カーテンでできる防犯対策とは? 空き巣被害に遭わないためにできること!

空き巣被害に遭わないようにするためには、日頃から防犯意識を高めておくことが重要です。防犯用のグッズを取り入れて対策するのも有効ですが、カーテンの使い方や選び方によっても防犯性を高められることをご存じでしょうか。
今回は空き巣被害を避けるためにできるカーテンを使った防犯対策について解説します。また、防犯性の高いカーテンも紹介するので参考にしてください。
目次
カーテンでできる防犯対策
カーテンでできる防犯対策には次のようなものがあります。
- 日中はカーテンを閉めっぱなしにしない
- 夜間はカーテンを閉める
- カーテンの色や柄で性別や年齢が分からないようにする
日中はカーテンを閉めっぱなしにしない
カーテンでできる防犯対策として、日中はカーテンを閉めっぱなしにしないことが大切です。
なぜなら、夜間や日中にカーテンの動きがあると、空き巣犯は人の気配を感じるため、侵入することをためらうからです。
特に、厚手のドレープカーテンを一日中閉めるのは、留守にしているとアピールすることになるため、避けた方がいいでしょう。
日中はレースカーテンだけを閉めて、日光を部屋に取り込むのが一般的ですが、お出かけや旅行などで家を空ける場合でも、レースカーテンのみを閉めるのがおすすめです。
特に、昼夜を問わず外から家の中が見えづらいレースカーテンは、防犯対策にピッタリでしょう。
夜間はカーテンを閉める
日中はカーテンを閉めっぱなしにしない方がいいですが、夜間はカーテンを閉めた方が安全です。
夜に家の中で電気をつけると、外から室内がハッキリ見えてしまうからです。
日中閉めていたレースカーテンに加えて、ドレープカーテンを閉めれば、家の中を見られる心配はいらないでしょう。
また、帰宅直後は注意が必要です。カーテンを閉める前に食事や着替えをしているタイミングを不審者が見計らっている場合があるからです。
可能であれば、電気をつける前にすべてのカーテンを閉め切ってしまいましょう。
カーテンの色や柄で性別や年齢が分からないようにする
防犯対策として、カーテンの色や柄で住人の性別や年齢が分からないようにすることも大切です。
カーテンは面積が大きく、部屋の雰囲気を左右する重要なインテリアとなるため、可愛いカーテンを選びたいと考える方も多いでしょう。
しかし、ピンク色や花柄のドレープカーテンやフリルが付いたレースカーテンなどを選んだ場合、その家に女性が住んでいることが空き巣犯に知られてしまう恐れがあります。
そのため、防犯対策としてカーテンを選ぶ場合は、モダンなデザインやシックなデザインのカーテンを選択するのがおすすめです。
侵入窃盗の手口は「空き巣」が多い
そもそも、防犯対策としてのカーテンの役割が重要になるのは、侵入窃盗の手口が関係しています。
警察庁の発表によれば、令和4年には36,588件の侵入窃盗が認知されており、そのうち29.0%が空き巣によるものでした。
また、住人が寝ている間に侵入する忍び込みが11.5%、住人が別の部屋に行っている間に侵入する居空きが2.4%であることから、空き巣の手口が多いことが分かります。
出典:警視警察庁 住まいる防犯110番.「侵入窃盗データ」. https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_b_1.html#:~:text=%E4%BE%B5%E5%85%A5%E7%AA%83%E7%9B%97%E3%81%AE%E6%A4%9C%E6%8C%99%E4%BB%B6%E6%95%B0,%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%80%82 , (2023_05_22).
ここでは、空き巣犯がどのようなポイントをチェックしているのか、どこから侵入するケースが多いのかを解説します。
空き巣が見ているポイント
空き巣犯が狙う家を探す際にチェックするポイントは次のとおりです。
- 留守の時間が長い
- 普段から鍵を閉めない
- 鍵の閉め忘れが多い
- 侵入の手間がかからない
- 出入り口が人目につきづらい
空き巣犯は家を空ける時間の長さをチェックし、窃盗のための時間を確保しようと考えます。
また、どれだけ簡単に侵入できるかどうかもチェックしています。住宅内に侵入するのに時間がかかる場合、侵入すること自体を諦めるケースがあるからです。
では、それらの情報はどのように収集されているのでしょうか。
それは窓です。空き巣犯は窓から室内を覗き、家族構成や生活サイクルなどを確認して、空き巣に入れるかどうか、入れる場合はどのタイミングでどこから侵入するかを考えています。
空き巣は「窓」から侵入する場合が多い
空き巣犯が侵入する住宅を決めた場合、どこから侵入するケースが多いのでしょうか。
こちらも警察庁の発表によれば、一戸建て住宅の場合は窓から侵入する場合が多く、共同住宅でも玄関の次に窓から侵入される場合が多くなっています。
特に一戸建て住宅への侵入窃盗の場合、半分以上の侵入経路が窓となっており、表出入り口の2倍以上となっているため注意が必要です。
出典:警察庁 住まいる防犯110番.「手口で見る侵入犯罪の脅威」. https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_d_1.html, (2023_05_22).
空き巣に狙われやすい家の特徴
空き巣で狙われやすい家の特徴は次のとおりです。
- ひっそりとしている
- 防犯への意識が低い
- 侵入経路が多い
周りに人の気配を感じられず、侵入したとしても見つかりにくそうな家は、空き巣犯の格好の餌食となります。
また、留守かどうかが判断しやすい家も空き巣犯が狙いやすいといえるでしょう。
ガレージに車がない場合やポストに郵便物が詰まっている場合に加え、昼間にカーテンが閉めっぱなしになっている場合は、不在であると判断しやすくなります。
それに加えて、防犯への意識が低い家も、空き巣犯に狙われやすいでしょう。
表出入り口や窓の鍵の閉め忘れが多い場合や防犯カメラがない場合などは、侵入しやすい家として認識される場合があるため、注意してください。
さらに、カーテンで性別や年齢が判断できる場合、常にカーテンが開けっ放しの場合も、防犯意識が低いといえます。
次に、侵入経路が多い家も注意が必要です。
死角になる場所が多い場合や誰でも入れる共用部がある場合などは、空き巣犯に狙われやすいので気をつけましょう。
長期間家を空けるときはレースカーテンだけにする
自宅を長期間空ける場合は、レースカーテンだけを閉めるのがおすすめです。
常に厚手のカーテンを閉めていると、不在を知られてしまい、空き巣犯に狙われやすくなるからです。
ただ、カーテンをすべて開けておくと、生活や行動に関する情報を空き巣犯に与えることになるため、レースのカーテンを閉めておきましょう。
また、ドレープカーテンを閉め切らずに、レースカーテンと併用して防犯対策とする方法もあります。
いずれにせよ、空き巣犯に留守を悟られないような工夫が必要です。
防犯対策に向いているカーテンの種類
防犯対策に活用しやすいカーテンの種類は次のとおりです。
- ミラーレースカーテン
- 遮像レースカーテン
- ドレープカーテン
それぞれ詳しく解説します。
ミラーレースカーテン
ミラーレースカーテンは防犯対策に活用できるカーテンです。
カーテンの表面に光沢にある糸が使われているのが特徴で、屋外から室内は見えにくいものの、室内から屋外の様子は見えやすいため、防犯対策にピッタリのカーテンといえます。
また、低価格な製品も多く、手に入れやすいのもポイントです。
遮像レースカーテン
遮像レースカーテンも防犯に適したカーテンです。
遮像レースカーテンとは、昼夜を問わずカーテンの向こう側が見えにくくなるよう製造されたレースタイプのカーテンのことをいいます。
夜であっても屋外から室内が見えにくくなるため、プライバシーを保ちやすいというメリットがあり、共同住宅の1階など人通りのある場所に住む場合におすすめです。
ドレープカーテン
ドレープカーテンも状況に応じて使えば防犯性を高められます。
日中はレースカーテンのみを閉めておくのがおすすめですが、夜間は屋外から部屋の明かりが丸見えとなるため、安心して過ごしにくくなります。
夜間はレースカーテンとドレープカーテンを一緒に閉めることで防犯効果を高められるでしょう。
オーダーカーテン通販【aiika】で防犯対策におすすめのカーテン
オーダーカーテン通販【aiika】では、防犯性の高いさまざまなカーテンを取り扱っています。
ここでは、防犯対策におすすめのカーテンを3つ紹介します。
自然光で明るく過ごせる光を採り込むレースカーテン「ブライトベール」
1つめは、自然光で明るく過ごせる光を取り込むレースカーテン「ブライトベール」です。
大手化学メーカーが開発した特殊繊維を使用しており、外からの視線を遮ってプライバシー性を高めながらも、自然光を室内にたっぷり取り込めるため、部屋が明るくなるのが特徴です。
また、紫外線を大幅にカットする他、遮熱性・断熱性が高いので、部屋を快適に保てます。
上品でぎらつきのない適度な光沢があるため、どのようなスタイルの部屋にも合わせやすいでしょう。
夜も透けにくいプレーンで艶やかな防炎遮像レースカーテン「ベール」
2つめは、夜が透けにくいプレーンで艶やかな防炎遮像レースカーテン「ベール」です。
こちらも大手化学メーカーが開発した特殊繊維を使用しています。防炎生地となっているため、高層マンションでも利用可能です。
昼夜問わず透けにくいカーテンとなっているため、室内のプライバシー確保に向いています。
また、自宅での洗濯が可能となっており、洗濯ネットを使えば型崩れすることなく丸洗いができるのも特徴です。
ポップなカラーのカジュアルなワッフルドレープカーテン「ワッフル」
3つめは、ポップなカラーのワッフルドレープカーテン「ワッフル」です。
無地のシンプルなワッフル生地のカーテンで、部屋をカジュアルに演出できます。
何種類ものカラーがあり、好みに合わせたカーテンを選びやすいのも特徴です。
カーテン自体が透けにくく、レースカーテンと合わせて使うことで、プライバシーを保ちやすくなるでしょう。
まずカーテンから防犯対策を見直してみよう
今回はカーテンでできる防犯対策について解説しました。
留守中のカーテンの閉め方や、カーテンの選び方によって、防犯性能は高められます。空き巣被害を受けないようにするためにも、高い防犯意識を持つようにしましょう。
また、オーダーカーテン通販【aiika】では、防犯性の高いカーテンを数多く扱っていますので、カーテンの購入を考えている方はぜひチェックしてみてください。
カーテンを人気シリーズから探す