カーテンの取り付け方とは? 正しい取り付け方法やカーテンレールがない場合の対処法も紹介

新生活を迎える方は、引っ越ししたり、新居に合った家具を用意したりとやるべきことが多くあります。
その中で、部屋に合ったカーテンを取り付けたいとお考えの方も少なくないでしょう。
そこで本記事では、カーテンの正しい取り付け方を紹介します。カーテンレールがない場合の対処法も紹介しているので、併せて参考にしてください。
目次
カーテンの取り付けに必要なもの
まずは、カーテンの取り付けに必要なものを紹介します。以下のアイテムをそろえた上でカーテンの取り付け作業を開始しましょう。
カーテン
レースカーテンとドレープカーテンを用意しましょう。取り付けたい窓とカーテンレールのサイズに合ったカーテンを用意するのがポイントです。
取り付けたい場所に合わないカーテンを選ぶと光が漏れたり、室内温度が維持しにくくなったりします。
快適な生活空間を作るためにも、窓やカーテンレールに合ったカーテンを選ぶことが大切です。
なお、ドレープカーテンとは、部屋側に取り付ける厚手のカーテンのことです。窓側に設置するレースカーテンと併用するケースが多いものの、状況に応じて必要なカーテンを選んでください。
カーテンを選ぶ際は、取り付ける部屋の雰囲気に合ったデザイン・色を選びましょう。
インテリアの中でもカーテンは面積が広いため、部屋との相性を確認した上で選ぶことがポイントです。
例えば他のインテリアになじみやすいデザインや、理想のスタイルにマッチする色選びをするとお気に入りの空間を作れるでしょう。
またカーテンは防犯性の高い遮像機能や、紫外線を防ぐUVカット機能といった性能を併せて持っているものもあります。
必要に応じて機能性の高いカーテンを選ぶのがおすすめです。機能性の高いカーテンを選ぶと、より安心して快適に過ごせる部屋になります。
カーテンフック
カーテンを取り付ける際は、カーテンフックも準備しましょう。
カーテンフックには、AフックとBフックの2種類があります。
Aフックとは、天井付けもしくは窓枠の内側上部にカーテンを取り付ける際に使用するカーテンフックです。
例えばカーテンを二重に掛ける場合、内側のレースカーテンにAフックを使用するとカーテンが邪魔になりにくく、すっきりした見た目にできます。
天井や窓枠と干渉しにくくなるため、カーテンをスムーズに開け閉めできます。
一方Bフックとは、窓枠上部の壁面にカーテンレールが付いている際に使用するカーテンフックです。
カーテンレールがカーテンで覆われるため、生活感をなくしたい方におすすめです。
またAフックで取り付けるよりも光が漏れにくいことから、遮光性を重視したい方にも向いています。
従ってカーテンフックは生活スタイルによって選ぶと、より過ごしやすい空間を作れます。
ふさ掛けとタッセル
カーテンを取り付ける際は、ふさ掛けとタッセルも準備しましょう。
ふさ掛けとは、カーテンを開けたときに生地をまとめるためのタッセルを掛けておくアイテムです。
ふさ掛けとタッセルを活用すると、カーテンを開けたときに窓辺がすっきりします。
賃貸などで壁にふさ掛けを取り付けられない場合は、ふさ掛けが不要なタッセルを選ぶのもおすすめです。
なおタッセルを選ぶ際は、取り付けるカーテンや部屋のインテリアとの相性もチェックしましょう。
例えばカーテンの色と合わせたり、部屋の雰囲気に合わせてデザインを選んだりすると一層おしゃれな窓辺に仕上がります。
カーテンだけではなくタッセルにもこだわることで、統一感のある部屋になるでしょう。
カーテンレール
カーテンを取り付ける際は、カーテンレールも用意しましょう。
引っ越し先によってはカーテンレールのない窓があり、必要に応じて自分で設置しなければいけません。
カーテンレールはホームセンターなどで手軽に購入できるため、必要な長さを計測して先に準備してください。
なおカーテンレールには機能性レールや装飾レール、伸縮レール、カットレールといった種類があり、素材もアルミ製や木製、アイアンなど豊富にあります。
新たにカーテンレールを取り付ける場合は、部屋の雰囲気に合わせて選ぶと部屋全体のおしゃれ度がアップするでしょう。
その他
他にも、カーテンレールを取り付ける際は以下のものが必要です。
- プラスドライバー
- キリ
- 下地センサー
下地センサーとは、壁に下地があるのかを確認する際に使用する工具です。
下地がない部分にカーテンレールを取り付けると強度が弱く、落下する恐れがあります。
事故を防ぐためにも、下地の有無はカーテンレールを取り付ける前に確認しておかなければいけません。
またカーテンを左右に開閉する際に必要なランナーにも、固定やリングといった種類があるため、足りない場合や変えたいときは事前に用意してください。
なおカーテンレールにビスやブラケットといった部品が付属していない場合は、別途用意しましょう。
正しいカーテンの取り付け方
ここからは、カーテンの正しい取り付け方を解説します。紹介する手順を参考にしながら、実際にカーテンを取り付けてみましょう。
カーテンレールを取り付ける
まずカーテンを設置したい窓にカーテンレールがない場合は、取り付け作業から始めましょう。
カーテンレールがない場合の取り付け方法は、業者依頼とDIYの2パターンがあります。
業者に依頼すると取り付ける手間を省けるものの、DIYよりも費用がかかります。
そのため、できるだけ費用を抑えたい方や普段からDIYをし慣れている方は、カーテンレールを自分で取り付けてみるのもよいでしょう。
カーテンレールをDIYによって取り付ける場合は、以下の流れで作業を行います。
- カーテンレールを取り付けたい部分の下地の有無を確認する
- ブラケットを取り付ける
- カーテンレールを取り付ける
まず下地チェッカーで下地の有無を確認したら、ブラケットの取り付け位置を決めます。
ブラケットとは、カーテンレールの取り付け金具のことです。
ブラケットの位置によってカーテンレールの取り付け場所が決まるため、全体的なバランスを考慮しながら設置位置を定めます。
ブラケットの位置を決めたらキリで穴を開けて、ビスで固定しましょう。
水平器を用いると、カーテンレールを真っすぐに設置しやすいです。
ブラケットに合わせてカーテンレールを設置すれば、カーテンレールに関する作業は完了です。
カーテンにフックを付ける
カーテンにフックが付いていない場合は、取り付ける作業から始めましょう。
まずフックをカーテン上部にある筒状のところに差し込みます。
フックの差し込み箇所以外に挿入すると、生地が破れる原因になるため注意しましょう。
カーテンの丈が長い場合は、高さ調整ができるアジャスターフックを使うのもおすすめです。
フック部分を上下に動かすだけで高さの微調整を行えるため、丈の長いカーテンでも取り付けられる可能性があります。
カーテンをカーテンレールに取り付ける
カーテンにフックを取り付けたら、カーテンレールを設置しましょう。
ランナーにフックを引っ掛けていき、カーテンを取り付けます。
最後に、カーテンレールの端にある固定ランナーにフックを取り付ければ完成です。
カーテンレールを取り付けられない場合の対処法
「賃貸で壁に穴を開けられない」「カーテンレールを付けられるスペースがない」といった理由でカーテンレールを取り付けるのが難しい場合は、突っ張り棒を活用するのがおすすめです。
カーテンレールよりも安く購入できる上、用途やシーンに合わせてカーテンの取り付け場所を変えられるため、部屋の多様性がアップします。
カーテンレールの代用品として突っ張り棒を活用する際は、以下の2点に注意が必要です。
- カーテンを取り付けたい場所に合った長さの突っ張り棒を用意する。
- 突っ張り棒の耐荷重はカーテンの重さに耐えられるのか確認する。
突っ張り棒を利用する際は、まずカーテンを取り付けたい場所の長さを測定しましょう。
突っ張り棒は、伸ばせば伸ばすほど強度が落ちて落下する可能性があります。
従って、できるだけ伸ばさずに短い状態で使える突っ張り棒を準備するのがおすすめです。
特に重めのカーテンや大きめのカーテンを取り付けたい場合は、突っ張り棒の長さにも注目してください。
また突っ張り棒には耐荷重が設定されているため、カーテンを取り付ける前によく確認しましょう。
補強金具や滑り止めシートを活用すると強度が増します。
突っ張り棒を使ってカーテンを取り付ける際は、カーテンの選び方にも注意が必要です。
上部に穴の開いた「カフェカーテン」を選べば、その穴に突っ張り棒を通すだけで取り付けられます。
もしくはS字フックを活用して、引っ掛けて使用するのもいいでしょう。
一方、カーテンに穴が開いていない場合は、クリップなどを使ってカーテンを吊るすのが一般的です。
突っ張り棒にリングランナーを通して、通常のカーテンを活用するのもおすすめです。
その際カーテンが床にすれないように注意しながら、取り付ける場所に合った長さのカーテンを選んでください。
オーダーカーテン通販【aiika】でおすすめの突っ張り式カーテンとポール
最後に、オーダーカーテン通販【aiika】でおすすめの突っ張り式カーテンレールとポールを紹介します。
それぞれの特徴を参考に、部屋に合ったアイテムを選んでください。
穴あけ不要の突っ張り式のカーテンレール「フィットワン」
フィットワンは、ねじやくぎを使わずに取り付けられる突っ張り式のカーテンレールです。
カーテンレールを伸ばしてレバーでロックすれば設置できるため、短い時間でカーテンを設置できます。賃貸にお住まいの方や壁に傷を付けたくない方におすすめです。
フィットワンは突っ張り棒ではなく突っ張り式のため、一般的なカーテンレールのようにランナーが付属しているのがポイントです。
取り付け場所や好みに応じたフックを選べば、通常のカーテンのように取り付けられます。
なお、フィットワンの耐荷重は約2kgです。カーテンを取り付ける際は重さを確認してから設置しましょう。
TOSO製 穴あけ不要の突っ張り棒/強め つっぱりポール テンションポール 伸縮
こちらの突っ張り棒は補強プレートが付属しており、耐荷重をアップできるのが特徴です。
突っ張り棒の長さに応じて耐荷重は変動するものの、4~6kgまでの重さに耐えられる設計です。
そのため、重めのカーテンを取り付ける際にも活用できるでしょう。
こちらの突っ張り棒は選ぶサイズによって22~200cmの窓やスペースに取り付けられ、穴を開けることなくカーテンを設置できます。
使用する際は取り付けたい長さよりも1~5cm長めに調整し、その上で壁に押し付けるように設置してください。
水平に取り付けられているのかを確認してから、お気に入りのカーテンを設置しましょう。
なお定期的に突っ張り棒を確認して、緩みが見られるようであれば取り付け直すことも大切です。
カーテンの取り付け方を知りおしゃれな部屋作りをしよう
カーテンを取り付ける際は必要なものを準備した上で設置しましょう。
設置したい場所にカーテンレールが付いていない場合は、カーテンを取り付けたい場所を計測して、対応できる長さのカーテンレールを選んでおきます。
賃貸にお住まいの方や壁に穴を開けたくない方には、突っ張り棒がおすすめです。
突っ張り棒であれば穴を開けずに手軽に設置でき、お気に入りのカーテンを掛けられるでしょう。
今回紹介した内容を参考に、部屋に合うアイテムを見つけてください。
オーダーカーテン通販【aiika】は、1cm単位でオーダーできるカーテン専門店です。
今回紹介した突っ張り式カーテンレールやポールだけではなく、多種多様なカーテンを取り扱っています。
そのため、部屋のインテリアや好みに合わせてお気に入りのカーテンを見つけられるでしょう。
またオーダーカーテン通販【aiika】は、無料で生地サンプルをお届けしているのも魅力の一つです。
オンラインでカーテンを購入する際「好みと違ったらどうしよう」「質感が部屋と合わないかもしれない」といったお悩みは生まれやすいです。
オーダーカーテン通販【aiika】の生地サンプル無料サービスを利用すれば、実際の質感を確かめた上でお気に入りの1枚を購入できます。
後悔なく買い物をしたい方や豊富な種類の中からカーテンを選びたい方は、ぜひオーダーカーテン通販【aiika】をご利用ください。
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