防炎レースカーテンとは? 優れた特徴や注意点、選び方のポイントを解説

火災から賃貸や持ち家を防ぐには、防炎レースカーテンを取り入れるのがおすすめです。
防炎レースカーテンには豊富なデザインがあるので、お部屋のインテリアを損なうことなく火災時の対策ができます。
本記事では、防炎レースカーテンの優れた特徴やデメリット、後悔しない選び方などを紹介します。
具体的な設置場所のポイントや、おすすめの防炎レースカーテンも紹介するので、本記事を参考にしてお部屋にぴったりのカーテンを選びましょう。
目次
防炎レースカーテンとは?
防炎レースカーテンとは、燃えにくい特殊な加工を施して防炎性能を高めた商品です。
「不燃」は全く燃えない性質を指しますが、「防炎」は小さな火種に触れた際、焦げる程度にとどまり延焼しにくいのが特徴です。
着火しても燃え広がらない「自己消火性」を持つため、防炎レースカーテンを住宅や施設などに取り入れることで効果的な火災対策ができるでしょう。
防炎レースカーテンの優れた特徴
防炎レースカーテンのように防炎機能のあるカーテンには、どのような特徴があるのでしょうか。
ここでは、主な特徴を2つご紹介します。
火災時の燃え広がりを遅らせる
防炎レースカーテンの最大の特徴が、火災時の燃え広がりを遅らせる効果です。
防炎レースカーテンは、燃えやすい素材のカーテンと比較すると5〜10分程度延焼を遅らせられるとされています。
カーテンは燃えやすいため、ひとたび燃え移るとあっという間に天井近くまで炎が上がり、数秒~数十秒で家全体に炎が回ってしまう「フラッシュオーバー」が起こる可能性があります。
カーテンに防炎性があれば、燃え広がる時間の少しの差で、命が助かることにつながるかもしれません。
法令対応が必要な施設・高層マンションにも使える
防炎レースカーテンは、実は火災発生時の避難が困難な場所や、被害が大きくなると予想される場所での使用が義務付けられています。
消防法では、高さ31m(約11階建て相当)を超える高層建築物や、地下街が防火対象です。
消火活動が困難な高層マンションや多くの人が出入りするホテル、病院などや、多くの飲食店や事務所などが並列している地下街での火災拡大を防ぐ目的があります(※)。
法令基準を満たしている防炎性能を持つカーテンかどうかは、「防炎ラベル」を確認しましょう。
このラベルは、日本防炎協会が実施する「防炎性能基準試験」をクリアしているカーテンに付与されています。
法令で定められた建物で使用するには、防炎ラベルのあるカーテンが必須です。
※参考:消防庁.「防炎の知識と実際 防炎普及用資料」.https://www.fdma.go.jp/relocation/html/life/yobou_contents/fire_retardant/pdf/bouen_01.pdf ,(参照2025-05-20).
知っておきたい防炎レースカーテンのデメリット・注意点
防炎レースカーテンは安全性を維持するために重要であるものの、いくつかデメリットや選ぶ際の注意点があります。
ここでは、主に2つのポイントを紹介します。
一般的なレースカーテンと比較して価格がやや高めになる
防炎レースカーテンは、通常のレースカーテンと比べると価格がやや高めです。
先述した通り、防炎レースカーテンは特殊な素材や加工処理が施されています。
加えて遮像性・遮熱性といった機能や、インテリア性の高い美しいデザインが施されているものもあるでしょう。
このように機能性やデザイン性が高いほど、防炎レースカーテンの価格は高めになる傾向があります。
そのため、防炎レースカーテンを選定する際は、機能性と価格を考慮して選ぶようにするのがコツです。
洗濯やお手入れ方法に注意が必要
防炎レースカーテンの防炎機能を維持するには、洗濯やお手入れ方法に注意が必要です。
防炎レースカーテンには、難燃性ポリエステルなど防炎性能をもたせた繊維で作られたものと、繊維に防炎薬剤を加工して作られたものの2種類があります。
特に後者の場合、洗濯をすると防炎薬剤が落ちて防炎効果が失われる可能性があるため、取り扱いに注意が必要です。
洗濯の可否は、防炎レースカーテンに付いている「防炎ラベル」や「洗濯表示タグ」で確認ができます。
ラベルやタグに「水洗い洗濯・ドライクリーニング可」の表記や「ウォッシャブル」の記載があれば洗濯が可能です。
万が一間違って洗濯したことでカーテンの防炎機能が落ちてしまうと、専門業者へ再加工を依頼する必要があり、コストや手間が発生するので注意しましょう。
そのため、防炎レースカーテンを定期的に洗濯してきれいに保ちたい方は、洗濯機で洗えるタイプのものを選ぶのがおすすめです。
後悔しない防炎レースカーテンの選び方のポイント

後悔しない防炎レースカーテンを選ぶには、どのようなポイントに沿って選ぶと良いのでしょうか。
ここでは、カーテンを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。
防炎以外の付加機能もチェック
防炎レースカーテンを選定する際は、防炎以外のさまざまな機能もチェックしておきましょう。
例えば、遮熱・断熱機能を持つ防炎レースカーテンは、夏は外からの熱の侵入を遮り、冬は室内の暖かさをキープしてくれます。
そのため、1年中お部屋の快適な室温を維持しやすく、冷暖房の効率アップや電気代の節約も期待できるでしょう。
他にも、UVカット機能付きの防炎レースカーテンなら、室内へ有害な紫外線が侵入するのを防いでくれます。
家族の肌や健康を守ったり、大切な家具や床材の日焼けや劣化を防止したりできるメリットがあります。
道路に面した部屋や隣家が近い家の場合は、遮像・ミラー効果のある防炎レースカーテンもおすすめです。
このタイプは外からの視線をカットし、家族のプライバシーを守りつつ、採光性にも優れています。
最近では、花粉症の方に有効な花粉キャッチ機能付きの防炎レースカーテンも販売されているので、環境や好みに合う機能性の防炎レースカーテンを取り入れましょう。
正確なサイズのカーテンを選ぶ
防炎レースカーテンが持つ機能性や見た目の美しさを保つには、窓のサイズに合ったカーテンを選ぶことも重要です。
家の窓に合わせてカーテンのオーダーメイドを検討する際は、窓枠の寸法を正確に測る必要があります。
窓より長いカーテンだと布地が床にたまり、汚れや破れの原因につながるので注意が必要です。
一方窓より短いカーテンだと、防炎や遮像などの機能が十分に発揮されないケースもあります。
窓のサイズに合うカーテンの長さを採寸する際は、真っ直ぐ伸びるメジャーや安定した脚立、踏み台などを使って正確なサイズを測るようにしましょう。
お手入れのしやすさ
お気に入りの防炎レースカーテンを長く美しく使うには、お手入れのしやすさに注目した選定も大切です。
家の中に設置したカーテンには、日常的にほこりや汚れが付着します。
しかし、洗濯不可の防炎レースカーテンは、専門のクリーニング店に依頼するか、ブラシで表面のほこりを払う程度のお手入れしかできないので注意が必要です。
そのため、定期的に洗濯をしてカーテンを清潔に保ちたい方は、洗濯機で洗える防炎レースカーテンを選びましょう。
防炎レースカーテンはどこに付ける? おすすめの設置場所

家の中で防炎レースカーテンの設置に適した場所はいくつもあります。
ここでは、特におすすめの設置場所を3つご紹介します。
キッチンの窓
防炎レースカーテンを設置してほしい場所の一つ目は、キッチンの窓です。
キッチンは日常的に火や油を扱うので、火災が起きる可能性が比較的高い場所です。
そのため、キッチンの窓に防炎レースカーテンを設置しておけば、万が一火災が起きても延焼を防いでくれます。
キッチンをより衛生的な環境に保つためにも、洗濯機で洗える防炎レースカーテンを選ぶと油汚れや臭いの付着を防ぐことができるのでおすすめです。
暖房器具の近くの窓
石油ファンヒーターや灯油・電気ストーブ、こたつなどの暖房器具に近い窓も、防炎レースカーテンを設置するのにおすすめの場所です。
暖房器具を頻繁に使う冬場は、特に火災のリスクが高まります。
暖房器具の周辺は比較的高温になっているため、カーテンが揺れたり可燃物が近くにあったりする場合、知らぬ間に出火している可能性があります。
万が一火災が起きた際に備えて、暖房器具の近くには防炎レースカーテンを付けましょう。
隣家に面した窓
住宅が密集している都市部では、隣家に面した窓に防炎レースカーテンを設置するのもおすすめです。
万が一隣家で火災が起きた場合、窓を伝って火の粉や熱が入ると延焼が起きる危険性があります。
その点隣家に面した窓に防炎レースカーテンを設置しておけば、延焼を食い止められる可能性が高くなります。
室内の様子が見えにくい遮像効果の機能を持つ防炎レースカーテンを設置すると、プライバシーを守りながら防炎対策ができるでしょう。
オーダーカーテン通販【aiika】で取り扱うおすすめ防炎レースカーテン
ここでは、おしゃれな防炎カーテンを探している方に向けて、オーダーカーテン通販【aiika】が取り扱っている防炎レースカーテンを3つご紹介します。
機能性とデザイン性を両立したお気に入りの1枚を選ぶ参考にしてください。
オーナメント文様をプリントした防炎遮像レースカーテン「アナベル」
ナチュラルな風合いのシアー生地に優雅なオーナメント文様が大胆にプリントされた「アナベル」は、美しさと安全性を兼ね備えた防炎遮像レースカーテンです。
このカーテンは、特殊な断面形状を持つ糸が光を巧みに乱反射させるデザインが特徴です。
この技術によって、昼夜問わず室内が外から見えにくくなり、プライバシーを守りながら自然光を取り入れることができます。
また、消防法施工規則に準拠した防炎機能や遮熱・断熱・UVカット機能も備えているので、火災対策にもなります。
アナベルは洗濯機で丸洗いができるため、高い機能性と手軽なメンテナンス性を両立させたい方におすすめの防炎レースカーテンです。
シンプルなボーダー柄の花粉キャッチレースカーテン「モレナ」
洗練されたボーダー柄にダークレッドのアクセントが効いた「モレナ」は、モダンなインテリアに映える防炎レースカーテンです。
このカーテンには、花粉をキャッチする特殊繊維「エフコット」が使用されています。
独自の繊維構造によって、一般的なカーテンよりも多くの花粉やほこりをキャッチしてくれるので、お部屋の空気を清潔に保ちやすいです。
また紫外線をカットする機能も備えているため、大切な家具や床材の日焼けを防ぎながら、家族の肌を守ってくれます。
洗濯機で簡単に丸洗いできるので、花粉シーズンでも小まめに洗濯して対策したい方にぴったりです。
抗ウイルス加工を施して生地を清潔に保つ防炎ミラーレースカーテン「エアリア」
ナチュラルで爽やかな印象を与える「エアリア」は、シンプルなデザインながら抗ウイルス加工が施された高機能なレースカーテンです。
このカーテンは特殊な加工が施されているので生地表面を清潔に保ちやすいのが特徴です。
そのため、一般家庭はもちろん、衛生管理が重要視される医療機関や福祉施設などにも適しています。
遮熱・断熱機能も備えており、室内の温度環境を快適に保ちながら省エネ効果も期待できます。
他にも、太陽光を反射するミラー効果も備わっているので、外からの視線を効果的にカットしてプライバシーを保護できるのも大きな特徴です。
エアリアは洗濯機で簡単に洗えるため、健康や衛生面に配慮しながらプライバシー保護も大切にしたい方におすすめの防炎レースカーテンです。
防炎カーテンで安心して過ごせる空間に
防炎カーテンは、火災時に燃え広がりを遅らせる効果があるため、避難や消火活動のための時間を稼ぐことができます。
そのため、防炎カーテンを設置する際は、キッチンの窓や暖房器具の近く、隣家に面した窓など、火災リスクが高い場所や機能性を生かせる場所への設置がおすすめです。
防炎カーテンには、防炎機能だけでなく、遮熱・断熱機能やUVカット機能、遮像効果などの付加機能が充実したものも多く、幅広いデザインから選べます。
オーダーカーテン通販【aiika】には、デザイン性と機能性を兼ね備えた防炎レースカーテンを豊富に取りそろえています。
また、法人会員として登録することで、防炎カーテンのお買い求め金額10万円以上で10%OFFになるクーポンをご利用いただけます。
お部屋のインテリアに合うデザインと安全性が両立した防炎カーテンがたくさんあるので、お気に入りの1点が見つかるでしょう。
お部屋のテイストに合うおしゃれな防炎カーテンをぜひ探してみてください。
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