合は、在宅時に不在時を狙った空き巣が侵入してくるリスクも高くなるので、セキュリティ面に不安が生じます。

そのため、一人暮らしの部屋ではカーテンを閉めっぱなしの状態にしておくことは避け、定期的にカーテンを開けて在宅していることをアピールしましょう。

閉めっぱなしでもデメリットが少ないカーテンの種類

閉めっぱなしでもデメリットが少ないカーテンの種類

ここまで解説したように、カーテンを閉めっぱなしの状態で起こり得るデメリットは多いですが、カーテンの種類によっては閉めっぱなしでもデメリットが少なく済む場合もあります。

そこで、デメリットが少ないカーテン3種類をご紹介します。

抗菌カーテン

抗菌カーテンとは、抗菌性のある繊維で作られた生地を使用したカーテンです。

カビやアレルギー物質を分解する機能性の高いタイプもあり、医療現場などでも使用されています。

抗菌カーテンは付着した菌の発生や繁殖を抑制する効果が期待できるため、家庭で使用するカーテンで起こることが多い結露が原因のカビを防げます。

生地そのもので菌の抑止が可能なので、こまめなお手入れが難しい方にも適したカーテンです。

レースカーテン

レースカーテンは、遮像性が高いカーテンです。

室内の様子を外からうかがい知ることは難しい一方で、日光は通せるので室内が暗くなることがなく、日中に閉めるカーテンとして適しています。

カーテンを閉めっぱなしで日光が入らないデメリットを解消するには、最適のカーテンです。

光沢のある糸を使用したミラーレースカーテンを使用すると、反射によってさらに遮像性が高くなるので、セキュリティを高めながらプライバシーを守りたい場合におすすめです。

また、花粉キャッチ機能のあるレースカーテンなどは閉めっぱなしでないと効果がないので、こちらも閉めっぱなしでもデメリットの少ないカーテンと言えるでしょう。

ドレープカーテン

ドレープカーテンとは、厚手の生地で作られたカーテンです。

日中はレースカーテン、夜間はレースカーテンとドレープカーテンを2枚重ねで使用するのが一般的です。

ドレープカーテンは日光を遮断し、夜間でも外から室内が見えないのでプライバシーを保護できます。

女性の一人暮らしで注意したいのが、女性らしい色や柄のドレープカーテンを選ばないことです。

女性が好むデザインのカーテンを使うと女性が住んでいることが判別できてしまうので、セキュリティ対策のためにも無地のドレープカーテンを使用しましょう。

カーテンを閉めっぱなしにしても問題ないシーン

通常はカーテンを閉めっぱなしにしない部屋でも、場合によっては閉めっぱなしでも問題ないケースもあります。

例えば、長期間自宅を留守にする場合は例外として、レースカーテンのみを閉めたままにしておいて問題ありません。

もし向かいにビルやマンションがあり、向こうから室内が見えてしまうような部屋も、防犯とプライバシー保護のためにレースカーテンを常に閉めておくといいでしょう。

カーテンを開けっぱなしにするのも良くない

カーテンを閉めっぱなしにしておくことはデメリットが多いですが、開けっぱなしが良いというわけでもありません。

カーテンは開けっぱなしの状態でも、以下に挙げるデメリットが発生することが考えられます。

家具や床が日焼けする

カーテンは日光を適度に遮断する効果があるので、カーテンを開けっぱなしにすると日光が直接室内に入り込みます。

木製の家具やフローリングは日焼けしやすいため、長時間日光を浴びることで日焼けし、劣化が早まる恐れがあります。

長時間カーテンを開けっぱなしにしたいときは、日光による劣化を防ぐために家具やフローリングにシートをかけておく、家具は日光の当たらない場所へ移動するなどの工夫が必要です。

夏は室温が上がりすぎる

カーテンがない部屋は日光がダイレクトに差し込むので、冬の寒い時期は比較的暖かく過ごせて暖房コストを抑えられます。

しかし、厳しい暑さの夏は強い日光を遮られないため、室温の急激な上昇の原因となり、熱中症リスクが高くなる危険性もあります。

強い日光が差し込み続ける部屋では、エアコンを使用しても室温がなかなか下がりません。

冷房効率の悪い環境となり、エアコンにかかる電気代も上がる点もカーテンを開けっぱなしにするデメリットです。

オーダーカーテン通販【aiika】でおすすめのカーテン

オーダーカーテン通販【aiika】では、さまざまな部屋や環境に適したバラエティ豊かなカーテンを取り扱っています。

その中で、閉めっぱなしの状態が多い部屋でもデメリットを減らせる期待ができる機能性の高いおすすめのカーテンを3点ご紹介します。

菌の増殖をおさえ防臭効果もあるオーダーロールスクリーン/抗菌タイプ

梅雨や冬は、閉めっぱなしのカーテンに結露が付着することによりカビが発生しやすく不衛生です。

結露が多い時期でもカーテンを閉めっぱなしにしたいときは、カビの原因菌の繁殖を防ぐ抗菌加工を施したロールスクリーンを使用してみましょう。

1cm単位で注文できるオーダータイプのロールスクリーンは窓のサイズに合わせられ、カーテンレールにも取り付け可能です。

菌の繁殖を抑えられるので、菌が原因の臭いも予防できる防臭効果も期待できます。

夜も透けにくいプレーンで艶やかな防炎遮像レースカーテン「ベール」

レースカーテンを使っていて室内が透けて見えることに不安を感じる場合におすすめのカーテンが、昼も夜も透けにくい防炎遮像レースカーテンです。

適度な光沢と特殊な断面を持つ糸を使った生地が光を乱反射させるので、外から室内が見えにくくなります。

太陽光は通すので室内は明るく、景色が遮られることもありません。

さらに、消防法に対応した防炎性能やUVカット機能も備えています。

洗濯機に対応しているので、いつでも清潔に使えるカーテンです。

自然光で明るく過ごせる光を採り込むレースカーテン「ブライトベール」

プライバシーを守りたいけれど部屋の明るさも保ちたいときは、「ブライトベール」のカーテンを使ってみましょう。

光を拡散・反射・屈折させる特殊繊維「WAVERONプラス」を使用しているので、昼は自然光を取り込んで拡散することで部屋中を明るくすることができ、夜も透けにくくなります。

部屋を明るくするだけでなく、紫外線吸収剤を配合した生地により80%以上のUVカット効果が期待できます。

遮熱性・断熱性にも優れており、冷暖房効率アップも望める多機能カーテンです。

閉めっぱなしにするときはカーテンの種類を見直してみよう

常にカーテンを閉めっぱなしにしていると、カビの発生や光熱費アップ、セキュリティに関する問題が発生する可能性があります。

そこで使用するカーテンの種類を変えてみると、閉めっぱなしによるデメリットを減らせることが期待できます。

カーテンを閉めっぱなしにすることが多い場合は、カーテンの種類を見直してデメリットを解決できる機能性の高いカーテンに変えてみてはいかがでしょうか。

 

aiika編集部

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